Amebaなうの代わりにブログを書くしかない件 | 好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

おはこんばんは(*´∀`)ノシ



フータです✨




そして現在も、絶賛アクセス数低迷中!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

日本ハムは13日、本拠地(エスコン)でソフトバンクと対戦し、3ー2で逆転勝ち。借金を「1」に戻しソフトバンク戦の連敗も「7」で止めた。

この日が今季初先発となったバーヘイゲンは初回から毎回先頭打者を出塁させながらも要所を締める投球。三回まで得点を許さなかった。

だが、1―0のリードで迎えた四回に安打と四死球で崩れ無死満塁に。ここから正木の適時打で同点にされると次打者・廣瀬の遊ゴロで逆転を許し5回73球を投げ4安打2失点で降板した。

ただ、この日は打線が投手陣を援護した。二回にレイエスの今季6号ソロで先制すると、1点ビハインドで迎えた八回1死一、二塁の好機で石井の適時二塁打で同点に。その後2死一、三塁から上川畑が適時打を放ち粘る相手を突き放した。

延長12回の死闘を演じた前夜同様、この日も激戦となった試合展開に新庄剛志監督(52)は試合後、「昨日の(試合の)流れがあって今日は勝ったという。昨日の(負け)がなかったらこういう展開にはならなかったと思いますね」と笑み。6月7日のヤクルト戦(神宮)以来となる1点差勝利に安堵の表情を浮かべた。

この日の勝利で5月6日から続いていたソフトバンクとの連敗も「7」でストップ。苦手意識を早急に払拭したかっただけに指揮官は「同級生(ソフトバンク・小久保監督)にやられていますね。でも、まだわからない。これから本当に。これから逆になっていく可能性もゼロじゃないので。絶対はないんでね。これからしっかりやっていきます」。打倒ソフトバンクに語気を強め翌日の試合に備えていた。

また一部報道で二軍の北海道移転が報じられた件については「えっ、知らない。こっち(北海道)に来るんですか」と興味深々。そのうえで「どうするんですか、移動とか。その問題はわからない。チームとしては(一、二軍が一緒になり)いいけど、よその球団はめちゃめちゃ(移動に)お金かかるようになりますからね。それ、本当に興味深いんですけど…ないんじゃないですかね。わからんけど。その情報、またください」と笑みを浮かべながら最後まで報道陣に逆質問を繰り返していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-0西武」(13日、楽天モバイルパーク)

 楽天は投打がかみ合い連勝。西武・今井に対し21年から続いていた連敗を13で止めた。今江敏晃監督は「ずっとやられてきた相手だったので、やるなら今日しかないと意気込んでいった。その中で勝てたのは、チートとしても非常に大きかった」と振り返った。

 難敵の立ち上がりを攻めた。初回、1、2番の連打などでチャンスを作ると、浅村の内野ゴロと鈴木大の犠飛で2点を先制。三回にも鈴木大の適時打などで加点。序盤に主導権を握った。今江監督は「1番から5番までその場面に応じた打撃をしてくれたのが本当によかった」と打線をたたえた。

 先発の岸は序盤から伸びのある直球を軸に相手打線を寄せ付けず。6回に史上48人目となる通算2500投球回を達成すると、最後は続投を志願し最後までマウンドを譲らなかった。9回119球の熱投で自身通算20度目の完封勝利。指揮官は「闘志みなぎる姿を見せてくれて野手陣にも伝わって、いい形にゲームに入っていけた」とベテランの働きに目を細めた。

 前夜の武内に続き、難敵を攻略しての連勝。「もうここは絶対にやらないといけないと思っていた。必ず勝ちます」と力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会 ▽2回戦 篠山産5―4伊川谷=延長10回タイブレーク=(12日・高砂市野球場)

 篠山産が伊川谷との熱戦を制し、3回戦進出を決めた。

 9回終了時点では2―2で、延長10回タイブレークに突入。表の守備では2点を失った。しかし、裏の攻撃では主将・丸山友輔二塁手(3年)の二ゴロの間に挙げた得点と、酒井風雅左翼手(2年)の右越え適時二塁打で同点。なおも1死一、三塁、ここまで10回4失点(自責2)と粘投した5番・波部仁奈投手(3年)が投前にスクイズを決め、2時間18分の激闘に終止符を打った。

 2022年10月、同校は創志学園(岡山)の監督として西純矢(阪神)らを指導し、春夏合わせて6度甲子園出場の実績を持つ長沢宏行監督を招へいした。だが、昨夏は初戦で敗退。長沢監督は同校監督として夏初勝利となった。

 試合後、指揮官は絶妙なサヨナラスクイズを転がした波部を「よく決めてくれた」と称賛。「一つ勝つ大変さというか、公立の先生の大変さが身に染みて分かった」と、笑顔で勝利の余韻に浸った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前夜は投手9人を使い、延長十二回の末に惜敗した日本ハム。徒労感も残る中、ようやくソフトバンク戦の連敗を7で止めた。新庄監督は「きのうからの流れがね…」。実感を込めるように話した。
勝利に導いたのは伏兵の2人、石井と上川畑だった。毎回のように走者を出しながら得点できない展開で、1―2の八回に試合が動いた。
マウンドにいたのは、ここまで29試合登板でわずか1失点の津森。1死一、二塁の好機を築き、まずは石井が右中間へ同点二塁打を放った。「みんながしっかりつないでくれた。誰も諦めていなかった」。さらに2死一、三塁で、上川畑が決勝の適時打を中前へはじき返した。
シーズン序盤で健闘したチームは交流戦から失速し、今は厳しい戦いが続く。監督が「勝負」と位置付けた球宴までは、何とか粘りたいところ。殊勲の上川畑は「こういうきつい時こそ、チームの力が試される」。真価が問われる夏場へ覚悟を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権鳥取大会2回戦 八頭5―0鳥取育英)

 鳥取育英打線は八回まで散発4安打。三塁も踏めなかった。

 九回表2死走者なし。北垣快主将(3年)が打席に立った。「大事なのはつなげること。絶対打つ」。3球目を鮮やかに振り抜き、中越え二塁打に。塁上でこぶしを振り上げガッツポーズを見せた。

