SAKUCHINです。
心に傷を負い、トラウマに囚われて部屋から出られなくなってしまったあなたへ
鳥かごに囚われてしまったあなたが、もう一度青空を自由に羽ばたいている未来を信じてこのシリーズを書いています。
発達障害(ADHD・ASD・LD)・境界知能グレーゾーン・イジメ・不登校・PTSD・ひきこもり・抑うつ、毒親育ち、アダルトチルドレン、辛い現実を乗り越えて青空に飛び立てます様に
では、よろしくお願いします。
あなたが心に作った壁
拒絶の感情は非言語的に相手に伝わります。
その非言語的な意識の伝達によって、
『人の話を素直に聞きなさい』と言われ
その言葉に、更に怒りの感情で心を満してしまう。
そこでオススメなのがニュートラルでいる事
ニュートラルとは中立ということで、先入観を持たないということです。
先入観を持たず客観的に物事を観察して、全体像を見て正しい判断ができるようになりたいですね。
ニュートラルな感情を保つためのトレーニングの一つに日記があります。感情を文章としてアウトプットする感情の言語化です。
ノートに書きだすことで心の中を整理して
少し時間をおいてから読み返す。1日後、1週間後、冷静になってから読み返すと、良い事も悪いこともまた違った判断ができるはずです。
ただ、心と体が健康ではない時、物事をニュートラルに受け止める事はとても難しいことです。健康とは、生活習慣が健全で地球の活動と同期したサーカディアンリズムに従って生活できていると言うこと。
スピリチュアルな考え方では無いですよ。
あくまでも、人類の進化における脳科学のお話です。
体調が悪く、朝起きられずに夕方まで寝てしまう。
朝まで眠れないから昼間寝る
昼間寝るから夜眠れない。
夜更かしするから朝起きられない。
卵が先か、ニワトリが先か?
人は、朝起きて朝日を浴びることで
体内時計をスタートするよう進化したのだから、夜起きていることは進化に逆行している。
前回の記事はこちらから↓
今日は『病気が治ることよりも大切な事』について話して見たいと思います。
今日の結論
『 今日を楽しむ 』
もとの自分に戻ると言うこと
鳥かごに囚われて長い年月がたち
病院に通っても体調が良くならない。
でも何かひとつの原因が、あなたを鳥かごに閉じ込めたわけではなく、あなたの性格、生活習慣、行動、家族歴、遺伝など多くの事がからみ合って病気と言う症状になったのです。
あなたはもとの生活に戻りたいと考えているかもしれません。実際、メンタル疾病でひきこもってしまった多くの人がもとの生活に戻りたいと言います。
では、もとの生活とはどの様なものだったでしょうか?
へとへとになって家に戻り
お風呂に入るのも面倒で
お酒を飲み
スマホを意味もなく眺め
面白そうなアニメを見ても
気が付いたら朝になっている
時間がなく
朝食もとらず
家をでる。
そうだ、途中でコンビニで何か買おう
もとの自分に戻っても
また病気になってしまうでしょう。
それは、もとの生活があなたを鳥かごに閉じ込めてしまった原因を含んでいるからです。
『脳疲労』の状態、ぎりぎりの精神状態でかろうじて生活していたにすぎず、何か一つ歯車が外れたらもう体が動かなくなってしまう。
その何か一つが
- 失恋
- セクハラ
- パワハラ
- 借金
- 新たなタスク(仕事・勉強)
様々な要因があるでしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか
それはとても明確なことで
『生活を整える』事です。
体の不調
あなたが鳥かご(部屋)こもった理由は何だったにしろ
あなたは、夜眠られなくなってしまったことでしょう。
昼間に眠り夜眠られないということは、脳疲労の状態です。
これは、自律神経系の体調不良を引き起こすだけではなく。様々な障害を引き起こします。
睡眠障害
不規則な睡眠パターンが続くことで、不眠症や断続的な睡眠などの睡眠障害が発生しやすくなります。
免疫力の低下
十分な睡眠が取れないことで、免疫力が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなります。
肥満・代謝障害
夜遅くに食事を取る習慣があると、肥満や糖尿病のリスクが高まることがあります。
消化器系の問題
