【ルーマニア国王】ミハイ1世 | Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

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2017年12月5日に96歳で亡くなった前ルーマニア国王ミハイ1世の国葬が16日に行われました。1947年に亡命するまで存在したルーマニア王国最後の国王。ひつぎが安置されている首都ブカレストの旧王宮には最後の別れを告げるため大勢の国民が押し寄せました。

1921年10月25日、ミハイ1世はルーマニア王太子カロルギリシャ国王コンスタンディノス1世の長女エレーニの長子として生まれ(イギリス女王ヴィクトリアの玄孫)、父が王位継承権を1925年に放棄しており、愛人とともに国外逃亡してしまっていたため6歳で即位。

ドイツのホーエンツォレルン(Hohenzollern)家の血を引くミハイ元国王は、1927~30年と40~47年の2度にわたってルーマニア国王の座につきます。

ミハイ1世即位後3年経った1930年6月7日のこと父が帰国し翌日6月8日、カロルはカロル2世としてルーマニア王に即位しますが、安定せず1940年9月6日、軍部クーデターによりカロルは退位に追い込まれます。18歳のミハイ1世が王位に復位します。第2次世界大戦(World War II)当時の指導者の一人でした。2度目の在位時にはイオン・アントネスク(Ion Antonescu)元帥を追放し、ルーマニアをアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)率いるナチス・ドイツ(Nazi)に対抗する連合国側に加えました。戦後の共産党政権によってルーマニアの王制に終止符が打たれた。ミハイ元国王は1947年12月、退位させられ、亡命を余儀なくされました。

 

1947年に、イギリス王女エリザベス(のちのエリザベス2世女王)と従伯叔父(いとこおじ)、エディンバラ公フィリップとの結婚式で、ブルボン=パルマ家のアンヌ・アントワネット(1923-2016)と再会、翌1948年に結婚し、5女を儲けました。

市民権を剥奪されたミハイ元国王は、最終的にスイスに居を構え、退位後イベリア航空のパイロットなど航空関係の仕事や農業をしながら慎ましく暮らしました。2001年7月、娘のマルガレータ王女とともに共和国政府より特別の地位を与えられ、住居・生計・活動費すべてが国庫で保証されるようになりました。ようやくルーマニアへの帰国がかなったのは2002年になってからでした。

白血病との闘いの末に今月5日、スイスで死去した。96歳。王家の紋章が入った布で覆われたミハイ氏のひつぎは、現在は博物館になっている旧王宮の謁見の間に安置されました。

2017年12月11日、ルーマニア議会においてミハイ1世の追悼式典が催され、最後にルーマニア王国国歌「国王万歳」が流された。共和国議会で王国時代の国歌が流されるのは史上初でした。13日に棺はスイスからルーマニアに到着し16日に国民葬が行われました。

 

 

涙を流すミハイ元国王長女マルガレータCrown Princess Margarita

(王位継承者とし「ルーマニア王太女)


Princess Margaret of Hohenzollern, daughter of former Romanian King Michael I, cries next to his coffin, at Bucharest's Henri Coanda airport, outside Bucharest, Romania, Wednesday, Dec. 13, 2017. Former King Michael,

 

 

 

 

Funeral procession of King Mihai I of Romania, 16 December 2017

参列者

・英国王室ウェールズ公チャールズ皇太子殿下

・スウェーデン王室スウェーデン王カール16世グスタフ陛下および王妃シルヴィア陛下

スペイン王室前スペイン王ファン・カルロス1世陛下およびソフィア陛下(ミハイ1世陛下のいとこ)。

・バーレーン王室(ハリーファ家)シャイフ【シェイク】”・ラーシド・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ閣下

・ベルギー王室(ベルギー家【ザクセン=コーブルク=ゴータ家】)ベルギー王女アストリッド殿下(オーストリア=エステ大公妃 : オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : モデナ公妃 )
・ オーストリア=エステ大公/ベルギー王子ローレンツ殿下(ロレンツ大公 : オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公 )

・ヨルダン王室(ハーシム家)前国王夫人ムナー・アル=フセイン妃殿下、アリー王子夫人リム・アル=アリー妃殿下

・リヒテンシュタイン公室(リヒテンシュタイン家)リヒテンシュタイン公子妃イザベレ殿下

・ルクセンブルク大公室(ナッサウ家):大公アンリ殿下

 

・(旧)アルバニア王室(ゾグー家):アルバニア皇太子レカ2世殿下、アルバニア皇太子妃エリア殿下

・(旧)イタリア王室(サヴォイア家):ヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下

・(旧)ヴュルテンベルク王室:ヴュルテンベルク公子エーバーハルト殿下

・(旧)オーストリア帝室・ハンガリー王室(ハプスブルク=ロートリンゲン家):ハプスブルク=ロートリンゲン家当主/オーストリア大公カール殿下、 オーストリア大公ゲオルク殿下

・オーストリア=エステ大公マルティン殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公子 )、 オーストリア=エステ大公妃カタリナ殿下(イーゼンブルク公女 : オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : モデナ公子妃 )

 (旧)トスカナ大公室系:故ルーマニア王女イレアナの娘オーストリア大公女マリア・マグダレーナ殿下、 オーストリア大公ドミニク殿下、オーストリア大公妃エマヌエッラ殿下

・(旧)ギリシャ王室(グリュックスブルク家):旧ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下(デンマーク王室出身)、 ギリシャ・デンマーク王女イリニ殿下、ギリシャ・デンマーク王子ニコラオス殿下

・(旧)ドイツ帝室/プロイセン王室(ホーエンツォレルン家):プロイセン公ゲオルク・フリードリヒ殿下

・(旧)バーデン大公室(バーデン家、ツェーリンゲン家):バーデン辺境伯マクシミリアン殿下、バーデン辺境伯妃ヴァレリー殿下(トスカナ系ハプスブルク家出身 )

