5月22日（木）
風のみえるところに行こう
何でも自分でやらせてあげないと
きちんと成長し、ひとりの確立した人間となって
自分の足で立ち、自分自身で決定をくだすことは
できなくなります。
食べ物をくちに運んでみること・・・
歩くこと・・・
服を着ること・・・
字を書くこと・・・
絵を描くこと・・・
そして自分を表現すること・・・
すべて同じです。
その子から一歩引き、間違いもさせてあげて
学ぶべきことをマスターするのに長い時間を
かけるままにさせてあげなくてはならないのです。
時間を節約するために
かわりにやってあげてしまいたいという誘惑が
どんなに強くても、忍耐強く待ち
じっくり見つめてあげなくてはいけません。
目を開き
人生とは学校の教室であり
いつでも学んでいるのだということに気づくのです。
人生でつまづいたり
苦労したりしながら、かけがえのない
大事な学びを得ているあなたの姿を
わたしが一歩ひいて、深い愛情をもって見つめる・・・
そんなことがどれほどたくさんあったでしょう。
そのような学びは
いちど自分自身で学び、覚えてしまえば
けっして忘れることはありません。
わたしには
じっと待つだけのかぎりない愛と忍耐があるのです。
～アイリーン・キャディ～
