Amebaなうの代わりにブログを書くしかない件 | 好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

おはこんばんは(*´∀`)ノシ



フータです✨




そして現在も、絶賛アクセス数低迷中!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 湘南0―4横浜)

 

 私学の強豪・横浜に、県立高の湘南が2年連続で挑んだ。

 湘南は昨夏、ベスト16に進出。5回戦で横浜と対戦し、7回コールド負けと屈した。当時2年生でスタンドから応援していた寺村聡一郎(3年)は「実力差を見せつけられた」と感じた。同学年の鈴木雄飛が登板して打ち込まれた。

 1年が過ぎ、最後の夏。寺村は背番号1を背負ってマウンドに立った。「チェンジアップがよかった」。横浜の打線は前半、決定打を欠いた。

 エースの座を争うかもしれなかった鈴木は腰の不調が再発して一塁手に回った。鈴木は「マウンドでリベンジしたかった」と言いつつも、四番打者として2安打を放ち、投手陣を援護した。暑い夏の大会の経験がない寺村に、ベンチでの疲労回復の仕方など惜しみなく助言した。

 五回、外角へのチェンジアップの投球が少し浮いた。横浜の5番打者為永皓の打球は右越えの本塁打となり、1点先取された。「まさか入るとは。くやしい」。

 その後、2連打を浴びてピンチを迎えたものの、「全力で抑える。気持ちを切り替えた」と崩れなかった。しかし、六回に代打を出されてマウンドを譲った。

 チームは9回まで戦い、0―4で敗れた。「結果は残した。成長は感じられた」と受け止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 桜丘3―2豊橋東)

 「しっかりがんばって投げられた」。1点差で敗れはしたが、豊橋東のエース樋口結大選手(3年)は9回を一人で投げきった。昨秋以来の完投だった。

 昨年の秋には愛知県の選抜選手に選ばれた実力の持ち主だが、右ひじを故障。今春以降は治療に専念した。夏の大会に間に合い、この日は直球を主体に7奪三振で粘投した。試合後は涙をにじませつつ「思い残すことはないです」と語った。

 藤城賢監督はエースをたたえた。「ベストピッチだった。彼の野球はここで終わりじゃない。もっといいピッチャーになる」

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦 花咲徳栄14―1越谷東)

 

 越谷東の主将土橋真翔(3年)は緊張していた。優勝候補の花咲徳栄を相手に0―5で迎えた三回、1死一塁。羽賀優馬(3年)がチーム初安打で出塁した直後の打席だった。

 バントを試みたが2度ファウルになった。「つながなければないという思いで、頭がいっぱいになっていた」

 ベンチを振り返ると、チームメートの笑顔が見えた。斎藤繁監督からはエンドランのサイン。弱気な自分に気がつき、踏ん切りをつけた。

 「思い切りやるしかない」。ファウルで6球粘った後の直球をたたき、打球は右前に。一塁上で「よっしゃ!」と拳を突き上げ、二塁上の羽賀と顔を見合わせた。その後、相手のミスや犠飛で羽賀が生還し、この日唯一の得点につながった。

 167センチ84キロの体格で、チームの「愛されキャラ」。昨年に新チームになった直後の練習中、右足首の靱帯(じんたい)を痛め、松葉杖の生活になった。それでも「プレーはできなくても、チームのために全力を尽くす」と一番早く朝練習に来て、誰よりも笑顔で声を出した。羽賀は土橋について「チームがたるんだ空気になった時は厳しい言葉もかけて鼓舞してくれる、頼もしいキャプテン」と話す。

 花咲徳栄戦が決まってからは、苦しい展開になっても気持ちだけは負けたくないと「どんな場面でも笑顔を忘れないこと」をチームの約束事にした。この日はピンチの場面でも、仲間に「楽しんでいこう」「笑顔で!」と声をかけ続けた。

 試合はコールド負けしたが、土橋は涙を見せなかった。「最後まで笑顔を忘れずやりきれた。一生の思い出になりました」と笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 足利2―1那須清峰)

 

 タイブレークの十回裏無死一、二塁、足利の糸屋絢太朗(3年)の打球が中前に飛んだ。主将で二塁走者の目黒尚英(3年)が失策を突いてサヨナラのホームを踏むと、ベンチの仲間が一斉に目黒に駆け寄った。

 目黒にとっては2年ぶりの夏の大会だ。昨年は練習で顔に打球を受け、欠場を余儀なくされた。

 今夏にかける思いは特別だった。筋トレと食事の管理で冬場に7キロの増量に成功。誰よりも走り、バットを振り、背中で皆を引っ張ってきた。

 5月末、まさかのアクシデントが起きた。学校行事で、左足首の靱帯(じんたい)を切った。「中心選手の目黒がいるかいないかで違うチームになってしまう」と須永穂積監督も天を仰いだ。

 目黒にはあきらめるという選択肢はなかった。不安を捨て、上半身の強化に意識を切り替えた。

 どうにかけがが癒え、迎えた初戦。初回に先頭で安打を放つと、いきなりのヘッドスライディングでベンチを鼓舞した。「塁に出れば、仲間が打ってくれる」。最後も仲間を信じ、そして自らの足を信じて接戦の勝利をもぎとった。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦 富士見0―7山村国際)

 

 1、2年生だけの17人で今大会に挑んだ富士見。唯一の2年生で背番号16の矢島寛基はこの試合、ボールボーイを務めた。

 幼稚園の頃に球場でプロ野球を観て、野球の虜になった。中学からプレーを始め、「高校野球という舞台に挑戦したい」と高校も野球部に入った。

 だが昨年11月、当時の2年生3人、1年生2人が辞めた。春から監督が変わって練習時間が長くなり、内容も厳しくなったことが理由だった。マネジャーと2人になり、できる練習はキャッチボールやトスバッティングなどだけになった。

