いつも行くコーヒースタンドのマルシェで家のミニチュアを展示することになって、ただいま色々考案中。
お店は駄菓子屋さんでもあるので駄菓子のミニチュアとか
喫茶店風にコーディネートしようかとか
ナナの家の再現もアリかなぁとか…どんなのが良いのかなぁ。
そんな私の今日のブログは10月も半ば過ぎのお話。
この日はそのコーヒースタンドの店長さんとお客さんたち(お蕎麦を食べに行ったメンバー)で、仏教の勉強をしている方に妙心寺を案内してもらうことになり妙心寺に集合。
妙心寺には両親のお墓もあるので何度も来ていますが、そこまで詳しくはないワタシ。
ちなみに妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山。
創立者は花園天皇です。
もともとここは花園上皇の花園御所(離宮萩原殿)があった場所。
妙心寺の創建は1342年ですが、派応仁の乱のときに伽藍が焼けてしまっているのでほとんどの建物はそのあとに再建されたもの。
いつも入る南門は1610年建立の重要文化財。
切妻造、本瓦葺きの薬医門だそう。
いつもはすぐに南門から入るのでよく見てなかったけど南門の横に勅使門がありました。
勅使門は1610年建立の重要文化財。
普段は閉じている門ですが妙心寺住持の入山・晋山時に新住職はこの門より入られます。
1599年に再建された山門も重要文化財。
楼上には、観世音菩薩と十六羅漢が祀られ、極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が柱や梁に描かれています。
この時代は寺院建設のお金にゆとりがあったのか礎盤石も円形でちょっと凝っています。
よく見ると上の方もめちゃ凝ってる。
仏殿も重要文化財ですが比較的新しい1827年の再建。
ご本尊は釈迦如来像。
ここもよく見ると立派な建物。
桟唐戸も凝っています。
火灯窓の桟も結構複雑。
法堂も重要文化財。
1657年の再建で天井には8年の歳月をかけて描かれた狩野探幽の筆による雲龍図があります。
内部のケヤキの柱は富士山麓から運ばれてきたものなんだそう。
大方丈へ向かう廊下には弓欄間。
大方丈は1654年の再建でこれも重要文化財。
障壁画は狩野探幽と狩野洞雲の筆だそう。
この方丈は6つの部屋に分かれていますが、襖を外すと大広間になります。
ここの欄間も少し変わっていて竹の節欄間と言うそうです。
天井にはまるでシャンデリアのような電燈(?)
格天井も豪華。
ここには妙心寺の恒例法要の時のお食事会に来たことがあるけど、これには気付かなかったなぁ。
ここは修行僧が寝泊まりする場所だそうですが、ただいま工事中。
この寺院ではありませんが、説明してくれた人(女性)が修行していた時の一日の流れの表だそうですが、3時に起床って!
私ぜったいお坊さんにはなれない!!
もちろん彼女は僧侶の資格を持っています。
何度も来ている妙心寺ですが建物をじっくり見たことがなかったので、この日は色々勉強になった一日でした。
























































































