中米の国々の様な小国である発展途上国の大きな問題の一つに、指導者たるものもっていなくてはならない指導能力の欠如がある。指導能力の欠如は多分野の指導者に顕著に現れる。この問題は国家規模の重要な問題でありるが、これは企業や国の行き先を明確に示されない国民はなすすべが分からなく、経済発展の最短ルートを直進せずに迷宮入りし、さまよう事になるからである。行く手がはっきり示されなければ、発展なぞはまるで幻影のものになってしまう。
中米ではこの指導能力の欠如が民間セクターで確認出来るのだが、その代表的な結果が企業、及び雇用の数の不足だ。当然ながら指導能力を欠かさずに持っていなければならない起業者が十分に居なければ企業も少なく、雇用も少ないと言った事態となるが、中米の民間セクターではこのロジックが当てはまる。また、中米では零細企業数がより大きな企業に対して圧倒的に多いのだが、指導能力に劣った企業家が成功した挙句に事業を拡大出来る筈が無いので、この結果は当然のものである。更に言えば、中米の零細小企業の経済部門を代表する企業連盟は殆どなきに等しいのだが、これも貧弱な指導能力が生んだ結果である。
上記の現状は中米の政界でも反映されているが、その最も悪しき例の一つは各国会議員の国民による信頼の無さではないだろうか。各国の国民を対象としたアンケート調査によると、中米の国会議員は政治家どころか国を率先する如何なる組織に属する者の中でも最も悪評を誇るが、その理由は国の利益を優先した形で任務を実行していないからだ。
この悪名高き国会議員の的を得ない振る舞いの最近の例では、中米地域では既に高いレベルにあるコスタリカの国会議員自らの給料を月給US$9,000に引き上げ、現状の2倍に増やす法案を可決した。最低賃金が月給約US$200に満たなく、財政赤字にある中米でこの様な、政府予算を大きく増大させるとんでもない方策を施行したらどの様な政治問題になるかは、中米に居られない方々でも容易に想像がつくだろう。幸いにも先日就任したばかりのコスタリカ大統領は同法案に対して拒否権を行使したので法案は行き詰まり、それ以上の進展は見込まれないが、こう言った議員の傲慢な態度に国民からの信頼感を十分に得られない、指導能力の欠如が理解出来るだろう。
場所は変わって、日本はどうだろうか。実は今回の記事の題名は、小職が愛読する政治・経済週刊誌「The Economist(ザ・エコノミスト-イギリスで発行の英字新聞)」の最新号に掲載された記事からアイディアを得たのだが、その記事の題名は「指導者無き日本(リーダーレス・ジャパン)」。先週発行された号なので、この題名が鳩山首相の辞任の記事を指している事は即分かる事だろう。
同記事では、2006年から日本は5人の首相が就任した、と日本の政治家の弱き姿を嘆いているが、政局不安定の中米でも任期満了出来ない大統領は近年では珍しい。一方では日本の民間企業も、圧倒的な力を誇っていた過去とは裏腹に勢いの衰えが明確であり、変革をもたらすべくリーダーの姿は見当たらない。上述の記事に日本国旗の日の丸が抜け落ち、落下し続けるイラストがあるが、どこまで落ちる事やら・・・。
(1から続く)
景色に関して更に言えば、高級コーヒーの産地は高地なので、当然ながら1,000-1,600メートル級の高度から楽しめる光景を満喫出来る農園もある。中米ではこう言った光景は起伏の激しい火山帯や湖が、見た者が瞬きを忘れる程に美しいものにしている。この特筆すべき例として、あるイギリスの有名な著者が世界で最も美しい湖とした、数々の火山に囲まれたグアテマラのアティトラン湖があるが、高度約1,600メートルのその湖畔から上がる傾斜面に位置する農園の景観は絶景と言う他に無い。当然ながら、他の地域にも素晴らしい景色を持ち合わせている農園が数々ある。
更に自然愛好家にとって特典となる中米のコーヒー農園の楽しみ方がある。と言うのは農家によって、保有する農地の一部を一度も手付かずにしているものも居るのだが、これが原生林として広い土地である 場合も多くある。この原生林の植生等の生態系の豊富さは言うまでも無く、美しい限りの環境となっている。よって、中米の農園では農園ごとに趣の違った熱帯の自然や景観を満喫出来る森林公園が楽しめる。