 「正直一緒に辞めたくなった」。それでも次の1年生につなげたいと部に残り、練習を続けた。冬は1カ月以上グラウンドの草むしりに徹した。「除草部」と自嘲するほどだった。

 4月には1年生が入部し、練習や試合ができるようになった。「周りから励ましが聞こえてくることがうれしかった」

 元々右翼手だったが、1月から「あこがれだった」投手の練習も始めた。体力をつけるため、普段の練習に加えてほぼ毎週末に10キロを走って大会に備えた。

 この日の山村国際戦はスタメンに入れず、七回コールド負け。出場機会もなかった。矢島は「来年はマウンドに立ちたい」。1年後の夏に意欲を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権徳島大会が13日、徳島市のむつみスタジアムで開幕し、出場29校28チームの選手たちが堂々と入場行進した。初日は1回戦2試合があり、川島が、好投手を擁する生光学園を接戦の末に下し、徳島科技は名西を投打で圧倒し、ともに初戦を突破した。

 梅雨の合間の曇り空の中、選手たちはかけ声を合わせて元気よく入場行進。スタンドに詰めかけた約550人の観衆から、温かい拍手が送られた。

 開会式では、前回優勝した徳島商の吉田大馳(だいち)主将(3年)が優勝旗を返還。県高野連の米延(よねのぶ)賢治会長は「皆さんがワンプレーごとに懸命に頑張る姿は人々に勇気を与える。今年は阪神甲子園球場100周年にあたり、ぜひ出場権を勝ち取り、甲子園の歴史に名を刻んでほしい」とあいさつした。

 

 来賓の後藤田正純知事代理の村上耕司副知事は「皆さんが懸命に白球を追う姿は見る人を感動させる。最後まで力を尽くして頑張ってほしい」と選手たちを激励した。(吉田博行)

■「最後まで全力でプレー」

 「家族、友達、そして応援してくださる皆様に恩返しができるように、一投一打に思いを込め、最後まで全力でプレーすることを誓います」。選手宣誓で徳島商の吉田大馳主将は力を込めた。

 抽選会の日から話すべき言葉を部内で考え、部長と国語の先生の助言を得て、開会式の1週間前に完成させた。

 宣誓では「戦争や災害で不自由な生活を続けている人も今なおいます」と言及したうえで、大好きな野球に全てをかけると語った。取材には、「必ず甲子園に行けるように戦っていく」と意気込んだ。(内海日和)

■徳島商マネジャーが始球式「マウンドからの景色、感動」

 開幕試合の生光学園―川島戦で、始球式の投手役を務めた徳島商マネジャーの走川(そがわ)春香さん(3年)は「マウンドから見える景色に感動した」と話した。

 父が鳴門工(現・鳴門渦潮)の野球部員だった。父の妹も小松島西のマネジャー時代に甲子園を経験したと聞いて育ったこともあり、「高校生になったら野球部のマネジャーになろう」と決めていた。始球式の大役が決まってから、部員に投球フォームを一から教えてもらい、毎日のようにボールを握った。「合計300球は投げたと思う」

 この日も本番直前まで他校の先生を相手に投球を繰り返し、好投を見せた。「スタンドの観衆を見て、緊張してしまったけど、やりきりました」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権宮崎大会は13日、予定された2回戦5試合が雨で中止となり、翌14日に順延された。試合が組まれていた学校の選手たちは、室内練習場を交代で使うなどして調整に努めた。今回の順延でも大会期間は変わらず、決勝は25日の予定。

 梅雨前線に伴う雨は、時折、雷鳴を伴いながら降り続き、天候回復が見通せないため、13日は宮崎大会の全試合が順延になった。 3試合が予定されていたアイビースタジアムでは、学校関係者が応援に来る予定だった保護者らに連絡し、練習場所を探すなど対応に追われた。

 隣接する屋内練習場「はんぴドーム」は、この日に試合予定だった学校が交代で使用。選手らはダッシュやキャッチボールなどで汗を流した。

 都城商の餅原裕士監督は「天気には勝てない。(天候が回復した)いい条件で試合ができると前向きにとらえて、しっかり調整して臨みたい。気持ちを切らさないことが大事」と話した。

 大会は、13日の試合が休養日予定だった14日に順延されたことに伴い、15日が休養日となる。16日から18日に3回戦を実施し、20日からの準々決勝以降の日程は変更しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F東京が決定機を逃さずに2点を奪った。開始早々に遠藤が一人で持ち込んで先制点を奪い、終盤には途中出場の野沢零がクロスを合わせて加点。運動量が乏しい中で、攻守両面において要所を締めた。新潟は後半の決定機を生かせなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ラグビー ◇リポビタンDチャレンジカップ 日本代表 23―25ジョージア代表(13日、ユアテックスタジアム仙台)

 日本代表は、ジョージア代表に23―25で黒星。9年ぶりに日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチにとって、第2次政権でのテストマッチ初白星はならなかった。

 日本は前半3分、敵陣で12次攻撃を仕掛け、WTBナイカブラ(BL東京)がトライ。先制すると、7―6の同17分には、SO李承信(神戸)のPGで10―6とした。同20分にフランカーの下川甲嗣(東京SG)が危険なプレーで10分間の一時退場となり、直後にジョージアにラインアウトモールを押し込まれて逆転された。

