一昨日、母方の叔母から電話があった。
昨日は父方の伯父から電話があった。
いずれも、香典返しのお礼の電話だった。
納骨を先に延ばしたので、お礼をいつすればいいのかのタイミングが分からなかったんだけど、デパートのギフトサロンで聞いたら、お礼状の例文は色々あるから、気にしなくていいことが分かった。
叔母は、私が子供の頃から夫婦仲が良くて、今でも、じゅん散歩みたいに近くを二人で歩いているという話を聞いていた。
もう80になるかなと思う叔母に、叔父さん元気ですか?と尋ねたら「うん、もう大分歳だけどね」と笑っていた。
そんな叔母なので「叔母さんみたいに、歳をとっても一緒にいられるのが羨ましいです」って、つい口に出ちゃった。
叔母は、一人になった私のことを心配してくれたみたいで、一瞬、言葉に詰まっていた。
伯父は、今年の春に連れ合いを亡くしているけれど、それでも90歳近くまで伯母と連れ添った。
そうだよね。
まだまだ早いよ。
昔、お爺ちゃんお婆ちゃんになっても、チャーミーグリーンのCMみたいに手を繋いで歩こうねって言ってたよね。
俺の方が足腰弱ってて「爺さん、何してるの」って怒られてそう、そう言ってたのに。
足腰弱るまで、杖つきながら一緒に歩きたかったよ。