RCAジャックの信号線とアースの抵抗を測定してみましたら0.2Ωでした。これでは、信号がアースに流れてしまいます。外して見ましょう。
特に異常は無いのですが、やはり0.2Ωです。
RCAピンが差し込まれるとアースが外れる様になっているのでした。
元に戻して再はんだをしておきましょう。
LとRチャンネルのプリドライブ、ドライブ、プロテクション基板のトランジスタを全部取り外して点検をしました処、Lチャンネルは無事でしたがRチャンネルのトランジスタが6個壊れていました。その他、抵抗やダイオードなども点検しましたら、プリドライブ基板のツエナーダイオードが33Vに対して27Vが付いていましたので正規の33Vに交換しました。
完全チェックして電源を入れたらフューズも切れずOKでしたが、プロテクションが解除しないので、リレーの前でDCバランスを測って調整したら、プロテクションが解除しました。
しかし、安定しません。アイドリングは安定しています。
LOW FIRUTERを入れるとマイナス側に大きく振れて、プロテクションが掛かってしまいます。
もう少し調べて見ましょう。
PHONOイコライザ基板のDCバランスを調整したら、マイナス側に寄っていて調整できません。良く調べて見ましたらプラス電源が来ていません。
辿っていくと、ブリッジダイオードから出ている1W1Ωの抵抗が付いていません。マイナス側はちゃんと付いています。
外して、取り付けるのを忘れたのだと思います。
外れていたアース線を所定の場所に接続しました。外れていたのはRチャンネルでした。その他、配線を観察しておきます。
パワートランジスタが届きましたので早速交換しておきます。
最初に付いていた2SA1216,2SC2922は最後にNが付いていませんでしたが、届いたのは2SA1216N, 2SC2922N でNが付いています。
SanKen がサンスイ特別仕様で少し耐圧をアップした物と思います。
L、Rチャンネル共にNマーク付きの物に交換しておきましょう。
Lチャンネル、プリドライブ、ドライブ、プロテクション基板のトランジスタ、FETを全部取り外して点検、壊れている物は交換しました。
トランジスタとFETが5個壊れていました。
Rチャンネルはパワートランジスタが壊れていなかったので、大丈夫でしょう。
ヒートパイプにシリコングリスをたっぷりと塗っておきます。
自動車用のシリコングリスは安くて柔らかいので使いやすいです。
いつものお客様から、オークションで修理に失敗したアンプの修理依頼です。ヒューズが切れているのでパワートランジスタが壊れていると思われます。注意深く観察してみましょう。
アース線が2か所外れています。プリドライブ、ドライブ、プロテクションの電解コンデンサは交換されています。フィルムコンデンサ、セラミックコンデンサなども交換して在りました。
Lチャンネルのパワートランジスタが壊れていました。
LチャンネルのトランジスタとFETが背中合わせでヒートシンクに取り付けられている物が180度逆に付いていました。
トランジスタの所にFETが、FETの所にトランジスタが付いていました。
これが原因でパワートランジスタが壊れたのかも知れません。
FETも壊れていました。Rチャンネルは正しく付いていたので、パワートランジスタは無事だったのでしょう。
抵抗は、焼けた所は無いようですがテスターで全箇所測って見ます。
Lチャンネルのトランジスタを全部外して確認してみる必要が有ります。
依頼者は、もう1台ジャンクで同じものを持っていると言っていましたので、基板ごと送ってもらう事にしましょう。
大変な作業になりそうです。