今回は、バッテリー点検で判明したバッテリー端子の腐食になります。
バッテリー端子の腐食はまあまあ有るのですが、見た感じが酷いので写真で載せようと思いました。
下の写真のレッツ4が今回の車両です。
黄色矢印のネジを緩めてバッテリーリッドを取り外していきます。
オレンジ色囲みがバッテリーです。
赤色囲みのバッテリーの端子部分が白く粉をふいた様な状態になっています。
赤色矢印のバッテリー端子のナット部分まで、びっしりと粉が詰まっています。
バッテリーケースの下側(赤色囲み部分)も白い粉が堆積しています。
赤色囲みのバッテリーに接続するギボシ端子のプラス、マイナス両方共に腐食が進行しています。
下の写真の左側の端子は別車両の正常なプラス端子で、右側が現車の腐食が進んだ端子です。
(紫色線が腐食して無くなってしまった端子の元々の形状です。)
黄緑色囲みは新規に造り直したマイナス丸端子です。
赤色囲みのプラス端子は腐食部分を研磨しました。
(銅線部分は大丈夫そうですので、端子の形を整えて再使用します。)
赤色囲みは交換の為、切り取ったマイナス端子です。
ギボシ端子部分の腐食だけではなく銅線部分が黒く変色していたので交換しました。
バッテリーについては、バッテリーテスターで測定しましたが全く駄目だったので新品交換しました。
下記のブログに関連内容を載せていますので、宜しければご覧下さい。
※、バッテリー、バッテリーケース、端子は腐食が残らない様に綺麗に清掃して組み立てていきます。
銅線の変色している範囲が広い場合は、変色が無い位置から新規に配線を引き直す方が無難です。
バッテリーの白い粉はバッテリーが充電、放電を繰り返す時に発生するガスが主原因の様です。
バッテリー劣化が進むとガスの発生も増えてくるからだと思います。
自動車等でも、昔からバッテリー端子に白い粉が付いてくるとバッテリーの寿命だと言う人も多かったと思います。