 前半25分にSO李のPGで13―11と再逆転したが、下川のプレーがビデオ検証によりレッドカード判定に。数的不利となった日本は、28分にジョージアにトライを許して13―18のビハインドで前半を折り返した。

 14人と数的不利の日本は後半16分、SO李が左中間22メートル内のPGを決めて16―18と迫る。だがジョージアにも一時退場が出た、同24分。日本は敵陣で10次攻撃から、左に展開してボールを受けたWTB長田が逆転トライ。23―18としたが、32分にはFWワクァがイエローカードで一時退場となり、日本代表は13人となった。直後にジョージアが接点で押し込み続け、トライとキックで25―23とひっくり返す。日本は数的不利をはねかえせず、競り負けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ▽第23節 FC東京2―0新潟(13日・国立競技場)

 FC東京が今季3度目の国立主催試合で新潟と戦い、2―0で勝利した。

 前半6分にFW遠藤が豪快なシュートを決めると、後半33分に途中出場のFW野沢の追加点で試合を決めた。これで改修後の国立では今季3戦全勝となり、通算8戦無敗(7勝1分け)とした。

 またイングランド1部サウサンプトンに完全移籍することが決定的のMF松木玖生はベンチスタートから後半16分に出場し、勝利に貢献。クラブ史上ホーム最多入場者数となる5万7885人が来場した一戦を制し、リーグ3戦ぶりの勝利を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2024、日本代表23-25ジョージア代表」(13日、ユアテックスタジアム仙台)

 ラグビー日本代表(世界ランキング12位)は、ジョージア代表(同14位)に逆転負け。前半は点を取り合うシーソーゲームだったが、同19分にフランカー下川がレッドカードで退場。約60分間を数的不利での戦いを強いられた。新生エディージャパンになって以降、キャップ対象となる試合としては、6月22日のイングランド戦を含めて2連敗となった。

 イングランド戦からスタメンを3人変更した日本。主将のリーチがロックとして出場。フランス1部リーグの強豪トゥールーズと契約したSH斎藤、同じくフランス1部のボルドーのタタフもナンバー8で先発した。

 前半3分にWTBナイカブラがトライを決めて先制。その後一点差に詰め寄られるも、同17分にはSO李がPGを決めて加点した。

 しかし19分にフランカー下川が、相手をはがす際のプレーが危険なプレーと判定されイエローカードが提示。一時退場となった後、24分ごろに判定がレッドカードに格上げされた。

 その直後の28分に逆転となるトライを奪われた日本。数的不利を強いられ悪い流れの中だったが、その後は粘り強く戦い追加点を許さなかった。

 すると後半25分、WTB長田のトライで逆転に成功。このリードを守り切りたかったが、同32分にサナイラ・ワクァがイエローカードの判定を受けて一時退場となり、試合終了まで13人で戦うことに。34分にトライを許し追いつかれると、その後のCGも決められ勝ち越された。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 宇都宮工14―2今市工・壬生・足利南)

 3校の連合チームに、足利南は小林玲音(1年)が1人で参加。控えの捕手として、登板する投手のボールを受けたり、声援を送ったりした。「3年生が最後まで全力でプレーする姿に感動した」。12日の開会式はプラカードをもつ3年生の女子マネジャーと入場行進した。秋から1人になり、再び連合チームでの参加をめざす。次回は「スタメンで出たい。はつらつとプレーをしてヒットを打ちたい」。新たな目標を語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会)

 「アスリート始球式」には、県立和歌山商業高相撲部の西出大毅選手(3年)がまわし姿で登板。見事な投球を披露した。

 マウンドに上がった西出選手はまず、雲竜型の横綱土俵入りを披露。投げたボールはややそれたが、笑顔だった。

 「同じ土でも土俵とは違う」と、マウンドの感覚を楽しんだ。「120点で投げられました」

 31日から始まる全国高校総体で、2連覇を狙う。「野球部の選手たちも全国を目指してがんばってほしい」

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権大分大会2回戦 大分8―4藤蔭)八回裏、無死一塁。藤蔭の主砲・佐藤一徹選手の狙いは直球だった。「引っ張って振り切ろう」。初球を振り抜くと、打球は大きな放物線を描いた。足が止まる右翼手。スタンド上段のフェンスに直撃した。

 昨秋に新チームが始動して以降、練習試合のように公式戦では打てなかった。強い打球を放つためにスイングを強く――。冬場に体重を増やし、ベンチプレスやスクワットなどで鍛えた。「チャンスで打てるバッターを目指してきた」

 この試合、三回裏には中前安打を放って同点の二塁走者を返していた。再びチャンスが巡ってきたのが、4点を追う八回裏だった。立川一郎監督の指示は「思い切って引っぱれ」。会心の一打で2点差に詰め寄った。高校通算7本目の本塁打。ベンチの仲間から祝福されると笑みがこぼれた。

 「監督がずっと4番に使ってくれたおかげ。春の大会や夏の大会を通じて成長することができた」と佐藤選手。試合に敗れ、最後の夏は終わった。「このチームでもっとやりたかった」と球場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 徳島科技5―0名西)

 徳島科技の4番打者、大久保直紀選手(3年)が、豪快な一振りを見せた。

 2点リードで迎えた五回2死一、二塁の好機。打席に立った大久保選手は「みんながつないでくれた。自分がランナーを返してやる」と気合を入れた。

 狙った内角低めの直球を鋭いスイングで左越えにはじき返し、適時三塁打で一挙2得点。次打者も三塁打で続き、この回3点を奪って突き放した。

 準々決勝で敗れた春の徳島県大会では「チャンスに自分が打っていれば」と悔やんでいた。夏に向けて、速球に対応できるように打撃練習に励んできた。「次は本塁打でチームに貢献したい」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 真岡工4―1宇都宮白楊)

