2015年11月26日 英国のヘンリー王子(Prince Harry)がアフリカ南部レソトに児童養護施設を開設しました。
本当に優しい目をした王子
王子の目に映る人々
チャリティ活動に熱心で精力的に動いているハリー王子のこの児童養護施設は王子自身が創設した慈善団体、「Sentebale(意味は忘れな草)」が運営します。
立場は大きく違えど、多くの子供たちと会い、自分と同じように親を失った子供たち、突然に与えられた悲しみ、喪失、心に空いた大きな穴が満たされることはないなど...彼らの同じ痛みがわかり分かち合える自分と照らし合わせ、児童養護施設を開設にあたりヘンリー王子は心のこもったスピーチをしました。
Prince Harry talking about visiting Lesotho and about the connection he felt to many of the children who had lost a parent, just like him.
多数のチャリティ活動で、特に恵まれない若者の救済や軍人・元軍人に対する援助に力を注いでいる王子。先日、負傷した軍人をサポートすべく企画されたチャリティウォークに参加。これを世界各国で大きく伝えられましたが、王子は『デイリー・ミラー』紙の取材を受け、「(目立たない活動も)同じくらい重要ですから。」「僕達の母は、そのような活動を数多くこなしていました。そういう(目立たない)活動を通しての方が、実は学べることが多くあります。人々の“正直な気持ち”も聞き出すことができる。そういう利点もありますしね。」とスポットライトを浴びない地味な活動にも積極的に関わりたいという意思をしましました。
今後も「良い目的のためにできることがあれば、何だってやりたい。それが僕にとっては大事なこと」ともコメント。
このレソトのセイーソ王子と共同で立ち上げたレソトを中心に活動している、「Sentebale」が忘れな草という意味をもつところに、生前多くのチャリティ活動に関わり、弱い立場の人々を救済しようと熱心に活動した故ダイアナ妃のの遺志をしっかりと引き継いでいるところを感じます。
2015年6月8日 、英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)で難病の子どもたちと家族を支援する慈善団体「ウェルチャイルド(WellChild)」のチャリティーコンサートが開催され、ヘンリー英王子(Prince Harry)、米歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)、トニー・ベネット(Tony Bennett)が出席
また、ご自身がかかわることによって人気アイドルやセレブ達とともにチャリティーコンサートを開き、チャリティーに興味のある人たち、ない人たち、かかわりたい人たちの橋渡しとしても活躍されています。
2015年11月、ヘンリー王子 リメンバランスサンデー
高校卒業後イートン校を卒業した後、オーストラリアの牧場で働いたり、レソトの孤児院で奉仕活動を行った後アルゼンチンに渡るも誘拐未遂を理由に帰国。軍隊に入る。
2006年ヘンリー王子「母 故ダイアナ妃の遺志を継ぐため」レソトのセイーソ王子と故ダイアナ妃を記念して設立した慈善団体、「Sentebale(忘れな草)」を設立→●
2008年ヘンリー王子&ウィリアム王子 アフリカ・レソト、ボツワナ、ナミビアを旅する→● ・●
2013年ヘンリー王子「母が誇りに思ってくれるとうれしい」」「不思議と母(ダイアナ)とレソトのセイーソ王子の母が天国であっているのではないかという気がする」とスピーチ→●
2013年2月、「普通の人間」「王子」「軍人」の3つが自分と語ったハリー王子→●
2013年7月ヘンリー王子がSentebaleチャリティー展覧会の会場を訪れ、生まれたばかりの甥についても初コメント→●
2014年5月7日、ロンドンで行われた、「センタベイル(Sentebale)」のサマーパーティーに出席。レソトのHIV/エイズ患者の子どもたちを支援する慈善団体への協力を呼び掛け→●
【英国王室】2014年ハリー王子 レソト訪問Sentebale charity projects→●