初来日したレイチェル・マクアダムスが、2016年4月14日に日本外国特派員協会で記者会見では、「一生に一度の巡り合わせ」と本作との出会いへの並々ならぬ思いを明かしました。
衝撃の実話を、取材に当たった記者の目線で描く社会派の映画であるため、脚本を読んだときには
「誰がこの映画を観るんだろうと思ってしまって」と正直な思いを吐露したレイチェル。しかしながら「報道を通して知っている事件ではあるけれど、細かいところは知らないことが多かった」からこそ出演を決意したそう。
『スポットライト 世紀のスクープ』は、世界中に衝撃を与えた、2002年にアメリカの新聞ボストン・グローブ紙が報じ、世界中に衝撃を与えたカトリック教会の神父による児童への性的虐待という衝撃的な題材を扱った社会派ドラマ。
レイチェルは、この世紀の大事件をスクープしたアメリカの新聞ボストン・グローブ紙の記者サーシャ・ファイファー役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。
4月16日に第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(公開中)の舞台挨拶に登壇。
Rachel McAdams
レイチェルは「コンニチハ!ジャパン」と笑顔で挨拶をした後「地震のこと心を痛めています。被害に遭われた方のことを思っております」と沈痛な表情を見せ、アカデミー賞授賞式の日を振り返り「いままで生きてきたなかで最高の日の一つとなったわ。作品賞は、もちろん受賞するんじゃないかと思っていたけど、決まった瞬間は、ショックの方が大きかった(笑)。作品規模も大きくないインディーズ映画だし、派手さもない映画を、ここまで支持してくださった方々に心から感謝したいと思ったわ」とコメント。
世界30か国以上でも翻訳され累計200万部を売り上げた「人生がときめく片づけの魔法」の著者片づけコンサルタント近藤麻理恵(こんまり)さんが、レイチェル初来日のお祝いゲストとして駆けつけ大興奮して迎えたレイチェル。「来てくださってありがとう!本も読んだわよ」と大喜び。
アメリカでは米Amazon総合1位を獲得し、2015年にアメリカの雑誌TIMEによる「世界で最も影響力のある100人」に、作家の村上春樹と共に選出されました。
レイチェルは「シャツは学んだとおりにたたんでいるし、ソックスもいま頑張っているわ。また、ちょうど引っ越しをするタイミングで本を読めたので、良かったわ」と語りました。
レイチェル・マクアダムス 第88回オスカーノミネート者昼食会→●
レイチェル・マクアダムス 第88回アカデミー賞授賞式(2016年2月)第88回アカデミー賞作品賞&脚本賞ダブル受賞を果たした『スポットライト 世紀のスクープ』(4月15日公開)→●
レイチェル・マクアダムス Met Gala 2014&最も自然な美しさのある女性セレブ1位→●
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