ブレーキランプ球とテールランプ球は呼び名が違いますが同じ物の呼称です。
1つの電球で尾灯(ナンバー灯)とブレーキランプ(制動灯)の2つの役割を持っているからです。
(1つの電球内にフィラメント(発光する部分)がブレーキランプ用と尾灯用の2個付いてます。)
交換手順ですが先ずピンク色〇のプラスネジを外します。(写真はスズキのレッツです。)
橙色↑のウィンカー球と青色↑のテールランプ球は押し込んだまま左へ回せば外せます。
今回のレッツはリヤウィンカーレンズがクリア(透明)の為、オレンジ色の色付きウィンカー球です。
通常、ウィンカーレンズがオレンジ色なら電球はクリア(透明)のタイプとなります。
テールレンズは赤色なので電球はクリア(透明)のタイプです。
組み立て手順は電球を押し込んで右に回して取り付けます。
テールレンズとウィンカーレンズを+ネジで締め付けます。
上のの写真は全て電球を外した状態です。この状態で台座の腐食、錆を確認して下さい。
錆は削り落とし綺麗にしますが、腐食が酷い場合はアッセンブリ交換(丸ごと交換)をします。
左側の茄子型電球の場合は黄色囲みの錆、汚れ等を綺麗にします。
水色矢印の接点の腐食、焼損や凹みが有れば電球交換します。
右側のウェッジ球の場合は赤色囲みの針金状の接点を確認し紙やすり等で磨いて下さい。
(写真はレッツでは無く他機種のテールランプ球です)
接点がまっ黒に変色していた場合、台座の方も綺麗に研磨し、球交換をする方がいいと思います。
※ウェッジ球の場合は差し込みタイプですから引っ張れば簡単に外れます。
使用直後の電球は、かなりの高温になっていますので火傷をする可能性が有ります。
電球は充分に冷ましてから作業して下さい。