2006年6月12日、バンコクで行われたタイ国王の即位60年を祝う晩餐会に出席したモロッコ王国のラーラ・サルマ妃。 エメラルドと共に美しさを際立てるのは、つややかなゴージャスな赤毛のカーリーヘア。本人は意識していないにもかかわらず、周りの人の時を一瞬止めてしまいそう。
Lalla Salma of Morocco in Thai Royal Banquet at Bangkok, Thailand. June 12, 2006
現代的ながらも繊細な装飾、華やかな色合いのカフタンで自国の文化を尊重されています。
肌を隠しても満ち溢れる上品な艶...。目の奥が読めないのにもかかわらず、突き抜けるような透明感を感じます。
けれど美しさにも自身の立場に奢らない、静かな自信を持っているような態度。
タイ王国 ラーマ9世ご夫妻と
エキゾチックな極上の美を持ちながらも、どことなくしっとりと、笑顔には少女っぽさも雰囲気を兼ね備える妃は、奥行きのある雰囲気でもっと見つめていたい気になります。
妃にはセクシーという言葉は合わないですが、抑制されていた時代のハリウッドの女優さんも肌をさらさずとも圧倒的なセクシーさを感じさせるのですよね。
Princess Lalla Salma, wife of the King of Morocco. wearing her Emerald Suite. Amazing with her gorgeous red hair.
ご本人は自身がこんな目をしているなんて思っていないでしょうね。ルクセンブルク大公。
Lalla Salma of Morroco, Grand Duke Henri of Luxembourg and Crown Princess Mathilde of Belgium 2006
心を奪われたような...ね。赤くなっていません？
2011年英国ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式。着飾った招待客1900人のなかで「最も エレガント」と称されたラーラ・サルマ妃、本当にこれまで多々ご紹介したいと思いつつ、あまり反響がなく（？）いえ、なくても勝手に紹介するものも多々ありますが...アラブ圏は皆様興味がないのかしら？と遠慮していました。
いつも感じるのですが皆様のコメントはその情景が描けるようであったり、言葉選びにうならせていただいたりします。
ダイアナ妃を見てため息ならば、ラーラ・サルマ妃は息を飲んでしまう...
国王がきっと王妃にと熱望したのではないか...
妖艶でいて、知的な包容力溢れるお美しさ...
ギリシャ様式はラーメンの丼の模様...
個人的なことですが、わたくしラーメン屋さんに2度しかいったことがなくラーメンの丼の模様を調べてしまいました。正式には「雷文」というそうです。ラーメン屋さんに行ったら「まあこの器、Greek Meander模様だわ」とかいうところだったかも（笑）artのクラスではメアンダー普通に使うんですよ。発生時期は双方とも紀元前数百年頃で似ていますが、ギリシャ版は小アジアのミレトスを流れている極端に蛇行しているメンデレス川に由来（英語読みメアンダー）建築の装飾やアクセサリーにも見られます。中国は雷に由来しているそうです。
これからは過去のものも含めご紹介していきますね。
おまけ♥
存命中の国王として、世界1番目なのはタイのラーマ9世、プミポン・アドゥンヤデート（Bhumibol Adulyadej）国王陛下。次ぐ世界で2番目に長い在任期間を誇るエリザベス女王（Queen Elizabeth II）若きラーマ9世。
July 1960 --- The King and Queen of Siam, now on a state visit to England, entertained the Queen and Duke of Edinburgh, and other members of the royal family, to dinner at the Thailand embassy tonight. The picture shows the King and Queen of Siam arriving ready to welcome their guests.
ラーラ・サルマ妃→●
【モロッコ王室】ラーラ・サルマ妃と生まれたばかりのラーラ・ハディージャ王女を抱くムハンマド6世→●
【モロッコ王室】ラーラ・サルマ妃 2006年タイで その美貌に隙なし→● ・●
【モロッコ王室】モーレイ・アル・ハッサン王太子→●
【オランダ王室】2013年ウィレム=アレクサンダー国王＆マキシマ王妃誕生、ラーラ・サルマ妃出席→● ・●
【モロッコ王室】ムハンマド6世の妻 ラーラ・サルマ妃 ウェディングティアラ→●