無香だと思っていたレッドミニモにも微香ながら香りがあることがわかって歓喜。
コルダナ(コルダナシリーズのどれか)もそうでした。
二月下旬の剪定 と 植え替え 後は、あまり日当たりのよくないところで、水やりとベニカXファインスプレーとアタックワンの定期的な散布、開花直前になってからの適当な追肥(いわゆる芽だし肥は間に合わず)以外、世話らしい世話も出来ていなかったミニバラ12株、全10鉢のその後。
(6号鉢に2本植えたもの2鉢+4号鉢に1本ずつ植えたもの8鉢+レッドミニモの挿し芽もポリポットで地味~に育っているので正確には全部で11鉢…我ながら無謀。)
それでもこの春は無事綺麗な花を咲かせてくれ、現在も最初の花と入れ替わりに開花した花が開花中のものや、次の蕾が開きつつあるものもありますが、とりあえず春の一斉開花祭りもほぼ終わりを迎えつつあります。
しかし、栽培環境と私の面倒見の悪さに加え、この春頃からベニカXファインスプレーとアタックワンの残量を気にして薬剤散布をケチっていたのもよくなかったのか、程度の差はあれ、ほぼ全部の苗の葉に褐斑病と思われる症状が出まくっております…シクシクシク。
一番派手に痛んでいる品種不明のミニバラ。
レッドミニモとコルダナの苗にはわりと綺麗なものもあります。
↓
秋の花よりもゆるく咲いて
つまみ細工のような花弁がプリプリプリティーな
レッドミニモちゃんとか。
初期の頃は、Yahoo!知恵袋の質問 に添付された写真のように、葉の先端の変色が主で、全体的には元気そうだったので、日光や栄養が足りないために起こる生理障害かな?と軽く考えて、たまにメネデール希釈液を与える程度で放置していたのですが、日当たりがよくなってきてからも直らないまま、葉の痛みがひどくなってきたので、プランタースタンドと一緒に薬剤を買う際にちゃんと調べてみたら褐斑病に一番よく似ていたので、そうなんだろうな~、と。
(正確には、生理障害とは別に褐斑病になったというべきか。)
治療法としては、ダコニールの1000倍希釈液の灌水が効くようです。
(+完治後は灌水によって死滅した鉢の土内の有益な菌を復活させるために有機肥料の施肥も必要。)
【褐斑病の参考記事】
褐斑病の原因と対策|防除方法と使用薬剤(農薬)|農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK]
褐斑病?薔薇の病気について薔薇のハンスゲーネバインの苗をいただ... - Yahoo!知恵袋
ただ、連日25度以上の日が続いている今日この頃、 気温の高い時期にダコニールを使うと薬害が出ることもある ようなので、灌水の前にテストを兼ねて、ダコニール+展着剤・ダインの希釈液をミニバラ全部と、ついでだから他の植物にもスプレー散布してみました。
(感染防止のため、自己責任で説明書に書いてない植物にも散布しちゃいました。)
6月26日の降雨直前から始め、途中で雨が降り出したために大慌てて散布したら、コルダナの開きかけの蕾にもろにかかってしまい、部分的に茶色になって開花しきらないまま、触ると花弁がポロポロと落ちるようになりましたが、これはもう仕方がないかな。
気になったのはそれくらいで、薬害といえるようなものは出ていないと思いたいところですが、何となく黒ずんだ葉も出てきたなあ…。
とにかく初めてなのでよくわかりませんが、散布から今日で丁度一週間経つし、気温が低くなっているので、ダメ元でそろそろ灌水もやろうと思います。
また、ダコニール以外にも有効薬剤がないか、あとで調べてみます。
が、しかし。
全部品種が異なるならまだしも、4種類のミニバラを10鉢にわけて栽培しているだけなので、鉢を減らすよい機会かもしれないと迷い多き自分に言い聞かせてみる私。
(ここまで書いて疲れたので、以下は先日下書きしたものを移項。)
因みに、今迄もロザリアン様のブログ記事を拝読していると、サラッと「消毒しました」と書いてあるのが気になりつつも、薬剤名や消毒法等の詳細が書いてある記事はあまり読んだことがなかったし、お金と手間がかかりそう ややこしそうだったのでよく調べずにいたのですが、ベニカXファインスプレー などの初心者が使いやすい殺虫・殺菌スプレーだけだけではカバーしきれない病害虫対策として、はたまた多数のバラを栽培していると使用量も半端ないため、スプレー薬剤だと費用がかかる場合は、他の敷居が高そうでも割安になる薬剤で「汚物は消毒」しておくといいよ、ということでしょうか。
でも、ベニカXファインスプレーも きゅうりの褐斑病には効く ようだし、5月頃から残りわずかになってきたベニカとアタックワンの散布をケチらなかったら、また違っていたのかな~。