・(旧)フランス王室(ブルボン家【ブルボン=オルレアン家】):ヴァンドーム公爵/フランス王子ジャン殿下(オルレアン公子 )、 フランス王女シャンタル殿下(オルレアン公女 )、

・(旧)ブルガリア王室(ザクセン=コーブルク=ゴータ家):旧ブルガリア王シメオン2世陛下: 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ)、

・(旧)ポルトガル王室(ブラガンサ家):ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下

・(旧)ユーゴスラビア王室(カラジョルジェヴィッチ家):
 ・現在セルビア王室を称する、ユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下、ユーゴスラヴィア皇太子妃カタリナ殿下

(旧)ロシア帝室(ロマノフ家):ロシア女大公マリヤ・ウラジーミロヴナ殿下

 

君主家ではないけれど
リーニュ家:リーニュ公女アン閣下(Her Highness Princess Anne of Ligne)、

ラジヴィウ家:タティアナ・ラジヴィウ公女(Princess Tatiana Radziwiłł)、

 

 

マリア王妃 ティアラ(マリー・オブ・エディンバラ)と孫のミハイ1世

Queen Marie of Romania and her grandson, Prince Mihai (later, King of Romania). 

 

 

3歳のころのミハイ1世

 

ギリシャ国王コンスタンディノス1世の長女エレーニと息子のミハイ1世

Pss Helena of Romania, nee pss of Greece with son, Current King Mihai I.1920s.

Queen Marie of Romania within her family: King Carol II of Romania, Queen Maria with husband King Alexander of Yugoslavia, Princess Ileana of Romania with husband Archduke Anton of Austria, Prince Nicholas of Romania, King Mihai I of Romania, Queen Elisabeth of Greece

 

 

 

 

 

以前紹介した7歳のフィリップ殿下の写真(いとこの子ミハイ1世、いとこのギリシャ国王パウロス1世と)ヨーロッパじゅう家族をたらいまわしにされる前。

ギリシャ国王コンスタンディノス1世の子であるエレーニ(ルーマニア王妃)とパウロス1世(ギリシャ国王)

 

パウロス1世の娘がスペイン王室に嫁いだスペイン元王妃ソフィア(スペイン国王フアン・カルロス1世王妃、同じギリシャ王家出身のエディンバラ公フィリップと彼女の父パウロスとは従兄弟の関係にあります。)

 

 

 

1928年、ミハイ1世とフィリップ殿下

ギリシャ王室メンバールーマニアの都市でとコンスタンツァでバカンス

セオドラ・ティス・エラザス王女(ゲオルギオス1世の孫娘の1人アンドレアス王子とその妻アリス・オブ・バッテンバーグ第2子、フィリップ殿下の姉)、ルーマニア ミハイ1世、エレーニ王女(ルーマニア国王カロル2世と結婚)、イリニ・ティス・エラザス(ギリシャ王パウロス1世とその妃フリデリキの末娘)、マルガリタ・ティス・エラザス(フィリップ殿下の姉)、7歳のフィリップ殿下、パウロス1世 (ギリシャ王)。

 

1928 Princess Feodora, King Mihai I of Romania, Princess Elena, Princess Irene, Princess Margrete, Prince Philip and Prince Paul (later King of Greece)

笑ってるフィリップ殿下ハリー王子にそっくり

ロビンフッドをして遊ぶフィリップ殿下とミハイ1世

そして一番右は…のちにミハイ1世と結婚することになるブルボン=パルマ家のアンヌ・アントワネット

 

 

【ルーマニア王室】ルーマニアン・グリーク・キー・ティアラ、ミハイ1世&フィリップ殿下写真、マルガレータ王女と会えてうれしそうなチャールズ皇太子→


ティアラはニコライ2世の従兄でロシア大公キリル・ウラジーミロヴィチが妻ヴィクトリア・メリタ・オブ・サクス=コバーグ=ゴータに送ったものでしたが、革命後不明となっていました。しかしヴィクトリア・メリタの姉ルーマニア王妃マリアがマーケットに流出したティアラを購入したとされています。

 

 

Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania, Custodian of the Romanian Crown, the elder daughter of His Majesty King Michael of Romania.

 

 

 

 

ヴィクトリア・メリタ・オブ・サクス=コバーグ=ゴータの子女

1.エリーザベト(1895年3月11日 - 1903年11月6日)→

2.マリヤ(1907年2月2日 - 1951年10月25日) - ライニンゲン侯カールと結婚、ロシアの皇族。

3.キーラ(1909年3月9日 - 1967年9月8日) - プロイセン王子ルイ・フェルディナントと結婚

4.ウラジーミール(1917年8月30日 - 1992年4月21日) - ロシア皇帝を自称

 

 

【英国王室】ヴィクトリア (ミルフォード=ヘイヴン侯爵夫人)→

 

 

 

【ルーマニア】マリア王妃 ティアラ(マリー・オブ・エディンバラ) 元ルーマニア王国ファミリー王位継承者→

1.カロル2世(1893年 - 1953年) - ルーマニア王

2.エリサベータ(1894年 - 1956年) - ギリシャ王ゲオルギオス2世妃

3.マリア(1900年 - 1961年) - ユーゴスラヴィア王アレクサンダル1世妃

4.ニコラエ(1903年 - 1978年)

5.イレアナ(1909年 - 1991年) - トスカーナ大公子アントン妃

6.ミルチャ(1913年 - 1916年)

 

 

 

【ルーマニア】マリア王妃 カルティエ製 Kokoshnik tiara ココーシュニクティアラ→

【ロシア帝国・ヘッセン家】ニコライ2世とアレクサンドラ・フョードロヴナ→