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今日は心の病気の悩み・うつ・パニック障害とオーストラリア留学＆ワーキングホリデーについてお話していきたいと思います。
過去にうつやパニック障害などを経験している人で、
「海外に行ってみたいけれど、やっていけるか心配・・・」という相談はとても多いです。
ストレス社会・日本では、対人関係のストレスや、職場でのストレスなど、色々なところでストレスがかかりますよね。知らず知らずのうちにストレスが重なってしまい、気づいたら朝起きれなくなってしまった・・・。会社に足が向かなくなってしまった・・・。という話をよくききます。生真面目な方やガンバリ屋さんに多いようです。
そんな方たちほど、環境を変えて新しい場所で再スタートをしたり、本来自分がやりたかった夢を叶えたいと思う方は多いのではないでしょうか。
私の周りでもうつ病で、しばらく仕事にいけなくなってしまったという方がたくさんいます。うつは特別な病気ではなく、ストレス社会日本の一種の社会問題のような気がします。
特に大都市で働く人は、通勤のストレスなども加わり、とても窮屈な生活を強いられているのではないかと思います。
オーストラリアと比較してみると・・・・日本人の余裕のなさがすごくよくわかります。
例えば通勤列車。
オーストラリアにも満員列車は存在します。大きな都市のラッシュアワーではデッキにもたくさんの乗客が立ちます。
でも日本と違うところがあります。
それはお年寄りやお子さん連れ、妊婦に席を譲ること。どんな状況でもほとんどの人が席を譲ります。
日本の満員列車はオーストラリアよりも乗車率が多いので、簡単に身動きが取れないということもありますが、席の譲り合いは少ないような気がします。
体力的にも精神的にもゆとりが少ないのではないかと思います。
また、通勤列車内での行動を見ているとオーストラリア人と日本人はずいぶん違います。
携帯をいじっている人は日本もオーストラリアも同じくらいの割合いると思いますが、それ以外の人は日本ではほとんど寝ています。
みんな疲れているのだなあと感じます。
オーストラリアで列車内やバスで寝ている人はほとんどいません。会話を楽しんだり、本を読んだり景色を観たり・・・
症状の原因はストレスに限らず色々あると思いますが、うつ病やパニック障害の場合、基本的には主治医が許可して安定した状態であれば渡航することはできると思います。本人が自分の意思でオーストラリアに行きたいということであれば、環境が異なる場所で気分転換もできますし、いい結果が生まれる可能性は高いと思います。
オーストラリア生活の良い点は
「多文化主義」です。
異なる文化、宗教の民族がそれぞれ共生しています。
異なる価値観や文化が存在し、それぞれを認め合っていますので、色々な意見や考え方があるということを感じながら自分らしく生きることができるのではないかと思っています。
日本社会で疲れてしまった・・・という方には、少し自由な環境でリフレッシュしてみるのも良いかもしれません。
良い意味でカルチャーショックを感じながら、新し価値観を知ることができ、貴重な時間になるのではないかと思います。
ただ、日本のストレスからは解放されますが、オーストラリアでは別のストレスが生じます。言葉の壁、文化の違い、コミュニケーションなどです。
そのことをしっかり受け止めて心の準備が予めできれば大丈夫なのではないかと思います。
条件付きではありますが、本人の意思で渡航を決め、主治医のＯＫが出た方のオーストラリア生活はおおむね良好です。はじめのうちは人とのコミュニケーションで悩む人もいますが、留学生の良くある悩みのひとつではありますので、特別ということではありません。
ですが、感受性が強い方や人とのコミュニケーションを気にしがちな人は、出発前にオーストラリア文化や生活、ホストファミリーとのコミュニケーションのとり方ついてしっかり学ぶ必要があると思います
人混みが苦手、バスや電車に乗れないという方も中にはいらっしゃると思いますので、そんな方はのんびりした田舎の都市や自転車通学（通勤）ができる都市をおすすめします。
オーストラリアには日本人のカウンセラーもいるので、万が一の時は安心です。
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