 真岡工が春季県大会で競り負けた宇都宮白楊に雪辱。序盤の攻撃ではもたついた場面もあったが、五回、主将で捕手の青木夢弥(3年)が捕邪飛を好捕して併殺を奪い、流れを変えた。岡田宗大監督は「チーム全体でよく守った」。青木は「(強豪の)私学と戦うことを目標にやっている」とさらなる活躍を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島1-0ヤクルト」(13日、マツダスタジアム)

 広島が今季2度目のサヨナラ勝利で2連勝。これでマツダスタジアムでのヤクルト戦は今季7戦全勝となった。0-0の延長十一回、途中出場の石原が田口から左翼席へサヨナラ弾。石原にとってプロ初のサヨナラアーチとなった。

 この日、午前中は次男である颯真投手(3年)が所属する甲南の試合を観戦した新井監督。チームのサヨナラ劇に狂喜乱舞でベンチを飛び出した。

 先発・大瀬良は5勝目こそならなかったが、6回2安打無失点の好投。その後はハーン、塹江、栗林、森浦、黒原と無失点リレーで劇的勝利の下地を整えた。新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -素晴らしいゲーム。

 「もう最高ですね。ちょうど(藤井)ヘッドと『コイシ(石原)、スライダーをホームラン打ってくれないかな』と、ちょうど2人で話していたところ、パカーンと打ったので。本当に見事なホームランでしたね」

 -思い切りのいい一振りで決めた。

 「彼のバッティングを見ていると力みがない。今日も、延長でこういう切羽詰まったゲームだったけど。軽く振り抜いているような、そんなホームランでした」

 -投手陣も粘った。

 「本当に、いつもいつもピッチャーが頑張ってくれるんで。まずは(大瀬良)大地も。今日はそんなに調子がいい方ではなかったと思うけど、ナイスピッチングでした。後にいったブルペン陣も本当に素晴らしいピッチングだったと思います」

 -ベンチに残っていた野が松山選手と中村奨選手。動きに動いた。

 「なかなか膠着状態でしたし、またチャンスでいい当たりが正面を突くというのがすごく多かったので、どんどん動いていかないといけないなと思ってはいたんですけどね」

 -石原の姿勢。

 「すごくまじめな選手だし、年下にもすごくいじられて、周りを明るくするムードメーカーでもあるよね。本当に、いいものをずっと見せてくれている」

 -連敗中で僅差の負けが多かったが、きのう今日と接戦を制した。

 「そうよね。連敗中は、やっぱり全員がちょっと調子が停滞気味になっていたんだけど。小園もここ数試合前から(状態が)上がって来ている。自分たちが今年やっている野球で連勝できたので、すごくいい雰囲気になってくると思いますね。ピッチャー中心で守って、ロースコアのゲームを何とか勝ち切るっていうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ロッテ 6 - 0 オリックス ●
<12回戦・ZOZOマリンスタジアム>

 13日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-オリックス』で解説を務めた前田幸長氏が、敗れたオリックスについて言及した。

 オリックスは初回、ロッテ先発・種市篤暉に対し、先頭の大里昂生が二塁打、続く太田椋がライト前に安打を放ちチャンスを広げたかのように見えたが、大里が三、本間でタッチアウト。西川龍馬の中安で一、三塁としたが、森友哉が二併で無得点。

 守っても0-0の3回、先発・カスティーヨが先頭の岡大海に四球を与えるも、二死後、藤岡裕大に四球で一、二塁とピンチを広げてしまい、ソトに先制の3ランを浴びた。カスティーヨは4回にも3点を失い、打線は尻上がりに調子を上げた種市を捉えることができず完封負け。

 前田氏は「初回の走塁ミスが非常に痛いのと、ソトの前の藤岡の四球ですよね。カスティーヨ痛かったかな。ゲームを一気に持ってかれた。立ち上がりの走塁ミスと、藤岡の四球、ソトのホームランと繋がってしまった。あそこで大きなダメージを受けたと思いますね」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

参加36校の中で最後に登場した多久の先発投手は、背番号4の緒方瑠依選手(3年)だった。「試合をつくれるから」(野口晃監督)と託されたマウンド。だが、緊張もあってストライクが入らず、2四球と安打で2死満塁のピンチでいったん降板した。

 二回に再登板すると、別人のような投球。嶺川七稀斗捕手(2年)から「球は走っているから、開き直って投げればいい」と言われ、その通りにした。佐賀商の打者は積極的にバットを振ってくるとみて、変化球を交えながら、ストライクが先行するよう心がけて投げ、二回から五回までを被安打1の無失点に抑えた。

 チームは「守備でリズムを作り、攻撃につなげるチームをめざしてきた」(野口監督)という通り、六回に初安打から2死二塁の好機もつくり、終盤に向け勢いをつけたかに見えた。六回裏、リリーフした投手陣が崩れ、コールド負け。緒方選手は「気持ちの入ったボールを投げて打たれるのはしょうがない。自分なりにしっかりした投球ができたので、悔いはない」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 矢板6―5今市)

 矢板と今市は、この日ベンチ入りした選手はともに10人。守備の時間になるとベンチはとたんに寂しくなるが、グラウンドではそれを感じさせず、激しい点の取り合いを見せた。今市は、3人は陸上部などからの応援組。試合前のノックは女子部員が手伝うなど、人数の少なさをカバーして単独出場にこぎつけた。柴田清光監督は「学校創立100年目の年に単独チーム。選手たちはよく頑張った」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権滋賀大会2回戦 近江10―6彦根東)

