バッテリーテスター | 「オートハウス東」大阪府貝塚市のバイク店

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今回は、バッテリーテスターについて説明をさせて貰おうと思います。

特にインジェクション車においては、セルモーターが問題なく回りバッテリー電圧も規定以上の場合でも

故障状態を引き起こす場合があります。電圧だけクリアしていても内部劣化等で駄目な物も多い為です。

(バッテリー内部の劣化、特に各セル間の電圧のバラつき等が影響すると聞いています。)

 

以前より当店ではバッテリー点検にMIDTRONICSのバッテリーテスターを使用しています。

下の写真はMIDTRONICSのバッテリー毎の測定レンジの表です。

今回は古河電池のFTX4L-BS(ピンク色囲み)を使用しようと思います。

 

バッテリーテスターのクリップをキッチリとバッテリー端子に嵌めます。

(クリップ両端それぞれに配線が有りますので、接触不良にならない様に注意します。)

キッチリとクリップが接続できると水色囲みに数字が表れます。

バッテリーテスターの矢印ボタンでFTX4L-BS規定レンジの31に合わせます。

 

測定ボタンのTESTを押し暫くすると、バッテリー電圧12.22V(黄色囲み)と赤色矢印のバッテリー不良の表示が表れます。このバッテリーは要交換と判断します。

 

次に別の2個目のバッテリーを測定してみます。バッテリー電圧12.17V(黄色囲み)とオレンジ色矢印の測定不能の表示がでています。このような場合は充電してから再測定を行います。

 

次に別の三個目のバッテリーの測定をしてみます。

バッテリー電圧13.01V(黄色囲み)で黄緑色矢印も良好を表示していますのでクリアです。

 

下記のブログも宜しければご覧下さい。

 

※メーカー基準によると、バッテリー電圧12.6V以上が規定となっています。

バッテリーの電圧だけで良否を判断すると、バッテリーが原因となっている始動不良、アイドリング不良、息つき、リミッターが作動した様な加速不良を見落とす可能性もあります。

不良判定がでた場合、大抵直ぐに駄目になりますのでバッテリーテスターは非常に役立ちます。

メーカー等でもバッテリーテスターでの測定を推薦しているみたいです。