 後続が凡退したが、試合後は笑顔だった。「1年生も2年生も最後まで声を切らさず、全員で戦えました。野球をやってきて良かった。むちゃくちゃ楽しい部活でした」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権新潟大会3回戦 巻0-3関根学園)

 巻の主将本間真琉(3年)は七回2死一、二塁で代打に立った。打球は遊撃手方向へ弾む。一塁側コーチの「スライ」の声に、ヘッドスライディングで一塁ベースに触れたが、判定はアウト。「後の打者につなげれば、流れを変えられたかもしれなかった」と悔やんだ。

 今大会はレギュラーから外れ、背番号10で臨んだ。ベンチでは誰よりも声を上げようと努めた。

 第3シードの関根学園を破ることはできなかったが、今大会の2試合でチームの失策は一つもなかった。「短い練習時間の中で、ワンプレー、一球を大切にするという意識で鍛えてきた成果が出た」と振り返った。

 試合を終え、一塁側スタンドに向かって、チームを代表して「応援ありがとうございました」と言ってあいさつした後、涙をこらえるように空を見上げた。

 「いろいろうまくいかないこともあったけど、先輩や仲間、応援してくれる皆さんのおかげで、ここまで来られた」。涙はなかなか止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ 楽天 5 - 0 西武 ●
<14回戦・楽天モバイル>

 快勝した楽天は2連勝。今季初完封で3勝目(7敗)を挙げた先発の岸孝之投手(39)は、プロ野球史上48人目となる通算2500投球回を達成した。

 岸は古巣の西武打線を相手に5回まで1安打投球。6回と7回は先頭打者の出塁を許したが、後続をキッチリと退けゼロを重ねた。6回を投げ終えた時点で通算2500投球回に到達。これまで何度もバッテリーを組んで来た西武・炭谷から花束を贈られた。

 8回以降は2イニング連続3者凡退で締め、9回119球、3安打無失点、2奪三振無四球の快投。自身が持つ38歳8ヵ月での球団最年長完封記録を、39歳7ヵ月に更新した。

 打線は2021年10月15日から13連敗中だった西武先発・今井をついに攻略。初回は1番・小郷、2番・中島の連打を口火に2点を先制すると、3回も先頭・小郷の二塁打などで一死満塁とし、5番・鈴木大の右前適時打、6番・村林の左犠飛で2点を追加。3回までに4点を奪い、天敵右腕に3年ぶりとなる土をつけた。

 鈴木大とともにお立ち台に上がった岸は、開口一番「勝ててよかったです」と安堵の表情。「チームに貢献するためには勝ちしかなかったので、ホントに結果だけがほしかった。まずは『6イニングを何とか投げ切りたい』と思って(試合に)入ったんですけど、ゼロが続いたので完封を目指して頑張りました」と快投を振り返った。

 通算2500投球回到達については「みなさんに感謝しかないですし、使ってくれなきゃここまで投げることはできなかった。イーグルスファンのみなさんのために投げてきたつもりですけど、最初はライオンズのファンのために投げてきた結果がこういう数字になった」と、対戦相手だった古巣・西武にも感謝。今後の意気込みを問われると「まだまだ投げます。よろしくお願いします!」と力強く宣言した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 桜宮6―4関大一)

 四回表、関大一の志間海斗投手(3年)は死球で出塁すると、二盗、三盗と連続で決め、適時打で同点のホームを踏んだ。先発投手だったが、「体力のことは考えず、一つでも先の塁を狙いたかった」と話す。

 投手として4イニングを1失点、走っては計4盗塁。「負けたのは悔しいけど、全力を出し尽くした」。

 グラウンドを駆け回り、ドロドロになったユニホームが全力プレーの証しだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権西東京大会、2回戦 西0―7八王子 七回コールド)

 

 最後の夏、スタンドから仲間たちを見つめる八王子の佐々木大翔(3年)に悔いはなかった。ここで今、こうして応援出来ているのも、支えてくれた仲間のおかげだから――。

 甲子園を目指し、八王子に入った。だが、1年生の夏、庭でバットを振っているときに熱っぽさを感じた。新型コロナウイルスだった。発熱に加え、腰と背中が強烈に痛んだ。立つこともままならなくなり、入院した。

 すぐに復帰できると思ったが、なかなか症状は落ち着かなかった。原因がわからず、時間だけが過ぎていった。

 練習もできなければ、チームのために何かを手伝うことさえできない。部活に戻っても仲間に受け入れてもらえるのか、入院が長引けば長引くほど不安になった。「もう野球、無理かも」。心が折れかけた。

 そんなとき、同級生からのメッセージに救われた。「みんな待ってるから」。うれしくて涙がでた。

 2年になる前の3月、ようやく練習に復帰した。初めはグラウンドの脇でチームメートの様子をみながら筋トレしたり、歩いたりするので精いっぱいだった。でも、「待ってるから」という言葉を思い出すと、頑張れた。

 だが、最後の夏の大会、ベンチメンバーから外れた。練習試合で結果を残せなかったふがいなさ、思い描いたような3年間を過ごすことができなかった悔しさ――。色んな感情が渦巻いた。

 ベンチメンバーに選ばれなかった3年生が出る、6月末の引退試合。「楽しめー」。チームメートはそう声をかけてくれた。あきらめかけてた自分がここまでこられたのは、仲間のおかげ。「やりきったな」と初めて思えた。

 この日、チームはコールド発進。快音が響くたび、佐々木の笑顔が弾けた。もっともっと長く、仲間を支えたい。「楽しめー」。佐々木は叫んだ。=スリーボンド八王子

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、全国高校野球選手権長野大会3回戦、野沢北0―8長野日大)

 8点を追う七回表、1死。コールド負けがよぎる場面で、野沢北の赤穂晴仁(3年)が打席に入った。「俺が打たなきゃ絶対負けちゃう場面。覚悟を決めました」。初球、甘く入った直球を芯でとらえると、快音が響く。チームで唯一の長打となる二塁打を決め、塁上でこぶしを振り上げておたけびを上げた。

 春以降は練習試合で三振が増え、必死に「鋭いスイング」をイメージしてきた。この夏を最後に野球には一区切りをつけるつもりだ。「自分が信じてきたバッティングを、思い切りぶつけられた。そこは満足でした」

