【英国王室】ダイアナ妃 アンゴラ訪問 HALO Trust今も続く地雷による子どもの死亡について | Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

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オードリーをはじめとするハリウッドセレブからダイアナ妃やグレース・ケリーなどの各国 王室・王族も。

21年前、1997年1月15日にダイアナ妃のアンゴラ訪問で地雷撲滅キャンペーンのためにアンゴラで地雷原の上を歩き、地雷被害者の窮状や地雷の無差別的な性質が、全世界に広く知られるようになりました。そして年末にはカナダのオタワで国際会議が開かれ、対人地雷禁止条約が締結されました。

HIV患者を抱く写真と同様に、写真やメディアを通じて支援している活動を効果的に広めることに成功した写真。写真を通じて地雷対策の認知が広まったことはいうまでもありません

ダイアナ妃 アンゴラ訪問

HALO Trustによれば、今でも地雷や不発弾によって一般人が死傷し、アンゴラの他、世界の63の国と地域の開発を妨げているそうです。

Princess Diana Adjusts Her Face Protector During Her Visit to Mine Fields in Haumbo Angola


ダイアナ妃 アンゴラ訪問

 

地雷除去団体のHALOのスタッフは、1997年1月15日にダイアナ妃が歩いた地雷原の除去に参加しました。

それ以来HALOは、アンゴラで92,000個以上の地雷、800か所の地雷原、162,000個のシェル、ミサイルおよび爆弾を破壊しました。ダイアナ妃が歩いた地雷原は現在、住宅地、工務店、小規模な大学や学校などのあるコミュニティとして栄えています。

アンゴラ共和国、通称アンゴラは、アフリカ南西部に位置する共和制国家。

 

しかしまだすべきことはたくさんあります。アンゴラの多くの都市では地雷除去が行われましたが、人口の40%以上が住む農村部にはまだ非常に多くの地雷があります。HALOが作業を行っている8つの県の630か所に地雷原が残っており、国内にはおそらく1,000か所以上の地雷原が残っています。

 

2016年9月には、ダイアナ妃の訪問したクイトの町の近くで、子どもが対戦車地雷を拾って帰り、家族8人が死亡するという事故がありました。ダイアナ妃の訪問した場所からわずか5 km離れたウアンボシティでは、迫撃砲の不発弾によって子どもひとりが死亡し、ふたりが手足を切断されました。

 

 

 

アンゴラでの地雷除去が遅々として進まない一方で、モザンビークではHALOなどの関連団体が22年間作業を行った結果、2015年にはついに地雷ゼロ達成を宣言しました。しかしアンゴラでは条約の掲げた2025年までに地雷のない世界を作るという目標は達成できない見込みです。

現在、資金不足によって装甲車や専用設備などの機材は活動休止しています。訓練を受けた数百人のアンゴラ人地雷除去員は失業中なのだそうです。アンゴラで地雷や爆発物により死傷した人の合計は、23,000から80,000人と推定されています。推定に大きな幅のある理由は、アンゴラの面積が大きく長期間内紛が続いているため、信頼性の高い記録を保つ作業が難しいためです。
64の国と地域が地雷や、クラスター爆弾や即席爆発装置(IED)などの不発弾に苦しんでいます。

カンボジア、スリランカ、アンゴラ、アフガニスタンは世界でも特に地雷問題が深刻な国で、シリア、イエメン、イラクは現在の紛争でIEDが大量に使用され将来が危ぶまれています。

 

 

Source: The HALO Trust (USA) Inc.【外部リンク

 

 


アンゴラの地雷原を歩いた際に履いていた靴のブランドはトッズのゴンミーニ。

トッズのディーバッグとシューズのゴンミーニの愛用は有名。