いまの悩みは認知症の母に父が怒ることです。
ひとが怒るのを見ると緊張するししんどくなりますね。
そんな父のことを心のどこかで嫌っていました。
「なんでそんなに怒るんだ!」
「あぁ~やだなぁ~・・・」
父が怒るたびにそんな気持ちになっていました。
でも、そんな父への見方が大きく変わり、ぼくは非常にラクな気持になり、
父が認知症の母におこるのが気にならなくなり平気になりました。
そして、父のことがよりいっそう好きになりました。
どうしてそうなれたかというと、
それは、自己啓発本の世界ではよく言われていることですが、
悪い所より良い所をみることです。
父の良い所と悪い所の両方を数えてみると、
圧倒的に良い所のほうがおおかったのです。
そのことに気が付いてから、父に対して「とてもいい父親」と感じるようになり、
心の中に嬉しさがこみ上げました。
父のいいところは、
・イオンに買い物に連れていってくれる
・床屋や病院に車で送り迎えしてくれる
・美味しいご飯を作ってくれる
・母のデイサービスの日はお昼をごちそうしてくれる
・母の見守りをしてくれる
・母と同じ寝室で寝てくれる
・掃除をしてくれる
・洗濯をしてくれる
・家族のために一生懸命何十年も働いてくれた
・高価なオーディオを買ってくれた(父もつかいます)
こんなにも父には良い所があるんですよね。
良い所というか、父にしてもらっていることですよね。
本当に父は家族のために沢山のことをしてくれます。
そんな所にたった一つの怒りっぽいという短所があるだけ。
世の中様々な家族があると思いますが、
全く問題のない家庭はないと思います。
どんな家庭にも一つは問題というか悩みや困り事があるものですね。
それが、当たり前だと思います。
我が家は父に関しては怒りっぽいという短所が一つあるだけ。
父は家事全般してくれますし、料理も上手です。
お父さんの中には料理や家事が出来ないお父さんもいると思うんですよね。
そのことを思うと父は優秀です。このことを考えると父には感謝ですね。
そうなのです。
人間関係や出来事には良い面と悪い面の両方や短所や長所があります。
幸せに暮らしたいのであれば、悪い面をみて文句や愚痴を言うのではなくて、
良い面をみて、ありがたいなぁ~感謝だなぁ~と暖かい気持ちでいたほうが幸せですよね。
つまり、ものは考えようなのです。
出来事に対して、いかにポジティブな側面を発見することが出来るか、
これで、幸不幸が決まるといってもいいでしょう。