 篠原俊介監督は「ずっと努力、努力、努力で来て、チームで一番貪欲(どんよく)に野球に取り組んだ。次のステージに生かしてほしい」とねぎらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ-オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックス・カスティーヨが「反則投球」と判定された。

 6点ビハインドの六回、先頭・岡への2ストライクからの3球目。セットポジションから、グラブを制止することなく流れるように投球した。岡はファウルしたが、すぐに球審がタイムをかけ、ボールを宣告。岡の準備が不十分なタイミングで投げたとみなされ、「ただいまの投球を反則投球として1ボール2ストライクとして試合を再開します」とアナウンスした。

 中嶋監督が抗議したが受け入れられず、1-2から再開となった。

【野球規則】

5.07a(2)セットポジション…【原注】走者が塁にいない場合、セットポジションをとった投手は、必ずしも完全静止する必要はない。しかしながら、投手が打者のすきをついて意図的に投球したと審判員が判断すれば、クィックピッチとみなされ、ボールが宣告される。

6.02a【原注】クィックピッチは反則投球である。打者が打者席内でまだ十分な構えをしていないときに投球された場合には、審判員は、その投球をクィックピッチと判定する。塁に走者がいればボークとなり、いなければボールである。クィックピッチは危険なので許してはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーナは五輪に出ないものの状態が良く、勢いを持って向かってきた。なでしこにとっては気付きの多い、有意義な90分となった。
熊谷を中盤の底に置く4―3―3だった前半、相手にボールを回された。手堅く対応を続けていた20分すぎ、相手が一発退場になって10人に。攻め込む時間が増えた。「悪くなかったが、もう少し(多くの)選手が関われば前半のうちに得点できた」と長野。本番は中2日で連戦。いい流れのうちに得点し、リードを奪うことが肝要になる。
後半は慣れ親しんだ3バックに変え、サイドから前へ押し上げた。「(位置を)前に取るのがはっきりして、それで厚みが出た」とは清水。6分に先制すると、徐々に運動量が落ちたガーナを、セットプレーも含めた多彩な攻めで圧倒した。
「相手の出方、戦い方を見ながらもう少し変えていけたら」と熊谷。それがなでしこの最大の強みで、向上の余地を感じさせる一戦となった。
元日に発生した能登半島地震の復興支援マッチと銘打たれた一戦。「フランスで皆さんに勇気を与えられるように戦い、頂点を目指します」。池田監督は金沢のサポーターに力強く誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権高知大会1回戦、高知工2―0宿毛工) 

 敗れた宿毛工の主戦、大塚琉生(るい)投手(3年)は「いつも立ち上がりがよくないのを、克服できなかった」と肩を落とした。

 初回に2点を失ったが、ベンチに戻ると仲間から励まされた。二回以降は高知工を0点に抑えることができた。

 「今はみんなに、心からありがとうって言いたい」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権神奈川大会第7日は13日、県内8球場で3回戦16試合を行った。

 第2シードの横浜は湘南の好守備に苦戦しながら、五回の為永皓(2年)の先制ソロ本塁打などで4―0で競り勝った。第1シードの武相、第2シード桐光学園、ノーシードの横浜隼人、川和なども4回戦に進んだ。

 横浜創学館は第2シードの横浜清陵と対戦。四回までに5―5のせめぎ合いとなったが、五回から登板したエースの鈴木圭晋(3年)が以降を無安打に抑えた。6―5で好カードを制した。

 立花学園は第3シードの横浜商(Y校)と対戦。2年生エース左腕の芦川颯一が3安打ピッチングをみせ、打線は3試合連続の2桁安打。7―0の七回コールドで快勝した。

 第8日は14日、8球場で3回戦の残り16試合を行い、東海大相模や慶応が登場。ベスト32が決定する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権高知大会1回戦、土佐塾10―2安芸) 安芸で唯一の3年生、西野真生選手の夏が終わった。1年生で入部した時から、同じ学年は自分だけ。控えでこの日も打席には立てなかったが、「今日の中盤の盛り上がりは、忘れられない思い出になった」。

 8点を追う五回、4連続長短打で2点を取り返した時のベンチは、これまでにないほどわき上がった。

 つらいこともあったけど、「後から入ってきてくれたみんなの力があってこそ、ここまで来れた」と改めて思った。

 「これからも、できることがあれば手伝いたい。自分の勉強もがんばる」と前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権広島大会2回戦 如水館3―0舟入)

 顔をゆがめたくなるほどだった。

 八回、如水館の打者のピッチャー返しが右太ももに直撃した。舟入の川原慶史投手(2年)は痛みのあまり、グラウンドに両手をついた。

 ベンチで手当てを受けると、何もなかったような涼しげな表情でマウンドに戻った。1死一、三塁からの再開だったが、中軸2人を打ち取り、無失点で切り抜けた。「勝ちたい気持ちが先行して、反撃に転じられるよう必死で投げた」

 最後まで立っていたかったマウンド。九回に二塁打などで2点目を奪われ、降板した。「投げきりたかった」と拳を握りしめた川原選手は試合後、「チームを勝たせられる選手になりたい」と誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪が26日に開幕

パリ五輪が現地26日に開幕する。ビーチバレーボールの会場は、パリの象徴エッフェル塔の目の前。豪華な立地に海外ファンは「なんて景色だ」と魅了されている。

客席に囲まれたビーチバレーの会場。コートには砂が敷き詰められているが、注目は周囲の景色。エッフェル塔をすぐそばに拝める。歴史ある街の世界遺産も楽しめる、なんとも豪華なロケーションだ。

パリ五輪公式Xが実際の動画を公開。文面には「ここは何という場所だ? これはエッフェル・スタジアム」と記して紹介した。海外ファンから反響を集めている。

「なんて景色だ」
「待ちきれない!」
「これ以上の眺めはないね!」
「クールすぎる」
「素敵だね」

 


 

 

ビーチバレーは同27日から競技スタート。同8月10日まで行われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会▽2回戦 紅葉川5Xー4安田学園(13日・大田スタジアム)

 