夜遅くの食事や不規則な食事時間が続くと、胃もたれや消化不良などの消化器系の問題が起こりやすくなります。
心臓病のリスク増加
長期間にわたる不規則な生活習慣は、高血圧や心臓病のリスクを増加させることがあります。
そして、体の不調から心の不調へ
心の不調
睡眠不足など不規則な生活習慣が続くと、気分が落ち込みやすくなり、抑うつ状態に陥るリスクが高まります。
体の不調ががメンタルに影響を及ぼすのです。
正確には、心の病は脳の機能不全なのですが
不安障害
十分な休息が取れないことで、ストレスや不安が増し、不安障害が発生することがあります。
注意力・集中力の低下
睡眠不足や不規則な生活が続くことで、注意力や集中力が低下し、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。
イライラや感情の不安定
睡眠不足や生活リズムの乱れにより、イライラや感情の波が激しくなることがあります。
社会的孤立感
周囲の人との生活リズムが合わなくなることで、社会的な孤立感を感じることがあるかもしれません。
これらの不調を避けるためには、規則正しい生活習慣を維持することが重要です。
病気を治すことよりも大切なこと
心気症と言うものがあります。
心気症(しんきしょう)は、身体の健康に過度な不安や心配を感じる状態を指します。現在では、より広く「病気不安症」や「健康不安症」とも呼ばれることもあります。
この症状を持つ人は、軽微な体の不調や正常な身体反応を深刻な病気の兆候と解釈し、強い不安を感じることが多いのだそうです。
いつまでも良くならない心身の不調の中で、あなたはこんな生活が一生続くのではないかと不安になる。
でも本当は
病気を治すことよりも大切な事があります。
それは、毎日を楽しく暮らすと言う事です。
精神疾患の場合、治癒の概念は物理的な病気と比べるとやや曖昧です。
多くの精神疾患は慢性的であり、完全な治癒が難しいことが多いです。
そのため、治療の目標は主に寛解と症状の管理に焦点を当てることが一般的です。
寛解とは、精神疾患の症状が大幅に軽減し、日常生活において正常に機能できる状態を指します。
1.完全寛解:症状が全く現れない状態。
2.部分寛解:症状が大幅に軽減されているが、完全には消失していない状態。
治癒しないかもと疑うよりも
『たとえ病気であったとしも今日一日を楽しくすごせることの方が大切だと思います。』
もしあなたが、病気が治らないことで
主治医を責めたり
家族にあたったりしているとしていたら
寛解からは遠ざかっているのです。
人と人とのふれあいに
感謝の気持ちを持たないのであれば
愛情ホルモンであるオキシトシンは分泌されず
幸せな気分になることは難しいでしょう。
今日を楽しむ
卵が先か、ニワトリが先か?
あなたを変えることが出来るのは、
あなたの自身の意思なのです。
多くの人たちが自分一人で解決しようとした結果
(我慢して抱え込むことも含め)
トラウマを抱えて生きる苦しみから逃れられなくなっているのが現実です。
もしあなたが心に傷を負った直後であるならすぐに誰かに助けを求めてほしい。
まだ鳥かごの扉は開いています。
しかし、やがて鍵がかかりあなたは鳥かごに囚われてしまいます。
ただし、今現在虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト等)を受けている場合は直ちに専門家の助けが必要です。
でも、これだけは信じて欲しい。
あなたの価値はあなた自身が決めるのです。
人生の意味はあなたが与えるのです。
明確な答えは無いとしても、態度・行動・言動・表現・癖・野心・習慣・人格など、あらゆる行動があなたの人生に意味を与え、意味と合致していきます。
大丈夫。必ずまた大空を羽ばたける様になるから自分を信じて。
病気を治すという事よりも大切なことについて考えてみました。
それは、毎日を楽しく過ごすという事です。
仮に病気が治らないとしても、それはそれとして
人生を楽しんでください。
そして、そのためには、体と心を整えることがとても大切だと思うのです。
では、今日はこの辺で
もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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