以上が中米のコーヒー農園を取り巻く環境の素晴らしさだが、次回はこれらの農園にまつわる風土・文化などの財産の素晴らしさを紹介したい。
景色に関して更に言えば、高級コーヒーの産地は高地なので、当然ながら1,000-1,600メートル級の高度から楽しめる光景を満喫出来る農園もある。中米ではこう言った光景は起伏の激しい火山帯や湖が、見た者が瞬きを忘れる程に美しいものにしている。この特筆すべき例として、あるイギリスの有名な著者が世界で最も美しい湖とした、数々の火山に囲まれたグアテマラのアティトラン湖があるが、高度約1,600メートルのその湖畔から上がる傾斜面に位置する農園の景観は絶景と言う他に無い。当然ながら、他の地域にも素晴らしい景色を持ち合わせている農園が数々ある。
更に自然愛好家にとって特典となる中米のコーヒー農園の楽しみ方がある。と言うのは農家によって、保有する農地の一部を一度も手付かずにしているものも居るのだが、これが原生林として広い土地である 場合も多くある。この原生林の植生等の生態系の豊富さは言うまでも無く、美しい限りの環境となっている。よって、中米の農園では農園ごとに趣の違った熱帯の自然や景観を満喫出来る森林公園が楽しめる。
以上が中米のコーヒー農園を取り巻く環境の素晴らしさだが、次回はこれらの農園にまつわる風土・文化などの財産の素晴らしさを紹介したい。
中米のコーヒーがおもしろいのは、その味や香りに魅力がある事に依存するのは当然の事だが、それだけではない所がこの地域のコーヒーに大いに付加価値を加える。このコーヒーを更に天下一品の、金やダイヤモンドと言うこの世のどの贅沢品にも変え難い物にするものの一要素として、そのコーヒーを取り巻くすばらしい環境がある。
この環境とは、コーヒーが生まれ育つコーヒー農園にまつわる環境を指すのだが、この環境の素晴らしさは気候、地形、景色、自然、生態の魅力が見事に交錯する事によって生まれる。特に一級品のコーヒーは高地で栽培されるのだが、低地では年間を通して暑い中米でも、上級コーヒーの産地である山地は涼しく、とても心地の良い気候条件が整った場所である。
また、中米のコーヒー栽培は熱帯の強い直射日光の影響を避ける為に、コーヒーの木より高い樹木の下に生育させる、いわゆる陰下栽培を行う。コーヒーの木の陰となるこれらの木々がもたらす利益には、農園の涼しい環境や新鮮な空気があるが、それだけではなく、木々がより多くの動植物の生存環境を与えるお陰で農園がバード・ワッチング等が楽しめる森林公園にもなっている。しかも、陰となる木々は、狭い中米の国土でも気候や土壌と言った条件が地域によって異なる事-これを微気候(英語でmicro climates)と言う-を反映し異なる木々が栽培されるので、植生も農園や農園が属する地域によって変わるので、農園の景色も多種多様だ。(次回に続く)
この環境とは、コーヒーが生まれ育つコーヒー農園にまつわる環境を指すのだが、この環境の素晴らしさは気候、地形、景色、自然、生態の魅力が見事に交錯する事によって生まれる。特に一級品のコーヒーは高地で栽培されるのだが、低地では年間を通して暑い中米でも、上級コーヒーの産地である山地は涼しく、とても心地の良い気候条件が整った場所である。
また、中米のコーヒー栽培は熱帯の強い直射日光の影響を避ける為に、コーヒーの木より高い樹木の下に生育させる、いわゆる陰下栽培を行う。コーヒーの木の陰となるこれらの木々がもたらす利益には、農園の涼しい環境や新鮮な空気があるが、それだけではなく、木々がより多くの動植物の生存環境を与えるお陰で農園がバード・ワッチング等が楽しめる森林公園にもなっている。しかも、陰となる木々は、狭い中米の国土でも気候や土壌と言った条件が地域によって異なる事-これを微気候(英語でmicro climates)と言う-を反映し異なる木々が栽培されるので、植生も農園や農園が属する地域によって変わるので、農園の景色も多種多様だ。(次回に続く)