 紅葉川が安田学園相手に、4点差を逆転する劇的勝利で3回戦進出を決めた。

 「ミスがあっても切らせないのが強み。完全に崩れきらずに堪え忍んだからこその勝利だったのかな」と、試合後に高橋勇士監督(43)が語ったように、粘り強く勝利をもぎ取った。0―1のまま試合が進み、終盤の8回表に3点を追加される苦しい展開。だが、8回裏に3安打などで同点に追いつき迎えた9回無死満塁。井上煌斗捕手(きらと、3年)が放った打球を遊撃手がグラブではじく間に三塁走者が生還。サヨナラ勝利となった。

 竹田蓮主将(3年)を中心とした選手主体のチーム。5回終了時のクーリングタイムには選手同士で相手投手への対策や後半の作戦を練った。劣勢の展開でも「まだ終わってない、いけるぞ!」と声をかけ合い励まし合った。村岡朋哉投手(3年)は「竹田がいないとチームはまとまっていない。本当に感謝している」と主将への信頼を口にする。時に厳しい言葉でチームを鼓舞し続けてきたキャプテンは「みんなに助けられた。チームの思いがつながって良かった」と涙が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権西東京大会、3回戦 多摩大聖ケ丘1―9東海大菅生 七回コールド)

 

 絶対やってやる。成長した姿をみんなに見せるために。第1シードの東海大菅生相手に6点差で迎えた五回表1死。代打に送り出された多摩大聖ケ丘の田中琥汰(こうた)(3年)は意気込んだ。

 2ストライクからの3球目、真ん中に来た直球を思いっきり振り抜いた。打球は左翼へ伸び、この試合、チーム初の長打となる二塁打に。田中は拳を突き上げた。その後三盗も決め、ベンチが勢いづいた。

 田中は1年生の11月に入部した中途組だ。野球経験はなかったが、放課後、キャッチボールで遊んでいた帰宅部仲間の友人、松本完爾(かんじ)(3年)と「楽しそう」という理由で入った。

 野球部も部員を求めていた。当時、部員は8人で大会は助っ人を得て単独出場していた。田中たちの入部で、部員だけで単独出場できるようになった。

 田中はどんな練習も新鮮で、楽しくてしかたがなかった。初めは「続かないだろうな」と思っていた本村哲郎監督も驚くほど、熱心だった。

 チームの空気も変わり始めた。上級生はつきっきりで、田中に守備や打撃を教えてくれた。同級生もたくさんアドバイスをくれた。田中の熱心さは他の選手にうつり、チームの士気はみるみる上がっていった。

 最後の大会、田中は仲間や先輩に恩返ししたかった。来る日も来る日もバットを振り、レギュラー入りを目指した。

 13日の試合、田中はスタメンではなかったが、代打で空気を変える一打を放った。「入部したときのように、チームの流れを変えて欲しい」という監督の思いに応えた。

 田中は仲間からの「よく打ったね」の一言がうれしかった。成長した姿、見せられたかな。敗れたが、涙はなかった。=スリーボンド八王子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権佐賀大会2回戦 鳥栖商3―5白石)

 

 「生徒会長をやってみないか」。鳥栖商の緒方里咲(りさ)マネジャー(3年)が尾崎将成副部長から声をかけられたのは、昨秋のことだ。「物おじしないし、学校を引っ張っていける」とみた副部長が立候補をはたらきかけた。

 周囲の評価と違い、実は緊張するタイプ。3分間の「立候補演説」は覚えたはずの文面が出てこず、アドリブで何とか乗り切った。新チームの試合直後で、同期の宮原百菜マネジャーの応援演説は、枯れた声で聞き取りにくかった。「ダメだったね」。2人で笑い合ったが、3人の候補者から当選を果たした。

 野球部は原則、月曜日が練習休みだが、そこに生徒会活動が入った。正直、「やめたい」と思ったこともある。春、卒業式の送辞には野球部の先輩への思いも盛り込み読んだ。いろんな交渉や話し合いをこなし、場慣れしていった。他校の野球部長の先生と話すのも苦にならない。

 野球部にあこがれていた。10歳ほど離れた2人の兄が鳥栖工の選手だった。小学生のころ、遊び感覚で応援に行った記憶がある。「家での兄はぐったりしていた印象」だったが、輝く選手を応援したい思いがあった。中学では陸上部だったが、鳥栖商で野球部マネジャーになった。

 スコアブックを付けられるようになり、野球もわかってきた。情報管理科で学び、選手の体調や球速などの記録管理も担当してきた。

 この日は宮原マネジャーが記録員としてベンチ入りした。「(勝てば)次は、私だから」。声をかけた選手たちもわかっていた。五回に追いついた。後半勝負で、あと1本出なかった。

 試合後、球場外で最後のミーティングが始まった。選手6人と女子マネジャー4人の3年生の中で緒方マネジャーが真っ先に言った。「何もわからず入ったけど、2年半でこんな仲間に出会えて幸せ者でした」。平川将太郎監督が返した。「気を配れる生徒会長になり、野球部にも学校にもなくてはならない存在だった。野球部代表として(生徒会長を秋まで)もうひと踏ん張りしてください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武・今井達也投手(26)の楽天戦連勝が13でストップした。13日の楽天戦(楽天モバイル)に登板し、5回97球を投げて6安打4失点で降板。試合は0―5で敗れ、今井は6敗目(4勝)。同戦黒星は2021年9月4日以来、約3年ぶりとなった。チームは今季4度目の7連敗となり、借金は最大31となった。

初回に小郷、中島の連打と辰己への四球で無死満塁のピンチを背負い、浅村の二ゴロの間に1失点、さらに鈴木大の犠飛で2点を献上した。3回にも一死満塁のピンチで鈴木大に適時右前打、村林の犠飛を許して2失点。5回4失点で降板した。打線も楽天先発・岸孝之投手(39)の前に散発3安打、完封負けを喫した。

今井は「初回に先取点を与えてしまったことで相手に主導権を握らせてしまいました。単打でつなぐ相手打線に対して、うまく対処することができなかったですし、1回、3回と1失点で抑えることができていれば、また違った形になっていたと思います」と反省しきりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 名城大付10―0名古屋南=5回コールド)

 「打った瞬間、『入る』と思った」

 5点をリードする四回裏、2死一、三塁。名城大付・鈴木拓見選手(2年)は、内角の直球を完璧にとらえた。滞空時間の長い打球は、ぐんぐん伸びて左翼席へ。これが公式戦初本塁打となった。

