友人でリスト入りの常連となっているジョージ・クルーニーを倒して1位になるのが長年の夢と語っていたマット・デイモンが2007年度「最もセクシーな男」に選ばれましたね。
現在37歳のマット・デイモンは今回の栄誉に少し照れた様子で「片田舎で年を重ねる僕のような親父は自惚れも強くなってしまうんだよ」と話しておりますが、ピープル誌はデイモンが選ばれた理由として、「魅力的なユーモアのセンス」、「しっかりした家庭人」、そして「心に染み込む謙遜家」ぶりをあげています。
ピープル誌恒例の今年の「最もセクシーな男性」のトップ10は以下の通り。
1. マット・デイモン(Matt Damon)
2. パトリック・デンプシー(Patrick Dempsey)
3. ライアン・レイノルズ(Ryan Reynoilds)
4. ブラッド・ピット(Brad Pitt)
5. ジェイムズ・マカヴォイ(James McAvoy)
6. ジョニー・デップ(Johnny Depp)
7. デイヴ・アナブル(Dave Annable)
8. ウィル・スミス(Will Smith)
9. ハビエル・バルデム(Javier Bardem)
10. シェマー・ムーア(Shemar Moore)
マット・デイモンにとってかなり嬉しいニュースでありますが、彼は昨年から『オーシャンズ13』で共演したジョージ・クルーニーやブラッド・ピットというセクシーな男の代名詞たちに負けじと、2007年度の最もセクシーな男に選ばれるよう下準備をしていると明かしていました。
クルーニーとブラッド・ピットは同タイトルの栄冠を二度も手にした二人であり、「自慢話をしているのを聞いてあきあきした」マットは、「彼らが選ばれたのは潤沢な資金のお陰だから今から勝利のために資金集めをはじめているよ」と特有のジョークをまじえコメントを発言していたり、またクルーニーも、マットが2007年のタイトル奪取に向けて彼にアドバイスを求めたと述べていたりと昨年から下準備は万端だったようです？
2006年度の最もセクシーな男に選出された際、ジョージは実は『オーシャンズ13』の共演者のマット・デイモンこそがこのタイトルにふさわしいと断言した上で、「マットにとってはかなり残念な結果と言うしかないね。ずっと効果的なキャンペーンをやっていたんだから。側にいればあいつがセクシーだと分かるのに。目がいい、輝いている。笑顔もいいし素晴らしいダンサーだ。『オーシャンズ13』ではスピードを着こなしているしね」と冗談めかした口調で語っていたりもしていました。
クルーニーはアドバイスを求めにきたマットのことを「マットは一介の政治家がビル・クリントンの元を訪れるかのように僕のところにやって来たんだ。だから、『ヘビ柄のスーツを着て髪をなでつけて、つま先立ちのポーズをとれよ』と言ったのさ。あいつの鼻を明かすために何食わぬ顔で密かに影響力を行使したなんて考えを持たれないことを願うよ。だけど実際、マットの時代が来るまでには後数年あるからな」とインタビューに答えたりもしていましたが...マットの時代は1年でやってきたようですね。
なんとなくこの2人の掛け合い好きなのですが、マットは「ジェイソン・ボーン」シリーズ第3弾となる『ボーン・アルティメイタム』が大ヒットし、フォーブス誌の投票で、「最もコスト・パフォーマンスの高い俳優」選ばれた際、一番に、その事実をジョージ・クルーニーに知らせたそうです。
上で述べたとおり当時「オーシャンズ」シリーズで共演したブラッド・ピットとクルーニーは、ともにピープル誌が選んだ「世界で最もセクシーな男」に選ばれたということから、撮影現場でその輝かしい実績を自慢しあっている姿をみたマットはNo.1になったことがないことに悔しい思いをしながらも黙っているしかなかったそうですが、投票結果をみたマットは「メールに『ざまあみろ! セクシー野郎』と書いて、フォーブス誌の記事を添付してジョージにメールした」ということがあったそうですが、それに対してクルーニーは『素晴らしいね。僕の別荘の使用人が、その記事を読んでくれたから知ってたよ』と、極めて素直な返答を返してきたこともあったとか。
調査の結果では、マットは1ドルの投資で29ドルを稼ぐ俳優で、以下、2位のブラッド・ピットは24ドル、3位のビンス・ボーンとジョニー・デップが21ドルだそう。
なお、かつてハリウッドで最も稼ぐ俳優だったトム・ハンクスが12ドル、トム・クルーズは11ドル、ウィル・スミスとデンゼル・ワシントンがそれぞれ10ドル、アダム・サンドラーが9ドル、ウィル・フェレルとジム・キャリーが8ドル。
女優部門の1位は、ジェニファー・アニストンの17ドルで、アンジェリーナ・ジョリーが15ドルと続いています。