 

 彦根東の松居慶真(よしまさ)選手(3年)は1年の秋に体調を崩して、1カ月間、学校に通えない時期が続いた。前の監督から「部活からでもいいから顔を出してみんか」と言われて部活に復帰し、学校にも再び通えるようになった。

 3年生の人数は少なく仲が良い。みんなが支えてくれ、昨年の秋からベンチ入りした。

 同じ彦根市内にある近江とは、ベンチを外れた3年生による引退試合を行うなど交流がある。対戦が決まってからは、近江の左腕・河越大輝投手(3年)への対策を徹底して、この日に臨んだ。

 近江の先発はその河越投手。松居選手は、二回に右越えの三塁打を放った。「流れを変えてくれる一打だった」と小島義博監督。五回には満塁の場面で適時打を打ち、練習の成果を発揮した。

 松居選手は「負けたことは悔しいけど、部員や先生への感謝の気持ちが大きい。2年半野球ができて、とても幸せでした」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 横浜創学館6―5横浜清陵)

 

 同点で迎えた七回裏1死二塁。決勝打を許した場面を振り返り、横浜清陵のエース左腕、二野宮遥(3年)は言った。「あの時の球は覚えていません。覚えていないってことは、その球を投げたことを後悔していないんだと思います」

 昨秋、監督の勧めでサイドスローに転向した。持ち球は、最速125キロの直球とカーブだけ。観察眼と少ない球種を磨きあげ、打者が嫌がる「ずるがしこい」投球が強みだ。仲間からは「いつも冷静で肝が据わっている」と評される。二回にマウンドを託された時も含めて6回、二塁に走者を背負ったが、「ピンチも、もちろん楽しかった」と強心臓ぶりを見せた。

 横浜創学館とは春の県大会3回戦で当たり、勝利した。だが「春と夏は違う。全く新しいチームとやるつもりで臨んだ」。年中一緒に昼食をとり、白球を追った仲間が、寝ずに研究してくれた配球で戦った。

 結果は1点差で惜敗。試合直後は気丈に振る舞っていたが、出場できなかった仲間の涙を見て、こみあげるものがあった。「出られた者として、本当に悔しい。大学で活躍して、この3年間は間違っていなかったと証明したい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の岸が約1年ぶりの完封勝利。自身の連敗を3で止め、5月下旬以来の白星をつかんだ。「チームに貢献するためには勝ちしかなかった。最高の結果になってよかった」と一息ついた。
チームが苦手とする今井との投げ合いに、ベテラン右腕も期するものがあった。打線が序盤で4点を援護してくれただけに「負けられない気持ちがすごく強くなった」。スライダーを駆使し、三塁を踏ませなかった。
六回を投げ終え、通算2500投球回を達成。「使ってくれなければ、ここまで投げることはできなかった。みんなに感謝しかない」。古巣との試合で節目に到達し、感慨深そうに話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水球男子でパリ五輪に臨む日本、ハンガリー、フランス、イタリアの4カ国による国際大会が13日までブダペストで行われ、日本は通算1勝2敗で3位だった。
五輪の1次リーグで日本と同組のフランスに13―12で競り勝ち、ハンガリーには12―16、イタリアには12―13でそれぞれ敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 小牧南9―4半田)

 「初回に絶対に先取点をとる」。試合前から決めていた、と半田の主将、中村迅汰選手(3年)はふりかえる。

 相手の小牧南は、昨秋の県大会4強。だが、相手の先発は今大会まだ投げていない。たたくなら立ち上がり――。一回、狙い通りに加藤瑠選手(3年)の適時二塁打などで2点を先制。四回にも2点を加え、七回まで4点をリードした。

 だが七回にエース左腕石原蒼大選手(3年)の人さし指のマメがつぶれ、直球が投げられなくなった。七回はしのいだが、八、九回に2点ずつ返され、延長の末に敗れた。それでも、中村選手は胸を張った。「全員が仲良いチーム。最後まで一体となって戦えてよかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

明治安田J2リーグは13日、各地で第24節の2試合が行われ、愛媛は藤枝を1―0で下し、勝ち点34で暫定8位となった。鹿児島は群馬と1―1で引き分けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ6―0オリックス(13日・ZOZOマリン)

 オリックスが、5連勝からの2連敗で5位に転落した。中嶋聡監督が「痛い、痛い。めちゃくちゃ痛い」と渋面で繰り返したのが初回の攻撃。まず1番・大里が二塁打でチャンスメイクした。続く太田が右前打。ここで大里がやや迷ったような走塁になり、三本間で挟まれてタッチアウトになった。続く西川の中前打で1死一、三塁としたが、森が併殺に倒れた。

 結果として3連打で無得点。中嶋監督は「大里は全く悪くない。こっちのミスです」とフォローした。2試合連続の完封負けで、ロッテには2勝9敗1分け。「ああいうのはストップしちゃいましたよね。ベンチもそうですし。いろんな意味で。だいぶ反省しているとは思うんですけど」とミス撲滅を訴えかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ6―0オリックス(13日・ZOZOマリン)

 オリックスが5連勝からの2連敗で、5位に後退した。この日は先発・カスティーヨが誤算で「失点を重ねてしまったということが、すごく悔しいです」と反省。昨年ロッテに在籍した右腕は今季初登板となったZOZOマリンで、6回を自己ワーストタイの6失点(自責3)と崩れた。

