私の母は、驚くほど何かを感じる力がない
大体の人は、目の前にいる相手が
良い人か、悪い人か、等なんとなく雰囲気でわかるものだ
でも、母はそれがまるっきりわからない
もっと言えば、自分の感情の細やかな起伏をキャッチすることをしない人なのだ。
だから、雰囲気やエネルギーを感じることはない。
そのかわり、感情も一定なので、落ち込むことも滅多になく、
とてもポジティブシンキングで、実際、強運の持ち主だ
私は若い頃、母のことを誤解しており、
母はわざと私にいじわるをしている、そう思っていた時期があった。
私の言った嫌味を、母は言葉通り捉えており、
それを見た私は『母はわかった上で、いじわるをしている』と感じるようなことがあった
感情の起伏を理解しない者と、過剰に感じとる者が
お互いに理解しあえないのは、今思えばしょうがないと思う。
でも、今日、この母への違った見方が生じた。
母は私のこの感じとる力を、感じさせないようにする
ストッパーになってくれていたのではないかと。
抑制する動きをすることで、感情の荒波、さらにはエネルギーの荒波を和らげる役割を
してくれていたのではないかということだ。
私のこの感じ取る力は、結婚してから、徐々に力をつけていき、
とくにこの3,4年で勢いがました。
大人となり、安定した歳になったから、感情への対処、エネルギーへの対処も
ある程度できるようになった。
でも、小さい頃から、感じ取る力が強ければ、きっとコントロールが大変だと思う。
とくに思春期にこれだけ感じ取ることができていたら、乗り越えられなかったかもしれない。
母の、「感情とかは横において、淡々と行動に移せばいい」という考えや態度は
私の能力開花のストッパーになっていたのではないかと思うのだ
そうすることで私を思春期という不安定な時期に、感じる力を抑制し、守ってくれていたと思うのだ
私は若い頃、母に理解されないという思いがあったが、
今思えば、理解しないことが、母の愛だったのだと、今日思ったのです