 低反発バットに対応するため、昨冬から打撃を見直した。意識は「バットの遠心力を使って、前でとらえる」。実戦で、イメージ通りのアーチをかけてみせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天5―0西武(パ・リーグ=13日)――楽天の鈴木大が、チームが13連敗中だった西武先発・今井から効果的な2打点をたたき出した。初回、1点を先制した直後の好機では、153キロの直球を巧みに流し打って左翼へ運ぶ犠飛をマーク。三回の満塁機でも153キロ直球を右前にはじき返す適時打で、貴重な3点目を挙げた。今江監督が「速球派の投手に強い」と信頼を置くベテランが、期待通りの働きを見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 修文学院2―1滝)

 

 6月の抽選会で対戦相手が決まると滝は燃えた。「リベンジできる」。相手は、春の県大会で7点差で敗れた修文学院。作戦を練り、工夫をした上で試合に臨んだ。

 1点を追う五回、打席には7番打者の伊藤駿汰選手(3年)。仲間からはマイペースと評されるが、原裕人監督からは「裏の3番打者」を託され、ひとり気持ちを固めていた。はじいた球は、右翼手の頭を越えて適時三塁打で同点に。

 「裏の3番」を指名されたのは、1カ月ほど前。原監督は、5番打者からは、また先頭で始まる気持ちで臨むよう選手らに伝えた。「お前がキーマンになるぞ」と伊藤選手に言葉を贈った。

 滝は練習時間が極端に短い。平日は45分間しか練習できない日もある。それでも量よりも質をモットーに練習してきた。

 マウンドに集まると、跳びはねてから解散するのも工夫の一つ。気持ちを落ち着かせるためにとり入れた。対策や工夫はハマり、失点は2にとどめたが、一歩及ばなかった。

 3年生は東大や医学部などの進学も視野に、新たな戦いに挑む。伊藤選手は「野球で学んだ『やり切ること』を生かして受験も頑張りたい」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 帝京長岡11―0新潟青陵)

 

 「同じ高校生なのに力の差を感じた」。新潟青陵の主将、原雅斗(3年)は帝京長岡戦をそう振り返った。

 滑り出しこそ失点を免れた。だが三回に本塁打を含む6安打を浴びて8失点。今年、春の県大会を連覇し、北信越大会さえも制したチームの貫禄を見せつけられた。

 相川慶監督は「まだ3回戦だから、つけいるすきがあると選手たちに話していたが、やはり非常に力があるチームだった」と振り返る。捕手の原がとりわけ「手も足も出なかった」のは帝京長岡の「足」だ。重盗を含めて九つの盗塁を決められた。

 だが原は試合後、笑顔を浮かべていた。「若いチーム」を主将としてリードできたからだ。3年生の選手は10人だが、2年生は8人、1年生は17人いる。原以外の3年生も全員が副主将のように下級生を指導し、チームワークを培った。

 チームは昨年、初めて16強に名を連ねた。だから今夏の目標は8強だったが、届かなかった。「チームワークを保てれば、下級生が目標を達成してくれるはずです」。本当に敗者なのか、と思わずにはいられないほどの笑顔を見せてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーのリポビタンDチャレンジカップは13日、ユアテックスタジアム仙台で行われ、世界ランキング12位の日本代表は同14位のジョージア代表と対戦した。過去の対戦成績は日本の5勝1敗。
日本は主将のリーチとディアンズ(ともにBL東京)がロックで出場。SH斎藤(トゥールーズ)とナンバー8のタタフ(ボルドー)も先発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 天王寺4―1近大泉州) 

 

 3点差をつけられ、迎えた九回表。近大泉州は無死満塁の好機をつくった。

 1死後、次は4番の蕎原屋(そばはらや)翔吾選手(3年)。「本塁打を打つつもりで思い切っていけ」。石堂裕之監督から送り出された。

 初球からいく。

 鋭い当たり。

 だが、ショートライナー。

 捕球した遊撃手は、サードへ送球。

 走者は戻れず、アウト。

 試合が終わった。

 シード校として迎えた初戦。相手は1回戦をコールドで勝ち上がっていて、「勢いがあり、やりにくかった」と蕎原屋選手。劣勢をはねのけようと「自分がいく」と強い気持ちで臨んだ打席だった。

 背番号はエースの「1」だが、登板機会がないままの敗退。「力不足で投げられなかった」と悔しさを残しながら、いつものように最後まで残ってブルペンを掃除し、球場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 誉3―2大府東)

 

 部員が3倍以上いる強豪私学を前に部員26人の県立校が奮闘していた。七回表、2―2の同点の場面で打席に立ったのは、大府東の1番打者丸谷航太選手(3年)。5年前に愛知大会を制した誉から、この日すでに2安打を放っていた。

 「とにかく塁に出たい」。甘く入ったカーブをたたいて中前安打。犠打で二塁まで進んだ。

 勝ち越しの好機。3番打者が放った打球はライト前へ転がった。二塁走者の丸谷選手は、土煙を上げながら三塁を蹴って本塁へ。だが、右翼手からの好返球で阻まれた。追加点を逃したチームはこの回の裏に勝ち越された。

 丸谷選手は、6月まで不調で下位打線に回ったこともあった。家に帰ってから、納得がいくまで素振りを続けた。その努力は、チームの5安打中、自らが3安打をたたき出した結果に表れた。藤村亮二監督は「この2、3週間で調子を上げた。追い込まれても粘り強かった」とたたえた。

 勝利まであと1点が遠かった。丸谷選手は試合後に語った。「悔しい気持ちはあるけど、思い切ってやったから悔いはありません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ―オリックス(12日・ZOZO)

 ロッテのネフタリ・ソト内野手が、3回に今季10号となる先制3ランを放った。3回に2死一、二塁から低めのスライダーを振り抜くと、打球は左中間のホームランテラス席に飛び込んだ。ソトは「打ったのはスライダーかな。このホームランがこのまま勝利につながってくれたら最高だね。完璧だったよ!」とコメントした。

