私の中のほとけごころ。じごくごころ。
そういう色々な心を毎日輪廻して生きてるわけだが、
犬に対しては、ほぼじごくごころしかむけられない。
犬をかわいいと感じたことがまだあまりない。
猫は大好きなんだけどな。
街で犬の散歩とすれちがうときは、思いっきり犬よけする。
なんでか、犬のあの体つきといい、テンションといい、決して好ましくは思わない。
一言でいえば、
うっとおしい。
でも、芝わんこは少しいい。と思うときがある。
個体によるが。
つぶらな目と、体格がむちむちっとしてるところ、イイ。
ただ、芝わんこであれ犬を飼ってる人とは、もう決して付き合わない。
わたしは旅行が好きだから。
犬なんて連れてこられた日には、
ペースが乱れるわ、泊まれる旅館は限られるわ、
ストレスフルだ。
過去に犬持ちの彼氏と付き合って、懲り懲り。
彼の部屋に泊まりに行ったとき、
夜中に私は寝ながら犬をぶん殴って、犬が1mくらいふっとんだそうだ。
犬種は豆柴だ。
翌朝、彼氏は少し悲しそうだった。
そりゃそうだ。
わたしも、夢うつつではあるが、犬を殴ったことは覚えている気がする。
殴った手が、痛かったから。
その犬は私に懐いてたから、ぴったり私にくっついて寝ることがほんとに嫌で、相当ムカついて、チカラいれて殴ったのだと思う。
私の中の、恐ろしい心だ、悲しい。
でも、
でも、
彼自身が犬好きだからって、
こっちにまで犬との時間空間を強制するな!
わたしと寝るときくらい、ケージに入れとけ。
と思う。
たしか、ケージに入れてくれって当時頼んだんだけどな。
私は自分本位なのかな。
自分のペースを乱されることが許せない。
さっき芝犬を見かけて、ふと、
その元カレのことを思い出した。
時は経ったが
私の犬への感情は、
当時と同じままかもしれない。
あのとき殴ってしまった犬には、申し訳ないが。
もし、自分が大事にしている実家の猫たちが、彼氏に殴られたら、
本当に悲しい。
でも、好きになれないものは無理して好きにならなくてよいだろう。
近寄らないことが一番の平和策。
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