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audiokick-dialy つれづれなるままに

29歳、山と酒と音楽の日々。

ゆっくり歩いてナムチェでステイしようか、飛ばしてパクディンまで下ろうか悩んだ。パクディンのほうが寒さが緩いのと上りで泊まった宿の印象が良かったのでこの日は頑張ってパクディンまで20キロ超。

でも下りなので楽。

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途中、ナムチェのナムチェベーカリーでチーズブレッドとプレーンドーナツ、コーラを堪能。日本ならそこらじゅうにある普通のパンだけど、ネパリ食が続いていたのでたまらなくうまい。後半の下りにはずみをつける。

ナムチェを過ぎれば樹木の生い茂る緑の田舎道。途中3キロくらい犬が後を付いてきて、どこまで来るのかなーと思ったらなんと、休憩している時に先へ行ってしまった。どこまでいくのか、犬よ。

2週間ぶりにパクディンのロッジのおばちゃんと3人の娘さん達と再会。笑顔で迎えてくれた。ここのダルバートがネパールでいちばん美味かった。
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朝、まだ雲の少ないローツェに挨拶をしチュクンから下る。

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道のいたるところにマニ石と呼ばれるチベット仏教のお経が刻まれた石が。


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ロッジの多いディンボチェで一休みして、あとは一気に下る。

この日は20㎞近い行程。でも下りなので楽々。
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そろそろ疲れてきたなと思った頃タンボチェ到着。

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ここまで下るとこれから上る人の姿が多くなる。チベットからランクルでネパールに入ってきた日本人の大学生に出会う。「コーラが飲みたい」と話してたら居ても立ってもいられなくなり、値段を聞いたら200RSとお手頃価格だったので飲んだ。うまい。カトマンズで買えば15RS。

天気が悪くとにかく寒い。大学生はこの先もっと寒くなるのかと心配していたが、なんとも言えない。だがこの日が特に寒かったのは確か。

もう一人いた日本人のおじさんの話してる日本語は非常にまどろっこしいニュアンス(方言とかではない)で、ガイドの少年をウンザリさせていた。上りの苦しさを年齢のせいにしていたけどその体型を見たら年齢だけのせいでは無い気がする。普段運動していない人が歩けばどんな場所でも苦しくなる。普段運動している人なら、トレッキング自体の運動強度はそんなに高くないことを知ってる。おじさんはカラパタールまで行けただろうか。

布団貸して、と言ったら「オッケー」と言ってくれたが、いつまでも持ってきてくれないので我慢して寝た。
毎朝やたらと元気が良い。寝起きばっちり。食欲オーライ。登れ、ということだろね。

チュクンリにて、このトレッキング最大のロストウェイをやらかした。

山の右側から登るのが正しいルートなのに、左側についてた踏み跡を辿ってしまった。

道はどんどんわかりずらくなり、ついにヤクの踏み跡だけになってしまった。地図を見ても完全に正規ルートを外れたことがわかった。

ただ、行っても行ってもヤクの踏み跡が残っていて、ついに山の反対側からチュクンリを確認できる場所まで出てしまう。上っちゃおう。

足もとの岩がザレてない場所を選んで登っていくと、チュクンリのすぐ手前に出た。正規ルートに戻った。なんかやたらと体の調子が良く、スイスイ登っていける。やっぱり何日かいると低酸素濃度にもなれてくるんだろな。

チュクンリには、ほんとに登ってよかった。

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ゴーキョ、カラパタよりも、ここが一番圧倒された。

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5500mの場所にいるのに、そこからさらに3000mそそり立つ壁。そのいちばん高いピークがローツェ。カラパタールから見るエベレストもかっこいいが、ここから見るローツェ南壁は凄まじい。

充実感のなか、正しかった道を下る。

宿にもどり、封印していたホットシャワーを浴びる。前日、ドイツ人女性が「ベストシャワーインディストレック」と言っていたのを小耳にはさんだ。ドイツの姉さんは正しかった。「暖かい」と心から思えるシャワーを、5分間堪能した。ヤカンでお湯を沸かす方式はゴーキョの宿と変わらないが、やはりシャワーは頭の上からふりそそいでいただきたい。

黄金色のローツェが、まぶしかった。

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ロブチェから4400mのディンボチェまで下り、そこからエベレスト街道を東にそれるチュクンの町へ。

体はもう完全にこの高さに順応してきた。しかし寒さと蓄積疲労に蝕まれた体は、なかなか思うように動いてくれない。

どのロッジも造りが簡素ですきま風が入り、暖房器具はダイニングにある薪ストーブひとつだけ。布団を借りて寝袋の上に掛けてもかなり冷え込む。寒さが体力を奪うことを身をもって実感する毎日。「風呂入りたいなー」とか「暖かい場所に行きたいなー」とか、俗な欲望が生まれ始めた。