 DeNAから移籍してきた新助っ人は、これで来日した2018年から7年連続で2桁本塁打に到達。打点では、ソフトバンク山川を抜き、リーグトップとなる53打点目となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ-オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのネフタリ・ソト内野手が今季10号の先制3ランを放った。今季の53打点目となり、ソフトバンク・山川の51打点を抜きパ・リーグトップとなった。「このホームランがここまま勝利につながってくれたら最高だね。完璧だったよ」と振り返った。

 0-0の三回2死一、二塁から、オリックス先発・カスティーヨが投じた128キロのスライダーを振り抜いた。打球は高々と舞い上がり、左中間スタンドに着弾。今季10号の先制3ランとした。夜空に打ち上がったピンク色の花火を背に、ダイヤモンドを一周した。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権大会 東東京大会 ▽2回戦 共栄学園 21―0 青山=5回コールド=(13日・神宮)

 昨夏代表の共栄学園は青山に21―0で快勝し、初戦突破した。

 2回に大量12得点を奪い、圧倒した。背番号1で先発した田嶋勇斗(3年)の中前適時打、牟田口逸佳一塁手(3年)の本塁打など勢いは止まらず。3回にも相手のミスが目立ち、6点を追加した。一方投手陣はエース右腕の田嶋から計4人が登板。神宮で経験値を上げ、計10奪三振で毎回三者凡退に抑えた。

 5回からマウンドに上がって試合を締めた最速138キロ右腕の首藤健介(2年)は、「前のピッチャーがみんな状態良くて緊張したけど、ストレートもまとまっていたので良かった。やってやるぞって気持ちで、いいピッチングだったと思う。(神宮で投げられて)楽しかった」と振り返った。野球部員にはこれまでと変わらず学校の食堂で一定量の食事が提供されており、体つきが良い選手も多い。首藤も入学後から体重は10キロアップ。トレーニングの効果もあわせて、球威が増した実感があるという。

 試合のメンバー決めは、選手間投票と珍しい。昨夏1年生で唯一メンバー入りした首藤は、「経験を生かして引っ張っていきたい。甲子園は意識しすぎず、みんなで一球に力を込めてやっていく」と気合十分。原田健輔監督も「春は(初戦で)負けてしまったので、リセットですね。いい意味で結果を残せてないので、足元見つめながらできている。今年は今年の子たちの特長を生かした野球ができれば。ここまでのプロセスによって結果がついてくる」と一切気の緩みはない。一戦必勝の構えで、次戦は立志舎と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開会式の始まりと終わりに合わせたかのように、雨はやんだ。13日開幕した愛媛大会。薄曇りの空の下、行進する球児たちの声が、グラウンドにこだました。

 

 30分ほど前に雨が上がった午前11時、坊っちゃんスタジアム。松山北野球部3年の井爪凜さんの先導で、前回優勝の川之江を先頭に54校47チームの選手たちが東のチームから入場してきた。宇和は体調不良者対応のため、参加を見合わせた。

 田中圭・愛媛県高校野球連盟会長はあいさつで「甲子園への道のりは高い壁が立ちはだかることでしょう。チームの仲間と厳しい練習を耐え抜いてきた自信を胸に、持てる力を最大限に発揮して大いに挑んでください。この夏が『チャレンジの夏』になることを祈念します」とエールを送った。

 広島敦史・朝日新聞松山総局長は「先日来の大雨で、県内でも被害が出ました。野球ができる日常のありがたさを忘れず、全力でプレーしてください」と話した。

 式が終わると再び雨に。開幕戦の土居・西条農―大洲は中止、14日の坊っちゃんスタジアム第3試合に順延となった。(中川壮)

■新居浜工・合田主将が宣誓

 「私たちは今、野球ができることに幸せを感じています」

 ハキハキとした大きな声で、新居浜工の合田陸主将が選手宣誓の言葉をグラウンドに響かせた。伝えたかったのは「3年間で一番大事にしてきたこと」という周囲への感謝だった。

 宣誓の内容は、まずは自分で考え、監督と相談した上で、国語の先生にも文章づくりを手伝ってもらった。

 最もこだわったフレーズは「支え合った仲間たち、励まし見守ってくれた家族や指導者、応援してくださるすべての方々に感謝の気持ちを込めて」という一節だ。

 大役を終え、「練習より緊張で速くなってしまったけど、かまずにしっかり言えた。自己採点するなら80点ぐらい」と安堵(あんど)の笑みをこぼした。初戦に向けて「強い相手でも自分たちができることをやって、一つ一つのアウトを丁寧に取っていきたい」と意気込んだ。(川村貴大)

■国歌独唱は今治東中等・寺田さん

 「千代に八千代に」。球場を覆った厚い雨雲を突き抜けるかのように、伸びやかなメゾソプラノが響き渡った。

 開会式で国歌を独唱した今治東中等教育学校6年の寺田天音(てらたあまね)さん(17)はアクタースクールに通い、小学5年時からミュージカルなどに出演。主役を含む数多くの舞台を経験している。

 だがこの日は「とても緊張して手が震えた」と言う。「気持ちよく歌い終えることができました。ほっとしています」

 来年は大阪の大学に進学、さらにミュージカルの学びを深める。

 目標は愛媛県出身の俳優で、ディズニーのアニメ映画「ポカホンタス」で主役の声を吹き替えた土居裕子さんだ。昨年コンサートで協演の機会があり、「エネルギーあふれる歌と優しい人柄に引かれた」という。

 ふだんの舞台は「お客さんとコミュニケーションを取りながら、一つの温かい空間をつくる」ように心がけている。

 自ら志願した球場での歌唱で勝手が違ったのは、外野センター奥の国旗掲揚台に正対し、観客に背を向けて歌うことだった。それでも「後ろにお客さんがたくさんいることを感じ、パワーをもらいながら歌いました」という。「高校最後の年にこんな機会をいただけて感謝しています」

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 目黒学院0―10堀越)

 

 目黒学院の主将、桜井圭(3年)は、3歳上で同じチームの主将だった兄を目標にもがいてきた。13日、試合には敗れたが、目指した野球を見せた。

 相手は昨夏16強の堀越。「絶対に勝つ」と意気込んで試合に臨んだ。だが、一回に4点を奪われると、五回にも5点を奪われ、コールド負けした。桜井も2打数無安打と、相手投手に完全に抑えられた。

