旅の前半はなかなか晴天に恵まれず、
屋根の下で優雅に宴会も多かったのですが、
後半は帳尻を合わせてきました。
気象データで晴れそうなポイントめがけて攻めました。
やっと逢えたね、といった感じ。
iPhoneで撮影。
オリオン座が日本で見るのと逆さまになっている様子がわかりますか？
星空というのは、
北半球の日本で見るのと、
南半球で見上げるのと、
様子がずいぶんと違ってきます。
かなり大雑把な表現をしますと「反対」な感じです。
宝石箱をばらまいたよう･･･南十字はどこにいるかわかりますか？
サソリも登場しとても賑やかです。
4/15 Lake Tekapo, New Zealand
キッチンは空の下です。
ローストビーフを仕込みます。
15秒の露出で撮れてしまったMilky Way
Sony ILCE-7CR ＋ SIGMA 15mm F1.4 対角線魚眼
f/1.4 15sec ISO 8000
4/14 Lake Tekapo
NZ南島（南緯43度）で見る南天。夜半から銀河中心部（さそり･いて）が昇ってきて、私たちがこの巨大な銀河系の一員であることを実感する。1,200万画素のα7S IIIではこの手の撮影は解像度は明らかに物足りない。しかしながら先日登場した15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE | Artの威力は、夜空をとらえる能力が新次元であり、今後最強の武器として死ぬまで使い続けることを確信する。4/16 Lake Tekapo,New Zealand
Tekapo湖は星空で有名ですが、
一般には善き羊飼いの教会が知られています。
昔は教会の中の窓から湖を眺めることが出来ましたが、
中国人観光客のマナーによっていまは立ち入れなくなってしまいました。
教会を入れて天の川も撮ってみたいのですが、距離があってイマイチ、残念。
黄道光が銀河中心を照らしてる！
4/16 Lake Tekapo, New Zealand
秋である4月は、一晩中天の川銀河が天頂付近を流れています。
芋づる式にずるずるといっぱい出てきますよ。
4/16 Lake Tekapo, NZ
宝石箱をばらまくとこうなります。
f/1.4開放の撮影ですが、このレンズ信じられますか？
4/14 Lake Tekapo
Sony ILCE-7CR ＋ 15mm F1.4 D...DIAGONAL FISHEYE | Art
f/1.4 15sec ISO 8000
魚眼レンズは最新で最強のSIGMA 15mm F1.4を使用しました。
いままでには考えられない程の明るさと描写能力に感激しました。
オーロラを追い続ける私にとって、この武器は最強です。
一生使い続けることになるでしょう。
夜空撮影に対してアグレッシブな開発を続けるSIGMAさんに
深く感謝します。
そして今後も期待しています。
さて、オーロラはどうだったかと言いますと、
写真の通りなのですが、
南の地平線付近は特別赤く染まることはありませんでした。
南島滞在中には磁気嵐には至りませんでした。
しかしながら、いつものことなのですが、
帰路について、南島を離れた瞬間に磁気嵐！
あー、もー、どうしてこうなんだって・・・
北島のオークランドで悔しい思いをしました。
まあ、これも案の定、いつものことです。