チュクンの町へ行くのも、いくらか躊躇した。チュクンへ行くのはそこからチュクン・リというピークに登るためなのだが、ここもまた標高5500mある。世界第4位の高峰ローツェとヌプツェのすぐ南にあり、その景色が壮絶であることは地図から容易に想像できる。が、この高度における標高差800mの苦しさも、もう十分知っている。

チュクンに行っただけでもローツェはきれいに見えるだろうし、アイランドピークも見えるだろう。よし、行こう。

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エベレスト街道から外れたチュクンの町は本当に静かな場所。ここを訪れてアイランドピークのクライミングに向かう人が多い。

6000m以上のピークをクライミングするのは、ネパールでは許可を申請してお金を払わなければならない。アイランドピークは比較的簡単といわれる6000m峰。町ではクライミングのパーティーがいくつも寛いでいた。

同じ宿に泊まっていたフランス人は、なんと高校生くらいの子供を2人連れて家族4人でアイランドピークにクライミングに来ていた。なんて素敵な家族旅行。

チュクンは風も穏やかで思ったよりも寒くなかった。

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ロブチェからカラパタールを往復すると6時間くらいかかると予想し、朝8時に宿を出る。宿の主人に連泊することを伝え、この日はカラ身で歩く。

やっぱり荷物が無いのは楽だ。

関空を発つ時の計量でバックパックの重量は9.8kg。水を入れて12kg。なかなか良いパッキングだったと思う。道中いろんな人に「荷物少ないね」と言われる。日本で歩くときよりもテントと調理具と食糧のぶんだけ軽いから、実感する重さもだいぶ軽い。それでも歩を重ね標高を上げていくうちに、肩と腰にザックが負担をかけてゆく。2、3日前から肩こりがひどい。これまでいろんな所に一緒に行ったM社のザックだが、背負い心地は、悪い。はっきりと、悪い。帰ったらO社のザックを買おう。

とにもかくにも、カラ身に勝るファスト&ライトは無い。

右手にヌプツェを見ながら北北東に進む。行く手にはプモリと、その手前の目的地カラパタールが見えてくる。

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綺麗な円錐形をしたプモリは、「大人になった蓼科山」と命名しよう。7000m超えてるからね。

えっちらおっちら2時間歩いて、標高約5100mゴラクシェプの町に到着。

ロッジでブラックティーを飲んでいると、昨日ロブチェで出会った日本人のおじさんを連れたガイドさんに出会う。その日本人のおじさんは67歳らしく、見るからに体調が悪そう。ガイドさんもかなり心配していて、まだ午前中だけどその日はもう動かないことに決めていた。

俺の格好を見てガイドさんは、「たぶん上は寒いですよ」と上手な日本語で教えてくれた。でもそのまま行くしかない。カラ身だから。この時の格好は、機能素材の長そでベースレイヤー、フリースのベスト、弱めのソフトシェル。ゴーキョピークもチョラパスもこの格好だったから大丈夫だろうと予想していた。

ゆるやかな上りを歩く。やっぱり息苦しいけど、荷物が無いからだいぶ楽。

途中、右側から大きな重低音が。ヘリかな?と思って振り向くと、ヌプツェの裾で雪崩。

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すごい。幅1キロくらいある。クライミングルートではなさそうだから人はいないと思われる。あんなのに飲まれたら生きてるとか死んでるとかいう問題は通り越してしまうだろう。

斜度はだんだんきつくなり、もう諦めて帰ろうかな・・・と思ったころカラパタール登頂。

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だいぶ前から見えてたけど、改めて世界最高峰とご対面。

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どんなに周到な準備をしても死の可能性を拭えないエベレスト。そこはもう神様の手の届く場所。

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プモリ、ヌプツェ、ロブチェピーク・・・いつまでも眺めていたくなるような景色。

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しかし寒さと強風のため10分もいられず。

隣にいたイタリアンが温度計を見て「マイナスフィフティーン」と言っていた。寒いわけだ。

指が痺れてきたところで下る。腕組みして両手を両脇にはさんで、転がるように下る。

ゴラクまで下りてさっきのロッジでブラックティーで暖まる。例のガイドさんに、「寒かったでしょ」と迎えられる。体を温めがてら小一時間そのガイドさんと話し込む。

以前はクライミングガイドをしていたが、年齢と酒とタバコのためトレッキングガイド専門に転向したというナンガライライさん。メラピークやロブチェピーク、アイランドピークなどの比較的難しくない(全部6000m超えてるが)ピーククライミングに、日本人を何人も連れていったらしい。やっぱり日本人は高所に弱いらしく、それでいてアタックするのは高齢の方が多いから敗退例が多いとのこと。「兄さんがアイランドピーク登りたいならうんと安くできるぞ。ポーターが少なくてすむ。飯もなんでも大丈夫だろ?間違いなく成功させるよ」と連絡先を教えてくれた。うーん登りたい・・・。