とにかく、二つとも自分のものではない貧乏長屋の病害虫持ちのつるバラその他の植物にかなりの量を使ってしまったのが痛かったわ。
もう、今後は酢とかコーヒーの濃い液でも何かに効くみたいなので、それだけ散布しようかと思います。
それもあって、一つは怒りの大伐採 をしちゃったけど、ここから引っ越さない限り、安心して植物が育てられない(泣)。
ただし、ベニカとアタックワンのローテーション散布を休止した途端、つるバラの黒星病・カイガラムシその他の病害虫が復活し始めたのを見て、スプレー薬剤及びローテーション散布の効果は再認識できました(泣笑)。
ベニカXファインスプレーの単独使用だけでも、害虫はほぼ全滅したし、黒星病も殆ど消えて、ものすごく汚い姿しか見たことがなかったつるバラが綺麗になって吃驚かつ安堵していたのですが、去年の二度目の台風の直後に部分的に再発してからは一進一退を繰り返しており、アタックワンとの併用でようやく完全に消えたので、やはりローテーション散布がオススメです。
【ローテーション散布の参考記事】
【楽天市場】簡単スプレー:バラの家 【バラ苗専門店】(おすすめのローテーション)
【オマケ】
ベニカXファインスプレーの1000mlがかなりお安くなっているなあ(笑)。
でも私、今回は奮発して、憧れの
を買っちゃいました~!
世界初!5種類の成分を配合した殺虫殺菌スプレー剤!
殺虫・殺菌スプレーの頂点へ!!!俺は立つ!!!!
みたいな(笑)。
住友化学園芸 ベニカXネクストスプレー 1000ml
1,326円
楽天 |
尚、使い切ったエムシー緑化のアタックワンのシックなパッケージが素敵なので、念のため5回以上洗った上で、当然自己責任でですが、ダコニールの散布用として使っています。
バラ向き薬剤アタックワンAL1000ml ZIK-10000
1,080円
楽天 |
フマキラーのアタックワンも、成分や効能、ノズルの切り替えで霧/ジェット(ストレート)と二通りの散布が可能な点など上記エムシー緑化のアッタクワンとほぼ同じようなものだと思われますが、パッケージデザインがちょっと昭和臭い気が…。
あ、家庭園芸用GFオルトラン粒剤 を撒き忘れたアジュガだけアブラムシの餌食になっていたので、オルトランの効果も実感しました。
住友化学園芸 GFオルトラン粒剤 200g
679円
Amazon |
伸び放題のアジュガのランナーの葉にアブラムシが大量発生していて(ハダニも混じっていたかも)、全体を水で洗っても取り切れなかったので、残り僅かとなったベニカXファインスプレーを使い切って完全に退治し、その後オルトランを撒いてからはスプレー薬剤を使っていない間も被害にあっていないのと、周囲の他の植物は依然無事なので効いている模様。
ただし、オルトランの成分が行き渡る茎や枝の高さ・長さには限界があるそうなので(前に読んだ個人ブログによると50~60cm位までだったかな)、ランナーを伸ばすなら他の薬剤散布もした方がいいですね。
そういえば、徒長してかなり背が高くなったミニバラの蕾の幾つかも何かの食害に遭っていましたが、蕾や花に散布すると痛むので直接スプレーできないし、併用していても昨日などホライゾンの花弁だけ何かの虫に食べられて穴だらけになっていたので、これは仕方がないのかな。
ドサクサに紛れて
生育旺盛なアジュガ レプタンスの現在。
ダイソーのワイヤーネット
(長さ約60㎝かそれ以上)
の上で何ですが。
どう見てもお庭のある家の
グラウンドカバー向きの植物を
5号鉢で育てちゃってスミマセン(泣笑)。
ランナーの先端のおリボンみたいな葉が可愛くて
なかなか切り戻せない~(笑)。
ところで、つるバラの話に戻すと、
タキイの花 | 病害情報 | バラ類 モザイク病 - タキイ種苗
の写真や別のサイトの症例写真とよく似た黒くて細かい斑点が、長屋のつるバラの葉に時折出現するのが怖いんですけど…。
でも、元気なときは元気だし、今年は花の奇形も殆どなかったと思うので、他の病気や虫による食害の可能性の方が高いのかな?
ついでに「プルヌスネクロティックリングスポットウイルス(Prunus necrotic ringspot virus PNRsV) 」って、はじめて見るけど、バラ以外のモザイク病にも関係あるのかな?
最後に
私的に「褐斑病」といえばコレ
なので。
※このCM画像でもわかるように、フマキラーのカダンは、キクだけですが褐斑病にも効果が認められているようですし、カダンも使ってみたい気がします。