ステージ3の癌以上になってくると、それなりの治療が必要になってきます。
私たち人間の体の体の耐久性は、人それぞれ異なります。
抗がん剤治療に耐えれる年齢であるのか、また、薬そのものにアレルギーがあるなど患者によってもシチュエーションは変わってくると思います。
特に、お年寄りであれば自然な方法で体に負担が少ない方法が適切ではないかと、どんなハーブのどんな成分にどんな効果があるのか色々と調べてみました。なぜならハーブ作家ママの周りに該当する存在があるからです。できれば、無理なく最後まで生きてほしい、そう思っているハーブ作家ママです。
※治療の妨げになる場合もありますので必ず医師と相談してください。
癌とハーブとその成分
一言でがんと言っても、どんな場所であるか、どのステージなのか?症状もさまざま出ると思われます。ご家族の方の一つのアイデアにされては良いのかと思い、ここで記載させていただいております。しかし、全てのハーブをとっていれば元気になるのか?といえばそうではなく、できるだけストレスを軽減させれるかどうかというのが、家族ができる最大のことであると思います。ハーブを含む食物は、時として治療薬との相性がとても悪い場合もあります。ここでは、どのハーブがどのように役立っているのか?というところに焦点をおいて記載しています。
ポリフェノールの強力な抗がん剤作用
ポリフェノールは強力な抗がん剤作用を持っています。健康な方であれば、ポリフェノールと聞くと”赤ワイン”を連想されると思いますが、セロリやパセリ、グァバ葉にはアピゲニンというフラボンを多く含んでいて、強力な抗がん活性を持ち合わせています。
特に、グァバ葉に含まれるアピゲニンは綱膜炎症にも効くと言われています。
これらのハーブは、乳がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんなど、私達を悩ますがん細胞の多くの成長を塞いでくれると研究では言われています。セロリは食物繊維を多くふくむので、食べすぎるとお腹をこわしてしまいます。パセリなどは細かくみじん切りにしてお料理に混ぜてあげることができますので、チャレンジするのはさほど難しくないように感じています。
ウコンとジンジャーの抗炎症作用
古代よりウコンに含まれるターメリックとジンジャーは薬草としての役割を果たしていますが、癌においても一役かっているようです。
癌のみでなく、心臓病や糖尿病にも良いとされているこの成分は、痛みの軽減にも良いとされていて免疫機能を高めてくれます。
ウコン、ジンジャー
両者とも炎症マーカーを激少させて、慢性的な痛みを和らげることができ、慢性的な痛みを和らげ、吐き気を抑え、免疫機能を改善することができると研究結果で出ているそうです。
ウコンと聞けば二日酔い対策、ジンジャーと聞くと風邪というイメージですが、癌治療を頑張っている人も応援してくれる食材のようです。
癌とハーブ
ミント、タイム、マジョラム、オレガノ、バジル、ローズマリーなどに含まれているテルペンは、がんの成長に関係する多くのがん遺伝子の機能を抑制することでがんの成長を遅らせるとされています。これらのハーブには、ウルソル酸という成分が含まれており、がん細胞を攻撃する機能を持っています。
念頭に置いていただきたいのですが、お薬のように毎日ハーブを摂取した方が良いのかと聞かれるとそうではありません。例えばローズマリー。認知症に良いとされていますが、毎日継続的に摂取することで腹痛を起こしてしまったりと効能が裏目に出てしまう場合もあります。自然療法が用いられていたのは、近代に「癌」という病気が出てくる随分前のものですので、必ずしもハーブだけ摂取していれば健康になれるというわけではありません。
お薬の邪魔にならないハーブを、適度に利用して、抗がん剤治療などによる体のダメージを極力和らげるために使用するためのものであると考えたほうが良いかもしれません。ここの書かれているハーブは、日本人にとってあまり馴染みのないハーブであるともいえますので、高齢者の方のお口に合わないかもしれません。ミントをアイスクリームに混ぜてあげると食べやすいかもですね。
ビタミンCとイソフラボン
オーソモレキュラー療法でも活用されている高濃度ビタミンCと、私たちが食物から摂取するビタミンCでは濃度がかなり違うため、家庭での治療方法としては適切ではありませんが、ビタミンCは水溶性ですので、多く摂取いても体外へ排出されていきます。
大量のビタミンCは、ほとんどの種類の抗がん剤との相性が良いとされているようです。癌とビタミンCについてはたくさんの著書に記載されていいますが、人間が摂取する食物の質がよくなるにつれて、病気の威力も間してきているのは確かですので、食べ合わせ、飲み合わせはクリニックから配信されているページと合わせて考慮するのが良いと思います。
イソフラボン
男性の前立腺癌の研究で注目されている成分です。
大豆に多く含まれていますので大豆を多く使用した食品、味噌、きな粉、豆腐などからご家庭で摂取することが可能です。
また、子宮がん、卵巣がん、乳がんの発生率も低下させてくれる成分です。
毎日味噌汁を好んで摂取している日本人にとっては、摂取するのにさほど難しくない食品であることは確かです。
イソフラボンやビタミンCにおいて調べたところ、特に治療の妨げになるようなことは記載されていませんでした。ビタミンCに興味のある人はこちらのサイトがおすすめです。
緑茶と癌
緑茶が健康に良いというのは、一度は読んだことがある人が多いのではないでしょうか?緑茶の中に含まれるカテキンが、美容に良いとされて世の中で緑茶ブームになったのはつい最近のことでした。
カテキンには、発ガンを制御する能力があるほか、癌の成長の抑制、がん細胞の自滅死の促進、癌の転移抑制などが挙げられます。
私たちが普段口にしている緑茶であれば、ほとんどの治療の妨げにもならず患者様にも気づかれず提供することができるのではないでしょうか?
自然療法とは?
自然療法とは、中世紀以前に使用されていたハーブを用いた医療方法です。現代においては、自然の恵みから天然の成分で症状を和らげることを目的とした方法です。
中世紀より前の病状を改善するものですので、近代現れた新しい病気にも対応できるかといえばそうではないことは確かですが、人間が昔より体を良くしていた方法には間違いがありませんので、お医者様と相談しながら活用していただけたら幸いです。
自然療法の中でも、最大の特効薬は家族の人の笑顔
と愛情
です。治療に励める活力を与えてくれるからです。日本では昔から「病は気から」と言われています。
これは風邪の症状でも、うつの症状でも、どんな病気にも必要とされる最大の自然療法です。