夕暮れ前の暖かな日差しを浴びながら、ロブチェの宿へ帰る。

この日の宿は満室。遅くに来た人が何人も断られてた。それでもロブチェは宿が多いからテント泊になった人はいないだろうけど。
ゾンラの目の前には、アラカムツェという絶壁の山。富士山を真っ二つに切ったらこんな感じに見えるのだろうか。6400mくらいだけど、近いからとにかく巨大に見える。

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この日はノンビリ3時間で着くロブチェにステイすることに。

なんでも情報によると、ロブチェの先のゴラクシェプはカラパタールとエベレストベースキャンプに一番近い町で、エベレストエリアで一番宿代が高いらしい。おまけに標高5100mくらいあって寒いと。カラパタとベースキャンプ両方行きたいなら泊まるしかないが、どっちか片方ならロブチェから一日かけて往復したほうが良いぞ、と。なるほど、従う従う。

途中、ほのぼのとしたヤクの放牧地でのんびりと歩いてたら道を間違う。高地で体力の消耗が激しいので、日本での山歩き以上に悲しい気持ちになる。ハムハムと草を食うヤクを横目に引き返す。

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たどり着いたロブチェから、ヌプツェを望む。

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ゴラクシェプの町よりはマシなのかもしれないが、このロブチェもエクスペンシブ。シングル400RS、ダルバート400RS、ミネラルウォーター1ℓ250RS、コーラ500ml350RS。それでも日本の山小屋よりはだいぶ安いけど。しかし、ここいらでは両替ができないので節約は必須。

が、結局このあと金が足りなくなり、帰りのナムチェでものすごーく悪いレートで両替するハメに…。
一番ハードになるであろう一日。事前の情報収集によれば、チョラパス(峠)はこのトレッキング中で唯一ヤクの通れない道。峠のゾンラ側は雪渓がビッチリ付いて雪が降ったら踏み跡が消えるから通れない。でも今年はまだ大丈夫らしい。

タクナを出て2時間くらいは緩い上り。例のスペイン人と写真を撮り合う余裕も。

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ちいさな峠をひとつ越えそこから先が地獄のチョラパス越え。

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頭痛はもう昨日の時点で完全に消えていたが、とにかく息が苦しい。高地に慣れてもきっとこの息苦しさは無くならないのだろう。

ランニング時くらいの呼吸をしても、自分の足のサイズくらいしか歩幅が出ない。あー辛い。立ち止まっても呼吸を整えるのにかなり時間がかかる。

斜面の状態としては、西鎌の槍側最後の上りくらいか。

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ゆっくりでも足を前に進めるしかない。ちょっとずつ峠が近付く。

着いた。

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反対側は雪でまっ白。

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雪渓の上を下る。アイゼンなんて誰も持ってないから、みんな足元ツルツルさせながら踏み跡をたどる。audiokick-dialy つれづれなるままに

この日の午前中は曇っていてかなりの寒さ。

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青空が広がると、凄まじい景色。

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まさにヒマラヤ。

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これぞヒマラヤ。

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この星は、美しい。ほんとそう思った。

ロシア人がくれたタバコ吸いながら、今越えてきたチョラパスを眺める。

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ゾンラまでもう一息。

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標高5000mの日差しは強烈。目の黒い日本人でもちょっと耐えがたい。日が暮れると乾燥した空気は一気に冷え込む。体にかなりの負荷がかかる。

タクナ側からもゾンラ側からも、チョラパスを越える人はほぼ全員ゾンラで一泊する。なのにゾンラにはロッジが2軒しかない。

当然混みあう。1軒目は満室。

2軒目。「シングルいくら?」「もう無い。」「ドミトリー(相部屋)は?」「ある。150。」「オッケー。」

しばらくして、「…やっぱダメだ。団体が入る。」「えー!!」「・・・テントでいい?」

庭にある常設の一人用テントに、オヤジは山ほど布団を入れてくれた。意外と暖かかった。4800mで天泊するとは思ってもいなかった。

翌朝、「快適だっただろ、テントチャージ1000RSだ!」と気前のいいネパリジョーク。
今日は2時間くらいしか歩かない予定なのでかなり寝坊。10時に宿を出る。

昨日のセカンドレイクでまたしても1時間くらいゴロゴロ。ほんと最高の場所だ。

短い距離とはいえ、この日はゴジュンバ氷河を越える行程。迷子さんになる確率の高い場所。

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事前に見た写真よりかなり氷が溶けてる。地球温暖化の最前線はこういう場所なのか。