 苦労してたどり着いた夏の舞台だった。同校野球部の主将だった兄の成さん(21)が試合で活躍する姿を見て、後を追った。

 ただ、兄の代から野球部は部員の確保に苦労していた。大会は助っ人を借りて出たり、連合チームとして出場したり。入部した新入生は自分を含め4人だったが、途中で3人になった。部員を集めるため、児島諒監督と相談し、昨年から丸刈りの規則を短髪に緩めるなどした。

 すると、部員が増加。3年生3人に対し、下級生は14人になった。

 ただ、主将としての仕事は大変になった。「後輩を一人にさせない」と、全員に目を配った。試合でエラーをしても責めず、「いいから声を出そう」と励ました。

 試合前日、兄から「頑張れよ」とエールをもらい、臨んだ夏の大会。大敗したが、全員が声を出し続けた。

 試合後、児島監督は「下級生が大半で厳しいチーム状況の中で、よくやってくれた。兄に負けないようなガッツを見せてくれた」とねぎらった。

 兄のような主将になれたかは分からない。でも、「最後まで皆が声を出してくれた」。涙をぬぐい、高校野球に区切りをつけた。=駒沢

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天は岸が昨年8月以来の完封を無四球で飾り、自身の連敗を3で止める3勝目。直球が走り、単打3本に抑えた。一回に犠飛の鈴木大が三回は適時打を放つなど打線は序盤で4得点。西武は7連敗。今井の楽天戦の連勝は13で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ 楽天 5 - 0 西武 ●
<14回戦・楽天モバイル>

 完封負けの西武は今季4度目の7連敗。借金は今季ワーストを更新する「31」となった。

 先発の今井は2021年10月15日から楽天戦13連勝中だったが、この日は初回に2点を失うなど5回6安打4失点で降板。打線の援護もなく今季6敗目を喫し、楽天戦の連勝は「13」でストップした。

 打線は楽天先発・岸の前に凡打の山。散発3安打に封じられ三塁ベースすら踏ませてもらえず、ベテラン右腕に今季初完封勝利を献上した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 明和6―4大同大大同)

 警戒はない、いける。はじめから狙っていた。

 四回表、2点を奪って逆転し、なお1死二、三塁。明和の二塁走者・筒井瑛太選手(3年)は、味方のスクイズで、一気に三塁もまわり、本塁へ飛び込んだ。クロスプレーになったが、間一髪セーフに。2ランスクイズを完成させた。

 この回5得点。流れを一気に引き寄せた好走塁は、筒井選手自らの判断だ。「いけるならいく」。チーム全体で、次の塁を狙う意識を共有し、昨夏16強の相手に勝った。

 「失敗することは考えなかった。次の試合も積極的に走って貢献したい」

 

 

 

 

 

 

 

(13日、全国高校野球選手権山梨大会1回戦 白根0―10帝京三)

 帝京三の7番打者増子優輝選手(3年)が今大会初となる満塁本塁打を放った。本人も「公式戦で本塁打は初めて。しかも満塁なんて」と驚きの当たりだった。

 4点リードの五回裏、無死満塁で打席が回った。低めの球を振り切ると、打球はぐんぐん伸びて左翼席へ。ホームインすると仲間からハイタッチの祝福を受けた。

 身長161センチ。パワーをつけようと、筋トレの負荷を増やして体が一回り大きくなった。控え選手だったが、この夏初めて1桁の背番号をもらった。

 「努力が実った。今日は彼がラッキーボーイ」と、6打点の活躍に大牧大輔監督も目を細めた。

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 楽天5―0西武(13日、楽天モバイルパーク)

西武は今季11度目の完封負けで、4か月連続の7連敗となりました。

西武の先発は、2021年の10月から楽天に13連勝中と“楽天キラー”の今井達也投手。

しかし初回、連続ヒットと四球でノーアウト満塁のピンチを背負うと、続く浅村栄斗選手はセカンド外崎修汰選手の好守備でセカンドゴロに打ち取りますが、その間に3塁ランナーが生還して失点。さらに5番の鈴木大地選手には犠牲フライを打たれて、初回に2点を失います。

そして3回には、先頭の小郷裕哉選手にレフト岸潤一郎選手のグラブをはじく2ベースを打たれると、その後満塁となり鈴木選手にタイムリー、村林一輝選手に犠牲フライを打たれて、5回8奪三振4失点で降板しました。

打線は初回に2アウトから西川愛也選手がヒットを打って以降、6回の先頭・古賀悠斗選手がヒットを打つまで、13者連続で凡退に打ち取られるなど、楽天の先発・岸孝之投手に完封勝利を許しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球パ・リーグ 楽天5―0西武(13日、楽天モバイルパーク)

楽天は今季6度目の完封勝ちで2連勝。借金を1に減らしました。

打線は初回、浅村栄斗選手のセカンドゴロと鈴木大地選手の犠牲フライで2点を先制すると、3回には、鈴木選手のタイムリーと村林一輝選手の犠牲フライで2点を追加。

2021年の10月から13連敗中と苦手にしている西武の先発・今井達也投手を5回4失点で降板させます。

投げては先発の岸孝之投手が、初回に2アウトからヒットを打たれて以降、6回の先頭にヒットを打たれるまで、13者連続で西武打線を凡退。

6回を投げ終えて、史上48人目の2500投球回も達成すると、球数は100球を超えていましたが、9回のマウンドにも上がり、西武打線を無失点に抑えて今季初完封。5月26日以来の3勝目を挙げました。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権長崎大会 開会式)

 「不慮の事故で選手としてプレーできず、記録員としてチームをサポートする部員もいます」

 

 開会式のあいさつで、前川謙介・長崎県教育長がある生徒を紹介した。

 波佐見で記録員を務める杉山慶さん(3年)。13日は長崎県営野球場の一室から、車いすに座って、選手たちの行進を見守った。あいさつで紹介されたとき、「あっ、自分のことだ」と思ったという。

 野球部で三塁を守ってきた杉山さん。1年生だった2022年9月に事故で大けがを負った。約1年の入院生活を送ったあと、リハビリに励みながら学校に通っている。

 今年4月から野球部にも復帰し、タブレットを使って、試合のスコアを入力する役割を担う。6月のNHK杯から記録員としてベンチに入った。

 復帰を野球部も支えた。コーチが専門病院で方法を学んで、リハビリを支援。同校出身のプロ野球の西武、隅田知一郎投手(24)が激励に訪れ、車いすを贈った。部員たちは「杉山を甲子園に」を合言葉に日々、練習している。

