ａｔｅｌｉｅｒOLIVEを始める際、会社で言う企業理念のようなものを考えました。
そして
あなたがより意識的であることを応援する
というのがしっくりくるなーと、そのことばをノートにつづりました。
意識的であるとは・・・については、実は私もまだまだ探求中です。
あえてシンプルにいうとすれば・・・
意識的であることと、自意識は別物です。
そして自意識はマインド（頭）やエゴ（欲）が作り出す意識。
それに対して意識的である意識とは、その人の本質（ハートと言っても良いかもしれません）から
湧きおこるものです。
こういった意識が個人に芽生えた時、自己受容が起こるのかなーとも思っています。
でも私、エゴを完全に否定しているわけでもないんです。
人生のある時期においては、エゴが人を成長させることもあると思っているから（あくまで自論）。
例えば私は、12年間派遣会社で派遣営業やコーディネーターの仕事をしてきました。
その頃にずっと持ち続けていたモチベーションは
「働くということを通して、その人が自分の生き方や人生において自立していくきっかけになる」
という願いでもありました。
でもそもそも、そんな願いをモチベーションとして持つこと自体も（私の）エゴですし、
自立していくという過程の中で、エゴをむき出しにして向かってくるスタッフの方も確かにいました。
そしてそんなスタッフさんたちはキャリアを築いていったし、スキルを上げていったし、
自分にとって働きやすい職場を選択していきました。
時にエゴ同志がぶつかってしまうこともあったけど、それも「選択」であり、やったことの「責任」や「結果」は
自分でとるわけです。
それも私は自立のひとつの形だと思っています。
もしも、自分のやっていることが身勝手だと感じていたり、
誰かの存在が無いと（家族、恋人、友人、仕事等）駄目だ、と思っている人がいたら、
「意識的に生きる」の意味を一緒に考えてみませんか？