 打線は初回の攻撃が痛恨だった。1番・大里が二塁打を放ち、太田の右前打で本塁を狙って走塁死。さらに西川も中前打でつないだが、1死一、三塁で森が併殺打に倒れた。2回も2死一、二塁で杉沢が見逃し三振。相手先発の種市を立ち直らせた。

 ロッテには2勝9敗1分けと大きく負け越し。14日は高卒2年目右腕の斎藤が先発し、若い力で流れを変えたいところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ6―0オリックス(13日・ZOZOマリン)

 オリックスが、5連勝からの2連敗で5位に転落した。中嶋聡監督が「痛い、痛い。めちゃくちゃ痛い」と渋面で繰り返したのが初回の攻撃。まず1番・大里が二塁打でチャンスメイクした。続く太田が右前打。ここで大里がやや迷ったような走塁になり、三本間で挟まれてタッチアウトになった。続く西川の中前打で1死一、三塁としたが、森が併殺に倒れた。

 結果として3連打で無得点。中嶋監督は「大里は全く悪くない。こっちのミスです」とフォローした。2試合連続の完封負けで、ロッテには2勝9敗1分け。「ああいうのはストップしちゃいましたよね。ベンチもそうですし。いろんな意味で。だいぶ反省しているとは思うんですけど」とミス撲滅を訴えかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽2回戦 日本ウェルネス23-0那珂湊・茨城東・水戸三=5回コールド=(13日・ノーブルホーム水戸)

 今年4月に創部したばかりの水戸三が、那珂湊・茨城東との連合チームで出場。23得点を許し敗れたが、水戸三野球部の歴史が刻まれた。

 中学はソフトボール部だったというマネジャーの笹嶋ほのかさん(3年)は「元高校球児の先生が異動してくる」とうわさを聞きつけた。”うわさの先生”とは02年に主将として水戸短大付初のセンバツ出場を経験した柴田優太監督(40)。笹嶋さんら野球好きの3人で柴田監督に野球部創部を提案。07年までは女子校だった同校に野球部を創部することが決定した。柴田監督は高校球児としても指導者としても歴史の1ページを刻み「何かを始めるのはエネルギーのいることだけど、人生で大切にしていること」と笑みを浮かべた。「彼女たちが『野球をやろうといってくれたから』今がある」と感謝した。

 笹嶋さんは引退となるが、6人の1年生に向けて「今回の経験をいかして3年生まで頑張ってほしい。少しでも長く野球をやってくれたら」とエールを送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 横浜創学館6―5横浜清陵)

 

 同点で迎えた七回裏1死二塁。決勝打を許した場面を振り返り、横浜清陵のエース左腕、二野宮遥(3年)は言った。「あの時の球は覚えていません。覚えていないってことは、その球を投げたことを後悔していないんだと思います」

 昨秋、監督の勧めでサイドスローに転向した。持ち球は、最速125キロの直球とカーブだけ。観察眼と少ない球種を磨きあげ、打者が嫌がる「ずるがしこい」投球が強みだ。仲間からは「いつも冷静で肝が据わっている」と評される。二回にマウンドを託された時も含めて6回、二塁に走者を背負ったが、「ピンチも、もちろん楽しかった」と強心臓ぶりを見せた。

 横浜創学館とは春の県大会3回戦で当たり、勝利した。だが「春と夏は違う。全く新しいチームとやるつもりで臨んだ」。年中一緒に昼食をとり、白球を追った仲間が、寝ずに研究してくれた配球で戦った。

 結果は1点差で惜敗。試合直後は気丈に振る舞っていたが、出場できなかった仲間の涙を見て、こみあげるものがあった。「出られた者として、本当に悔しい。大学で活躍して、この3年間は間違っていなかったと証明したい」

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権山梨大会1回戦 甲陵・塩山・上野原1―12韮崎工)

 

 3校でつくる連合チーム「甲陵・塩山・上野原」の左翼手・立川諒太郎選手(2年)は一回表、先頭打者が放った飛球の落下点に素早く入り、確実に捕球した。チームはこの回を三者凡退に抑え、その裏、先制点を挙げた。

 甲陵で唯一の選手だ。中学では弓道部だったが、大リーグが好きで高校から野球を始めた。

 入部した昨春、マネジャーを含めて部員は6人いたというが、ほかの部員は卒業したりやめたりして、この春までにいなくなった。いまは女子マネジャー(1年)と2人だけだ。

 平日の練習は甲陵の東條隆平監督とマンツーマン。厳しい言葉も受けるが、「やってきたことを大会で全部発揮する姿を見せて、新たな部員を集めたい」と食らいついてきた。

 「野球への熱量は図抜けている」と東條監督。地理的に離れた2校との練習は週1回程度だが、連合チームの土谷周平監督(塩山)も「どんよくに努力をする。会う度に成長を感じた」と評価する。

 この日、3打席で3三振だったが、守備では9安打を含む10本の打球を無失策でさばいた。春の大会後に一塁手から左翼手に転向したが、「落ちついて全力を尽くせた」と練習の成果を実感した。

 「どんどんうまくなって、もっといいプレーをして、来年こそは勝ちたい」。大差でのコールド負けを悔しがりながら、次への決意を語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全日本プロレス13日の大阪退会で3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(25)が諏訪魔(47)の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

全日本プロレスにスカウトしてくれた恩人との団体最高峰王座戦。若き王者は序盤から、今回が最後の3冠挑戦という悲壮な覚悟で挑んだ諏訪魔の猛攻にさらされた。延髄蹴りからDDTを浴びると、場外でも痛めつけられいきなり主導権を握られる。ジャンピングニーもかわされ万力スリーパーと挑戦者の早い仕掛けに苦しんだ。

