現在4歳になる長男モーゼス出産後にうつにかかったことを告白しているグウィネス・パルトロウが「自分の赤ん坊を見ても何も感じられなかった」と「ロボットのように接していた」ことをさらに明かしました。
グウィネスはイギリスのヴォーグ誌に「最悪の状態の時は、私はロボットのようだった。何も感じることができなくて息子に対して母性本能を感じられなかった。本当にひどい状態だったわ。有難いことに、息子に危害を加えようとはしなかったけど、つながりを感じられなかった。かわいいと思えなかった。今でも、息子が3か月ぐらいだった頃の写真を見ると、その頃のことが何も思い出せない。」「一番の問題は、明らかに何かがおかしいのに、それを認めようとしなかったこと。普通に振る舞っていたの。実際、何かがおかしいと気づいたのは夫のクリス(・マーティン)だった。彼が気づいてくれ何か変だと口に出してくれたおかげで自分の思い込みじゃないんだとわかってはホッとした」と語りました。
自分が追い込まれているのに気がついたグウィネスはこれをきっかけに女優に復帰することを考えたという。「それが始まりだったの。自分の状態に気がついた後、エクササイズをまた始めて、仕事に復帰することを考え始めたわ。わたしの問題はそこにあるのよね。言うべきことを口にできないの。イライラして、溜め込んで、自分の周りに壁を作って、だんまり作戦にでちゃう。不健康なのはわかっているんだけど……」
2009年10月パリ・ファッションウィークでステラ・マッカートニーのファッションショーをポールとともに観賞するグウィネス。