ここは是非とも行ってみたいと思っていた店だった。だったというと、そう。またである。昨日店のHPで確認したと思ったが、12時開店時間少し前に到着し、付近を散歩して開店時間後に再び戻って、入口の引き戸を開けて、「ごめんください」と声を出したが、全く反応がない。
お寺さんのやってるジャズ喫茶なのだ。住職とジャズ、殆どの人は行ってみたいと思うのではないだろうか。
奥にカウンターバーと、中央に応接セットのようなテーブルがあったかと。右手にはJBLのロゴのついた音響レンズがあり、その下に大きなスピーカーが見えた。
2Fというかロフトのような構造の部分には、店主が嗜むと思しき、あるいは音楽仲間とのセッションに供するための楽器類が見えた。
仏に誓って言うが、黙って写真だけ撮ったりはしていない。それは肖像権の侵害になることぐらいわかっている。
かと言って、「あんた、本当に毎回撮影許可してもらってるの?」と聞かれれば、大方の予想どおり、黙って撮ってる時もある、ということになる。嘘ついてるなら、撮影許可もらってます、みたいなのは宣言しないでいた方がいいのかもしれないが。
きっと仏さんは、そんな私に試練を与えたのだろう。
私のジャズの旅は、夏から秋にかけて雨に降られまくった。季節が冬となれば、私が歩き出せば雪が舞い始めるというような状態である。雨男が雪男になったのである。
話を大田市のお寺のジャズ屋に戻そう。仕方がない、渋々電話をして確認することにした。店の近くでは携帯が圏外だった。ドコモのMNVO回線でこれか。バス停まで戻ると電波が通じていた。呼び出し音を何回も聞いたが、誰も出ない。
ひとまずここは退散だ。12時台、ちょうどバスの谷間だ。1時間ほどここで待たねばならない。もう勘弁してくれというような気持になった。寒い中立ってるよりは歩いた方が気持ちが楽なので、歩き出した。バスで来た道を戻り始めた。4KM近い道のり。途中大田市民病院まで来て、バスが15分後にくると出ていたので、屋根のある待合所で待つことにした。
31日はオールナイト営業とのこと。また戻るか。悩ましい。寺、除夜の鐘はお寺さん? 庭先には鐘があった。ジャズの調べと共にマスターが中座し、鐘を突くのだろうか。
大田の駅には「運は一瞬のもの。縁は一生のもの」というDAIGOのポスターが貼ってあった。そうか、ここは竹下王国なのか。
益田をはじめ、ここに来るまで海岸沿いには風力発電のプロペラ?をずいぶん見た。夜、近くを歩くと、ブーンという音がした。低周波頭痛とかあるのだろうか。
いささかタンパクすぎるかもしれないが、ご縁がなかったと思って、適当に駅前で飯をくって、出雲市に向かった。
大田市(おおだし、と読む)の駅から石見銅山行のバスがあり、途中松代というバス停で降り、やや大田市方向に戻るようにして歩いて行くと、道路の左側に矢印看板がある。Google Mapでの表示もここの看板が充てられているよう。矢印の通り左折して橋を渡り、突き当りまで行くとお寺さんが見えるので、その一角にカフェがある。Heinwkenのボードや、アメ車のナンバープレートなどが貼ってある、ログハウスがそう。
この看板が目印
橋を渡って真っ直ぐ行く
鐘が見える
大田へ引き返す途中、見える風景はこのような雪道。いったい何をしに来たのかと絶望感に浸れる
カフェAssbach
島根県大田市久利町松代209(念願寺)
0854-84-7500
火~木12:00~22:00、金土12:00~24:00、日12:00~18:00、月休
http://cafeasbach.yokochou.com/