昨日、ある方が亡くなったことを知りました。
東京に住んでおられたのでお会いするのは年に1回くらいでしたが、私がFacebookやLINEのタイムラインに投稿すると、真っ先にイイネをつけてくださる方で、最近の投稿にイイネがつかないのでどうしたのかなぁと思っていた矢先の訃報でした。
去年もお会いする機会があったけど、コロナで断念。
最後にお会いしたのはもう三年前になります。
それにしても同世代の方が亡くなるのはホントに悲しいものです。
ご冥福をお祈りします。
そんな昨日は満月でした。
ということでベランダからズームしてパチリ。
こっちは一昨日の月。
あまりか変わらないようだけど…写真はこっちの方がでかかった。
そんな私の今日のブログは今から一カ月ほど前のお話。
この日はちょっと暑かったけど、嵐山までおでかけ。
渡月橋、いつもと反対側からパチリしてみました。
桔梗の花がきれいな季節。
この日の目的地はここ福田美術館。
ちなみに福田美術館のお隣は小督の旧跡。
小督については去年のこちらのブログで ↓
小督さん、こんなところに身を隠していたんですね。
そりゃぁ渡月橋まで琴の音色がきこえるばずだ。
ということで、この日はここにこれを見に来ました。
なぜリターンズかというと、この企画展、去年の春に行われていたんですがコロナで中止になって、そのリベンジ企画なのです。
まずは上村松園の美人画を観ていきます。
上村松園の絵は去年奈良の松伯美術館で観ましたが、ここにもたくさん展示されています。
まずは上村松園と彼女の師匠鈴木松利合作の「加賀千代図」(1887-1896年)。
最近映画「序の舞」を見たので、この師匠さんのイメージがアレなんですが、江戸時代の俳人加賀千代を描いた作品です。
「月かげ」。
ここは一部の作品をのぞいてお写真パチリがOKな美術館なのでナナも一緒に。
「にじをみる」(1932年)。
上の方に虹が見えます。
作品はほとんどが掛け軸になっているので、描かれている人はめちゃ小さい。
「雨を聴く」(1942)。
上村松園は1875年生まれなので、これは結構晩年の作品になります。
「浴後美人図」(1900年頃)と
こちらは「美人浴後図」(1900年頃)。
左から「花下美人図」(1936年頃)「和楽之図」(1897―1906年頃)「花のさかづき(1935年頃)
「かむろ」。
「美人詠哥図」(1941年頃)
「軽女悲離別之図」(1900年頃)
男の人が描かれてるのは珍しい。
「長夜」(1907年頃)。
「雪女」(1921年頃)。
「四季婦女」(1887-1896)
そしてポスターにもなっているこの絵が 「美人観月」(1913年頃)。
上村松園の描く美人画はホントに線が細くて繊細です。
お写真がいっぱいあるので、つづきます。