 得永健監督(55)は「杉山の復帰で、チームが団結した。試合では、元気になるようなプレーを見せたい」と話す。

 予定では、波佐見は14日、長崎工と対戦する。杉山さんは、「みんな意気込んでいる。つけたスコアで、試合経過を分析するなどして一緒に戦いたい」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権静岡大会2回戦 川根1―8聖隷クリストファー)

 

 川根の応援席には、現役の吹奏楽部員10人に、卒業生が加わった。

 フルートを担当する部長の長嶋美羽さん(3年)は「強い相手だけど、演奏で選手を支えられるよう一致団結しようと部員同士で話し合った」。昨春卒業した大学生の志太愛子さん(20)=浜松市=はトロンボーンを吹く。「在学中はコロナで球場応援に来られなかった。最近は大勢で一緒に吹く機会がなかったので、大人数で演奏ができて楽しい」と話した。

 応援席には子どもたちの姿も。島田市の川根中3年の福手晴一さん(14)は同級生4人で観戦した。中学では遊撃手で、進学先で野球をやるかどうかは決まっていないという。「地元の高校の初戦なので見に来た。ここから逆転してほしい」と声援を送った。

 46年ぶりとなるシード校として選手たちは挑んだが、2安打2犠打に抑えられるなど、相手投手を打ちあぐね、バントを駆使する本来の持ち味は影を潜めた。六回表2死一、二塁の好機に左中間へ適時打を放ち、一矢報いた安藤烈選手(3年)は「スピードはさほど速くないと感じたが、キレがよく、最初は勢いに押された」。真鍋彰太主将(3年)も「直球のキレがよく、合わせようとして詰まり気味になった」と悔いた。

 沼津市立門池中出身で今春入学したマネジャーの米山葉月さん(1年)は「楽しそうに野球をする先輩たちを見られなくなるのはさみしい」と目を赤くして話した。入部当初、何をしたら良いか分からず戸惑う自分に、3年生から声をかけてくれたという。「急に入った私を受け入れて、グラウンドに立たせてくれてありがとう、と伝えたい。これからは1、2年生と頑張りたい」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦 倉敷南12―3玉野)

 九回、2点勝ち越してなお満塁。倉敷南の柚木孝彦(3年)はスタンドやベンチからの「打て!」の声援に気が高ぶった。「ここで打たなきゃ主将じゃない」。とにかく自分のスイングを心がけよう。甘い変化球を迷わず振り抜くと、打球は中堅方向に抜け、走者一掃の二塁打となった。

 投げては序盤、味方の失策などが重なって相手打線につかまりかけた。それでも連打を許さず四回まで3失点。「守りのミスは試合にはつきもの。気にならなかった」。自分のリズムがつかめたのか、五回以降は直球とカーブを軸に二塁を1度しか踏ませぬ好投。仲間たちを鼓舞した。

 チームは岡山大会3年ぶりの初戦突破。「できることをしっかりと試合で出す。やり切れば結果はついてくる」。1年生がたくさん入部してチームが活気づくが、締めるところは自分が締める。そんな気概を持って次戦に臨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権広島大会2回戦 如水館3―0舟入)

 舟入・岩本洋明監督 2年生と1年生はわかっていると思いますけど、技術だけではこんな試合にならない。目に見えない部分が、この試合の価値だと思っています。相手を思いやる気持ちがあるから、相手の隙をつくことができる。こういう人として素晴らしいところが、試合の一番大事なところだと思うし、このチームの良いところだと思っています。1年生の時の野球をなめたような感じから、ほんと素晴らしい高校生になってくれてうれしいです。ありがとうございます。=バルコムBMW

 

 

 

 

 

 

 

 

「サマーナイトフェスティバル・G2」(13日、松戸)

 女子プロレス団体「PURE-J」のスペシャルマッチが13日、松戸競輪場の特設ステージで開催された。3R発売中に久令愛VS大空ちえ、5R発売中にKAZUKI対AKARIのシングルマッチ2試合を実施。7R発売中にレスラーと観客による手押し相撲大会を挟み、8R発売中にはメインとなる中森華子&Leon対ライディーン鋼&谷もものタッグマッチを行った。初夏のビックレースの傍らで、蒸し暑さを吹き飛ばす華麗な戦いが、競輪ファンの心をがっちりつかんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-0西武」(13日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が西武・今井を攻略し2連勝。右腕に対し21年から続いていた連敗を13で止めた。

 序盤から襲いかかった。初回、連打などで無死満塁とチャンスを作ると、浅村の内野ゴロで先制。さらに、続く鈴木大の犠飛でいきなり2点を奪った。三回にも鈴木大の適時打と村林の犠飛で加点。苦手右腕から4点を奪い、主導権を握った。

 久々の1軍登板となった先発の岸は、序盤から伸びのある直球を軸に西武打線を抑え込む。中盤に走者を背負っても落ち着いて切り抜けた。自身今季初完投となり、約1年ぶりの完封勝利で3勝目を挙げた。

 前夜は負けなしのルーキー・武内に勝利。この日も天敵右腕を攻略。今江監督が「3つ取りにいく」と意気込んだ今カードで選手が躍動している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆女子野球交流戦 巨人女子―阪神タイガースWomen(13日、東京D)

 巨人の女子チームと阪神タイガースWomenによる、女子の「伝統の一戦」第2戦が13日、東京ドームで開催。巨人は高級宝飾ブランド・ティファニーとのコラボレーションユニホームを着用してプレーした。

 球団創設90周年を記念してコラボしているティファニーの、「ティファニーブルー」を使ってデザインされている限定ユニホームで、9月7、8日に1軍がDeNA戦(東京D)で着用するもの。一足早く、女子チームがこの試合限定でお披露目した。試合前の練習で、中村柚葉(22)は「すごくいいです。気持ちが高まります」と笑顔を見せた。

 女子のGT戦は今年で2回目。昨年は巨人が1勝1分しており、先月29日に甲子園で行われた第1戦は、巨人が7―0で大勝している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