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それにしても美しい。

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踏み跡を見失って新しいルート開拓をすると氷と一緒に崩れ落ちる可能性があるので、ゆっくり慎重に歩く。

小川に寄り添うようなタクナの村に到着。

この先の宿には日中に辿り着くのは無理なので、今日はここでステイ。洗濯と読書で午後を過ごす。

パクディンから読み始めたフィッツジェラルド著「グレートギャッツビー」がやっと面白くなってきた。細かい人物描写ばかりでなかなか展開していかないストーリーにそろそろ疲れていたが、ここにきてやっと動き始めた。うん、面白い。

年齢は問わず、女性が3人以上働いている宿はダルバートが美味い、という定説を見つけた。この宿はそれに該当したので、今夜はダルバート。やはり、当たりだった。

朝はスープ、昼はポテト料理。夜はダルバートというパターンが定着している。ネパールではフライド・ポテトというとジャーマンポテトが出てくる。ここ数日はダルバートよりこちらがお気に入り。でも1日2回食べたくなるものではない。だから夜はダルバート。
朝起きたら体はなんともない。腹も減ってる。

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「ゴーキョまで2時間くらいだよ」と昨日会ったシェルパは言っていたが、確実に体への負担は増してきているのでゆっくり午前中いっぱい、4時間くらいかけて歩くことに。

呼吸が苦しくならない程度の速さで歩く。昨日のロシアンに余裕で抜かれる。フレンチの姉さん2人組にも余裕で抜かれる。自分のノロさに腹が立つ。ちょっとがんばる。頭痛。また苦しくならない速さで歩く。

この繰り返し。

のろのろ歩きに慣れてきたころ、ファーストレイクと呼ばれる湖に到着。

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次いでセカンドレイクで一休み。風も無く、最高のひととき。たまらん。
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そして3番目のドゥードゥ・ポカリの東側にロッジ7軒のゴーキョ。昨日出会ったシェルパはゴーキョにあるロッジのオーナーで、さっそくその人の宿にチェックイン。「お、来たね」。

日本人のおじさんが同じ宿に泊まっていたのでブラックティー(普通の紅茶)飲んで談話。「明日は朝からゴーキョピークに登って一日中写真を撮る」とのこと。「体鍛えて7000mくらいの山にトライしたいねー」と。俺もやりたい。

昼飯を食べていざゴーキョピーク5300mへ。

頭痛はだいぶ和らいできたものの、息が苦しくてしゃあない。それもそのはず5000mを超えると酸素濃度は海面の1/2。さすがのロシアンもちょっと辛そう。

でもシェルパは平気で登ってる。完敗。

やっとのことで上り詰めたゴーキョピーク。はためくタルチョ。
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どうして山に登るかって、綺麗な景色を眺めたいからでしょ。
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ここで出会ったスペイン人のケイサー(ヒッピー、40歳)は、「カトマンズの宿にカメラわすれたからユーのカメラで撮ってメールで送ってくれ」と出会う人出会う人にお願いしているらしい。この人とはこのあと度々遭遇する。

宿に下りてきて、あまりに頭がかゆくて寒かったため宿の主人にホットシャワーを頼むと、「オッケーまかしとけ、300だ。ちょっと待ってね。」と快い返事。着替えを持って主人のところに向かうと、ヤカンにお湯をわかしていた。タライにそれを流し入れると、「ちょうどいい温度に水で薄めな」と言ってコップを差し出される。そしてトタンで囲った「シャワールーム」へタライを運んでくれた。なんとか工夫してみるも、余計体を冷やす結果となった。もう、ホットシャワーは入らない。

でも、主人はすごくいい人だった。
うるさいパーティーに逢わないよう早めに出発(7:00くらい)。

この日は歩いた。けっこうな距離歩いた。標高も4000を大きく超えた。

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景色もどんどん変わってゆく。

いくつも通り過ぎた村々はどれも景色の素晴らしい場所にあり、なおかつ風が吹き抜けない場所にある。涸沢カールを巨大にしたような場所を何箇所も眺めながら歩く。
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あーくたびれたーと吐き捨て、平原にポツンと一軒立つパンラのロッジへ。

どうもジクジク頭が疼く。

宿の女将さん(25歳)が客の注文に応える間、愛娘をあずかる。
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軽い散歩をしたり深呼吸を繰り返したりするも、どうも食欲も少ない。

これが高度障害か。ちょっと歩きすぎたかな。

お茶をいっぱい飲んで瞑想ヨガで体と思考を落ち着かせ、やっと頭痛が治まる。

朝くるしかったら、明日は一日休もう。

それを横目にロシアン5人組。

ドカドカ大量の飯を食い、食後はウイスキーで乾杯。4400mは高地と言わないんだよ、と言われてる気分。実にケロリとしてる。ロシアン、強い。