オーストラリアの学校訪問日記が出来上がりました！
学校の隅々まで見学しましたのでご参考にしてください。
訪れる観光客が年々増えている日本ですが、移民の数となると世界の中ではかなりの下位で人口に占める割合としては1.7％だそうです。
オーストラリアはもともと先住民アボリジニが住み始めた後に、ヨーロッパ人や中国人の移民が始まり・・・という歴史に加えて移民政策を進めている国なので、本当に多人種が共生しています。
都市によっては人口の30%以上が家庭内で英語以外の言語を話すというところもあるくらいで、マルチカルチャーの国です。
それに対して日本人は多様な文化に慣れていない方が多いようです。
テレビや旅行でわかっていても、留学や生活となると話しは全く別物です。。。。
実はその昔、私自身オーストラリアに行くまでは、あまりオーストラリアの事を知りませんでした。
・英語圏
・コアラやカンガルー
・温暖な気候
・おおらかな国民性
・大自然
・治安が良い
この程度の知識しかありませんでした。
ところが住んでみると、この「マルチカルチャー」に驚かされることが多く、特に入国直後は大変なホームシックにかかりました。
・英語でうまく言いたい事が伝えられない
・ファミリーが自分のことを理解してくれているかわからない
・（すべて英語表記なので）理解できないことが多すぎる
・・・などなどネガティブになったことも多々ありました。
長期留学生やキャリアチェンジ、英語の習得が目的の留学生は、みなそれなりに悩んでいて、
・英語でのコミュニケーションがうまくできない・・・
・英語が思うように伸びていかない・・・
・これからどうしていこう・・・
などの悩みがあったようです。
でも落ち込んだ時は、自分より周りがよく見えてしまうんですよね。
特に短期の留学生や、ホリデー目的のワーホリ生たちはとっても楽しそうでしたが、先（帰国後）のことを考えれば考えるほど、自分の英語力に焦ったり、落ち込んだりしていました。
今となっては良い思い出ですが、そんな時代があったのです（笑）
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留学当初は、私のように日本とオーストラリアの文化の違いのギャップに、戸惑う方がほとんどだと思います。
日本からポンと抜け出してオーストラリアに行く皆さんは、思考が「Ｔｈｅ 日本人」です。
中には違う方もいるかもしれませんが、大抵の方がそうではないかと思います。
オーストラリアに到着しても、日本の考え方、日本での感覚、日本でのコミュニケーションの取り方がベースになって行動します。
ところが、みなさんが行く場所は移民国家・オーストラリア！
日本的な考え方で行動しては、たびたび壁にぶつかったり、トラブルにみまわれます。
相手に「気遣った」つもりが裏目に出てしまったり、「遠慮した」ことが消極的と思われてしまったりすることもあります。
経験をしながら一歩一歩進んでいくものなのですが、中には理解されないことに落ち込んだり、思うように物事が運ばないことにいらだったりすることもあるかもしれません。
そんな時は「ここは日本じゃないんだ」と思うようにすると、少し張りつめた気持ちを落ち着けることができます。
先日、以前の私のように悩んでいた留学生の方からお便りをいただき、
「（初めは）文化の違いを目の当たりにして驚きましたが、オーストラリアに住んでいるんだとやっと実感できた気がしました！」
とおっしゃっていただき、スゴク嬉しくなりました。
英語の壁や文化の壁はあるけれど、
文化や考え方の違いを受入れ、オーストラリアで色々な人種と共生して行く道を選ばれたのではないかと思います。
そして、何故オーストラリアにいるのか、どうしてオーストラリアで頑張るのかが見えてきたのではないかと思います。
ボランティアやイベントにも積極的に参加されていて、輝いています！
オーストラリアにはないものに不平不満言ったり、文化の違いに落ち込むのではなく、違いを楽しんでこそ「留学を成功させる近道」だと思っていますので、これからオーストラリア留学やワーホリを考えている人にも、ぜひ文化の違いを楽しんでいただけたらと思います。
参考ブログ
・オーストラリア留学・心境の変化
・日本人学生に頑張ってほしいこと
・オージースタディ会社＆カウンセラー紹介
・マルチカルチャーの国・オーストラリア
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