諏訪魔の勢いは止まらない。キャプチュード、投げ捨てジャーマン、ラリアートと強烈な技を連発される。安齊はダブルアームスープレックス、ジャーマンからフェースロックに捕獲し反撃に転じるも、バックドロップで投げ捨てられまたも劣勢に。強烈なラリアートを挟んで、さらに岩石落とし3連発を浴び絶体絶命の窮地に陥った。

それでもこれをカウント2で返すと、ラストライドだけは間一髪で回避。ラリアートをジャンピングニーで迎撃すると、投げ捨てジャーマンからジャンピングニーで形勢逆転に成功した。なおもジャンピングニー3連発を決めると、ひざまずいた諏訪魔にニーパットを外してのランニングニーを発射。最後はバックドロップで激闘に終止符を打った。

試合後のリング上で安齊は「バカ強え諏訪魔さんと戦えて光栄でした。俺のこと全日本に誘ってくれてありがとうございます。俺は全日本プロレスに来て本当に良かったと思います。この3冠ベルト巻いてからつくづく思う。俺は本当に幸せ者だ」と感謝の言葉を口にした。続けて「次の挑戦者、誰が来るのか分からないけど…」と言いかけたところでパートナーの本田竜輝が登場。「7月20日、後楽園大会でこの俺に挑戦させろ。勢いがあって、若い、俺たちにしかできない3冠戦やってやろうぜ」と挑戦表明を受けた。

安齊も「俺もそういえば悔しい思いがあるな。チャンピオン・カーニバル公式戦、俺はお前に負けてんだよ。熱い気持ちが覚めないうちに3冠やろうぜ」と受諾。1週間後という短いスパンでのV4戦が決定的となった。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 生光学園2―3川島)

 川島のエース左腕、森本遥太(ようた)投手(3年)が9回を投げて、生光学園打線を3安打2失点に抑える好投を見せた。

 直球にスライダーを織り交ぜ、緩急をつけた投球を披露。再三、走者を背負いながらも、無失策の堅い守りにも助けられ、相手投手陣との投げ合いを制した。

 山根浩明監督は試合後、「いいピッチングをしてくれると信じていた。百点です」とエースの奮闘をたたえた。次戦の相手は、今春の選抜8強の阿南光。森本投手は「楽しんで勝ちに行きます」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦 津山高専8―1高梁)

 夏の大会で10年ぶりに勝った津山高専の楢村開誠(3年)は「なんとか1勝したいという先輩たちの思いを受け継ぎ、勝つことができてよかった」。捕手で4番で主将、攻めては2安打2打点3盗塁、守っても盗塁二つを刺す大活躍だった。

 中学時代は岡山北ボーイズで全国大会に出場。捕手の後藤龍太朗は創志学園の正捕手、二塁手の広野利治は倉敷商の主将、一緒に外野を守った竹下柚葵(ゆずき)は岡山学芸館の主将だ。同期が強豪に進む中、「野球も勉強も両方したい」と米子東(鳥取)を受験したが叶わず。併願の津山高専に進んだ。

 野球部は2014年を最後に夏の初戦敗退が続いていた。「強いチームで勝つのもいいけど、強くないチームを強くしたい」。八木秀幸監督兼部長は「巡り合わせとはいえ、うちにいるのが不思議な実力の子です」と笑う。

 昨秋は地区予選を突破して県大会に進出した。前監督が学校を離れたため、野球経験のない八木監督に代わり、3年生で話し合って練習メニューを決め、試合中のサインも出す。「声を出すのが一番の高専の野球らしさ」だと自認し、「タッチしっかり!」「ベンチ、声出せ!」と自ら率先してのどをからし、勝利を決めると会心のおたけびをあげた。

 「次も勝って、秋の県大会初戦で負けた岡山城東とやりたい。目標はベスト16です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽2回戦 日本ウェルネス23-0那珂湊・茨城東・水戸三=5回コールド=(13日・ノーブルホーム水戸)

 今年4月に創部したばかりの水戸三が、那珂湊・茨城東との連合チームで出場。23得点を許し敗れたが、5回2死二塁に主将の永山奏汰内野手(1年)が1ボールからの2球目を左前に運び、同校初ヒットとなった。

 水戸三は「7番・左翼」の永山、「1番・中堅」の大津遥輝内野手(1年)、「8番・右翼」の大高侑一外野手(1年)と3人がスタメン出場。柴田優太監督(40)は「結果は残念だったけど、外野で3人出させてもらって、全員ボールに触れられて良かった」と感謝。バックネット裏から戦況を見届け「1球1球に『歴史の始まりだな』って1人でブツブツ言いながら見ていた」と振り返った。永山のヒットも「歴史的な1本」と喜んだ。

 1年生ながら「僕たちが引っ張っていく」と強い覚悟をもって臨んだ永山は「点差はあったけど、連合としてこのままでは終われない」と意地のヒット。レフト線に転がる打球をじっと見つめながら走り、塁上で小さくガッツポーズをした。

 水戸三中で野球部に所属するも、高校で野球を続けるか心が揺れていた。永山は高校説明会で柴田監督から「野球部があるから入らないか」と誘いを受けたことを明かした。「女子のイメージのある水戸三に男子をいれるためのデマじゃないか」と半信半疑だったが、入学。3年生の女子マネージャー3人が創部に携わった野球部に入部し、6人の1年生部員をまとめる主将も務める。チームを代表し「マネジャーがいて助かる」と、練習場所が限られる中、効率の良い練習をする選手のために欠かせない存在だと感謝した。

