ドイツ語に限らず

ヨーロッパ語は、ラテン語を起源としているので文法がとても難しい。

 

ラテン語は文法の複雑さに気が狂いそうになると、大学生の時に受講した先輩に聞いていたので受けることなく、なので今も知らないままです。

が、複雑なイタリア語を学んだ時に、ラテン語の更に複雑な部分を教えてもらい、

本当に気が遠くなりそう、と必須で学ばなければいけない国の子供たちに同情も。

 

英訳聖書のない時代、ラテン語ができる聖職者が超エリートだったことはイギリスの歴史からも察することができますし、今でもイートンなどエリート校では必須科目。

 

英語が一番文法が簡素だなんて、義務教育で苦しんだ日本人としてはうっそ~!な気持ちですけど。イタリア語とドイツ語を学んで本当にそう感じます。

英語は歴史が浅いから、より簡素化されたのでしょう。

 

 

識字率100%に近い日本では死語となった文盲(読み書きができない)ですが世界ではまだまだの国も。どの国の子供たちも、そうならない為に義務教育で学校へ通って将来のために正しい母国語を身につけようと努力します。

それを他国の、それも成人が学ぶのですから、簡単なことではない。

 

イタリア語を学ぶ時、先生は piano, piano(ゆっくり)と言ってくれます。

難しいことが分かっているから、焦らずゆっくりというのがお決まりのように。

イタリアの子供たちは正しい文法を学ぶための宿題も多く、それでも接続法をうまく使いこなせない大人もいるとか。。。

 

 

日本人にとって、主語と動詞の配列が異なる言語を学ぶことはとても難しいことですが、その第一歩に英語は、学ぶ順序として最適かと今は思います。

 

ヨーロッパ言語を1つマスターすると、あっという間に数か国語が出来るようになるとよく聞いていました。

 

イタリア語とスペイン語はほとんど同じで、イタリア語でスペインを旅行できたと、イタリアに10年住んでいた友人から聞いていましたし、

イタリアの留学生とスペインの留学生が難なく会話していた時、どうして?と英語で聞くと、言語が似てるから分かるんだと説明してくれました。

 

フランス語も文字で見るとイタリア語ととても似ています。疑問詞が後ろに来たのは驚きですが、文法はほぼ同じと考えていいのでしょう。活用はイタリア語より規則性があるので少し楽そうです。発音は難しい。

 

ドイツ語はこれらとまた異なり、完了形の過去分詞だけ最後だったり、nicht の否定語が終盤に来たり、最後まで文がどうなのか分からない所があります。

また分離動詞の分離部分だけが文末に来たりと文が完結するまで正確な意味が分からないじゃんあせる と思うけど。ドイツ人には途中で内容で分かって、形だけ付けてるのかしら?と推測したり。こういうところ、ある種、日本語にも似てるかな。

 

 

マルチリンガル(複数の言語ができる)になる

その感覚も分かり始めていますが、だからと言って簡単ではないので、それができた人はやはり大変な努力家だと思います。

成れるものなら私も成りたいけど。。。

 

今は日本に来た外国人が困っている時に Can I help you? とお手伝いするくらい。

しかも、まだ英語だけ。

最近では、高尾山口の駅前の案内図で困っていた外国のカップルに行き方を教えてあげました。

(これは初めて一人で来た時に私も理解できない案内図だったから気持ちがすぐ分かりました。なぜかというと現在地が道の上に印されているので現在地が分からない。工事中で実際の道は見えなくて、立っているのは道ではなくて駅前広場の端。私の時はザックを背負った人が右へ行ったので付いていきました)

また、高尾山では私自身も道を尋ねたりしました。

分かれ道で、たぶんと思う方角から登って来た人がたまたま欧米人で、その後ろに続く日本人はかなり遠くだったので。とても丁寧に、そして両方の道が目的地にいけるけど近道はこちらとか…

久しぶりに英語が使えるのは私にとって楽しいことでした。

 

 

以前京都旅行で伏見稲荷神社の頂上まで登った時、山頂に近づくほど外国人ばかりで、英語で励ましてもらったり。。。

 

 

これから日本に観光客が増えるようになると、役立てる機会も増えるでしょう。

電車の乗り換えでお手伝いしたことは結構あります。

 

電車で歌舞伎座まで一緒に案内したことも思い出すと楽しい↓

 


大学生の時は中学生の英語の家庭教師をよくしていました。

英語が苦手でそこから克服してきたので、できない子の気持ちも勉強の仕方を知らないことも理解できたので、指導の上手な先生だったと自分でも思ってます。

 

効率の良い実力をつける勉強指導をしていたので、成績がぐ~んと上がって英語を好きな科目にしてあげたから、親御さんにとても感謝されました。

基本のお月謝以外受け取らない決まりにしていたので、ボーナスをお断りしたのでお金では無くてプレゼントをいろいろいただいたかな 三毛猫

 

出身高校が有名進学校だったせいもあり、英文科なのにお母さんに頼まれてついでに数学を教えたことも複数人いました。中学での私の得意科目は数学だったから。

(高校生になったら得意科目なんてなくなりました。敢えて言えば古文が好きでした)

 

数学を教えて分かったことは、数学だけは能力差がある。

基本問題は解けるようになっても応用問題のレベルによって理解でる子と出来ない子がいる。出来ない子に無理やりは、能力の限界を超えて可哀そうと気づき、実力テストで満点を目指すのではなくて、確実に8割取れるように指導しました。

 

英語と数学の成績があがって教え子が希望以上の高校へ進学できたことが、今思い出すと一番うれしいことだったかな。忘れていた出来事 三毛猫

 

今は自分の勉強で忙しいけど、

学習についていけない子の学習指導をボランティアでしたいとも思っています。

複数人を同時にみるのが苦手で、その子供一人一人の様子を見ながら理解度に合わせて教えるのを得意としていましたから、するとしても、そうなるでしょう 三毛猫