ルカによる福音

〔そのとき、〕21・5ある人たちが、神殿が見事な石と奉納物で飾られていることを話していると、イエスは言われた。6「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」

7そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」8イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはならない。9戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」10そして更に、言われた。「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。11そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。」

 

 壮麗な建築物を見ると、誰しもが感嘆すると思いますが、イエスは「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」と予告します。

 世界遺産に登録されている建物も、爆弾一発で崩壊してしまいます。建てるのに多くの年月がかかったとしても、壊れるときは一瞬です。

 「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。」とイエスは予告します。

 長い教会の歴史の中では、こうした予告に基づき、何度も世の終わりが来るというデマに振り回されてきました。

 明日、どんな事態が生じようとも、イエスが私たちと共におられることを信じて生きていきたいと思います。

ルカによる福音

 10・21そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。22すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほかには、だれもいません。」23それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。24言っておくが、多くの預言者や王たちは、あなたがたが見ているものを見たかったが、見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

 

 イエスは、派遣した七十二人が、ご自分のもとに喜んで帰ってくると、聖霊によって喜びにあふれて天地の主である神をたたえます。

 シモン・ペトロ、ヤコボ、ヨハネはゲネザレト湖の漁師たちであり、律法について明るい人たちではありませんでした。

 イエスと共にいることによって、彼らは「多くの預言者や王たち」でさえ聞くことのできなかった神の言葉を聞くことができました。

 イエスは、父である神が彼らに示した神の知恵に感謝し、神に賛美を捧げます。

ルカによる福音

〔そのとき、〕21・1イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。2そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、3言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。4あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」

 

 1984年から1986年までわたしはソウルの世宗路教会にお世話になり、韓国語の勉強をしていました。教会では日曜日には七回ミサがあり、その一つは学生のミサでした。献金の時にはそれぞれが行列して祭壇前の献金箱に献金を入れます。一人の子どもがポケットに手を突っ込んで銅貨を何枚か献金箱に入れたとき、主任司祭が立ち上がって、「今の献金の仕方は何だ、神さまへの献金を乞食への施しのようするとは」と注意しました。

 たとえ10ウォンでも献金するために取っていたお金をお捧げするのであって、ポケット整理をするようにチャリ銭を献金箱に入れてはならないと彼が言っていたことが耳に残っています。

 

 聖アンドレ・ドゥン・ラクと同志殉教者については女子パウロ会ホームページをごらんください。

https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint365.php?id=112402