モナコ大公に見初められ王室に嫁いだグレース・ケリーの美しい結婚式のドレスを詳しく知ることのできる一冊。
「Grace Kely- icon style to Royal Bride」
薄いですが中身の濃い一冊かと思います。
もう少しグレース妃の写真が掲載されているとうれしいのですが....
Grace with Oleg Cassini
グレース・ケリーロシア亡命貴族の孫でファッションデザイナーのオレグ・カッシーニとも結婚を前提にと両親に紹介をしていました。
しかし55年、カンヌ映画祭に出席した際、雑誌「パリ・マッチ」誌がモナコのレーニエ3世とのインタビューを用意。
32歳のレーニエ大公と26歳のグレースがはじめて対面します。
グレースはアメリカにもどり「白鳥」を撮影、そしてレーニエ大公がクリスマスにグレースの実家を訪れたことでマスコミは世紀の恋を追います。
グレースは最後の映画である「上流社会」の撮影を終えた1月5日に婚約発表。そして4月19日に華麗な結婚式がテレビ中継されました。
モナコ公国大公レーニエ3世が結婚の際、花嫁に真珠のセット・ジュエリーを送ったブランドはパリに拠点を置く格調高きジュエリー・ショップ「ヴァン・クリーフ・アーペル」でした。
シルクサテンとアンティークのレースがふんだんに使われたウエディングドレスはへレン・ローズが担当。
ウエディングドレスはパールで縁取りされ、ドレスだけでなく、ヘッドピースやベールにまで無数のパールが散りばめられたそうです。
数百個ものパールを縫い付けたロングベールは約3メートル
祈祷書
Veil & pearl studded prayer book of Actress Grace Kelly
ウエディングドレスやティアラ、ベール、靴、祈祷書などはフィラデルフィア美術館に寄与されてます。