「する」と「なる」

こんにちは、最愛なるあなたは如何お過ごしですか？

大人になって嬉しかったのは、自分の興味のあることだけを勉強できること。

学校って色んな勉強をさせられますよね。

好きでないこと、苦手なことも強制的にやらされました。

それでも、点をつけられますからある程度こなさなくてはならなくて、、、

勉強嫌いになりますよね。

大人になって、自分のやりたいこと、好きなことを勉強してもいいんだってことで、

勉強好きになりました。

なぜなんだろう？と考えてみました。


その答えは、

好きなことをしているから、なんだろうな～と思います。



では、なぜ好きなことができているか？


それはある時、

「好きなことしかしない」

と決めたから、、、なんですね



決めただけでそうなりますか？

と疑問が生じるかもしれませんが、答えは「イエス」です。


先に決めるからそうなるんです。


決めるということは、未来を決定しています。


私はこれをする。

私はこうなる。


「したい」「なりたい」「しなければならない」ではありません。


「なる」と決める。
「する」と決める。


でもこれは、それを得るために、必死に努力するのとは違います。


決めた直後から自分の行動が、変わり始めます。

でも「どうやって？」はまだわかりません。


そうなることになっているから、そのために「今できること」をしていく

という流れです。


その未来が実現するかどうかはイメージします。

それで

やることは今できることだから、今できることを地道にしていきます。

淡々とやっていきます。


「でも、だって」が出る場合は、決めてないです。

「そうしたいけど...」って感じ。

「けど」の後に続く言葉が、自分の現実として現れます。


いろんな決め事を私たちは、無意識にしています。

本当に避けたいことは、無意識に避けています。


やりたいこと、なりたい自分がわからない場合、

「絶対にこれはいや」を設定するといいです。

除去法ですね。

やりたくないこと、出会いたくないもの
を”決める”と、それは遠ざかります。


でもそれが反対に引き寄せてしまいませんか？

という意見も出てきますね。


それもあります。

引き寄せてしまう場合は、そこに強い思いが潜んでいます。


例えば、

私は子供の頃、人が見ないモノを見ることがありました。

母親は入院して、姉さんは付き添いでいなくて、お寺に預けられて、一人遊びをしなければならなかった時がありました。

でも、少し年上の男の子が遊んでくれました。

嬉しくって、いっぱいおしゃべりをしました。

その子は話をよく聞いてくれて、私の知らないことや見たこともないことを話してくれました。

だから、寂しくなかったのです。

母親の病気も治り、迎えに来てくれました。

そして、引っ越しました。

それでも、母子家庭の私は、一人遊びをしなければなりませんでした。

するとまた、あの子が遊んでくれました。

毎日、母親に楽しかった今日の出来事を話しました。

「その子はどこの子なの？」と母親がたずねました。

「ううん知らないけどね、お母ちゃんが入院してる時から来て遊んでくれるよ」 

引っ越したのに訪ねてくる幼児っておかしいですよね？ 

その男の子との遊びを禁じられました。

その子は

「言っちゃいけないといったよね？分かったよ、今日が最後にしようね」

「もう会わないって決めなさい、そうしたらもう会わないから」とニッコリしました。

だから私はお母さんのいうとおり、「会わない」ことに決めました。

そのせいかどうかはわかりませんが、それからその子に会ったことありません。


母親の言いつけ通り「会わない」と決めた時に、
私の中では「決めた自分」を強く感じました。 

「会いたくない」は、「会ってしまったらどうしよう？」という罪悪感が先に立ちます。

心の中では「会うかもしれない、から会いたくない」という動きが起きています。

この場合、「会わない」より「会う」が強調されています。

ここに気をつけないといけません。


”決める”とは、決断すること。

「決断」は、決めて断つ。

決めることによって断ちます。

つまり、ここでいう「決める」は、
「する」ではなく「なる」です。

「あの子と会わないと決めたから、私は会わない」と決めることで、
「あの子と会わない自分」になったのです。

なので
「やりたいことしかしない」と決めたのなら、

「やりたいことしかしない自分」になったのです。


ここ、とても大事です。

多くの人が決めたら、そうなろうとするんです。

それは決めてないでしょ？


決めたなら、そうなった自分に、すでになっています。


本当にそうなれるのか疑心暗鬼でも
「もう決めたから」とその自分になり切りましょう。


今の状況がそれにそぐわない環境であれば、それが変わるにはしばし、時間がかかります。


やりたくないことをしている人たちばかりの環境なら、今の仕事を辞めることになるかもしれないし、人間関係でもめるかもしれません。


でも「やりたいことしかしない自分」になっていれば、何をなすべきかは、その時その時に見えてきます。

ブレないようにしましょう。