 永山らが3年生になる2年後、学校は創立100周年を迎える。節目の年に野球部も「単独出場」の歴史を刻みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権群馬大会 ▽2回戦 前橋商7―0市太田=7回コールド=(13日・高崎城南)

 春夏通算9度の甲子園出場歴を誇る県立伝統校・前橋商が7回コールドで初戦突破した。最速148キロを誇る今秋ドラフト候補で、192センチの長身右腕・清水大暉(3年)が夏の初戦に先発。7回を6安打無失点で完封し、チームを快勝発進に導いた。

 2度、首を振った。清水はミットを見つめると、最後の力を振り絞った。渾身のストレートに、打球は力なく左翼に浮いた。ゲームセット。7―0での7回コールドだ。夏の初戦特有の緊張感から解放され、エースは笑顔で汗をぬぐった。

 「走者を出してから粘れたのが勝因だったと思います。一戦必勝がチームのテーマでもあるので、とりあえず1個勝てたのが良かったです」

 長身から繰り出す、角度のあるストレートが魅力だ。スカウトのスピードガンでこの日の最速は143キロ。武器を最大限に生かすためカーブを操り、緩急で幻惑した。「真っすぐはそこそこ自信があるので、真っすぐを生かすために緩急でタテの変化を大きく使えれば、真っすぐ主体でも組み立てられると思ったので」。まずはしっかりと、スコアボードに7つのゼロを刻んだ。

 ネット裏では7球団14人のスカウトが視察。DeNAの萩原龍大チーム統括本部長は「まだ底が知れない。まだまだ伸びていく投手」と期待し、西武の渡辺智男アマチーフ補佐も「球質はいいものを持っている。伸びしろがある」と評価した。

 父・政良さん(43)は中学、高校と水泳に熱中し、桐生高では関東大会に出場したスポーツパーソン。「北島康介さんとは大会で何回か、同じプールで泳いだことがあるんですよ」と笑う。父譲りの力強さとしなやかさをベースに鍛錬を重ね、ドラフト候補へと成長するまでになった。

 同時刻にセンバツ優勝校の健大高崎が対象発進したことを伝え聞き、清水は力を込めた。「もちろん強いってことは分かっている。でも自分も、抑えられないということはないと思う。最大限、自分のピッチングをして、決勝で当たれれば。甲子園で勝つというのが目標なので」。2年連続となる夏の聖地へ、白球に魂を込めて灼熱の上州を投げ抜く。

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天5―0西武(13日・楽天モバイル)

 楽天は13日、西武戦(楽天モバイル)の試合終了後、「第9回楽天イーグルス花火大会」を行った。

 選手の登場曲や応援歌,球団歌をバックに、球場に隣接する陸上競技場から色とりどりの花火が打ち上がった。

 今江監督は花火についての思い出を聞かれると「高校の時PL学園で、PLは結構花火が有名なんですよ。人が結構すごくて紛れられる。花火の時が唯一、先輩の視線を感じず生活できるのでささやかな幸せがあった」と明かした。

 またヒップホップグループ「ET―KING」がライブを行った。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦 興陽5―2岡山芳泉)

 逆転を許した七回終了後の給水時間。チームメートが一息つく中、岡山芳泉の高橋護(3年)は右手一本で何度もバットを振った。「打席に立ちたい」。チームに貢献したいとの思いを強く抱いていた。

 生まれたときから左腕がない。小学校ではサッカー、中学校では科学部。野球はもっぱら観戦派だったが、小学校からの幼なじみである珍行拓人(3年)のプレー姿を見てあこがれた。2年で始めた。

 背番号13は、ベンチから声を張り上げ続けた。「相手の勢いをかき消すつもりで声を出した」。代打を告げられたときのための心の準備も怠らなかったが、入部を誘ってくれた珍行が最後の打者に。最後の夏が幕を閉じた。

 「1年ちょっとだったけど、人生で一番夢中になれた」。一つの目標に打ち込んで最高の人間関係を作ることができた。仲間に感謝したいと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

【14日の予告先発】巨人・菅野智之―DeNA・ケイ、日本ハム・伊藤大海―ソフトバンク・モイネロほか

 

 

 【JERA セ・リーグ】

 ◆巨人・菅野智之―DeNA・ケイ(14時・東京ドーム)

 ◆中日・松葉貴大―阪神・西勇輝(13時30分・バンテリンドーム)

 ◆広島・九里亜蓮―ヤクルト・山野太一(13時30分・マツダスタジアム)

 【パ・リーグ】

 ◆日本ハム・伊藤大海―ソフトバンク・モイネロ(13時・エスコンF)

 ◆楽天・藤井聖―西武・隅田知一郎(13時・楽天モバイル)

 ◆ロッテ・田中晴也―オリックス・斎藤響介(17時・ZOZOマリン)

 

 

 

 

 

 

 

 

■ラグビー リポビタンDチャレンジカップ 日本代表 23-25 ジョージア代表(13日、ユアテックスタジアム仙台)

9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(64)率いるラグビー日本代表(世界ランキング12位)がジョージア代表(同14位)と対戦し、23‐25で敗れた。第2次エディー・ジャパンがテストマッチ初白星はならなかった。

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速さを武器とする「超速ラグビー」を掲げる日本は前半立ち上がりから相手陣内に攻め込み、ラインアウトからボールを繋ぎゴールに迫る。11回の連続攻撃でジョネ・ナイカブラ(30)がトライ、李承信(23)のゴールも決まり、7-0と先制する。その後ジョージアに2本のペナルティゴールを許し、6-7と1点差に詰め寄られるが、日本も17分に李がペナルティゴールを決め、10-6とリードする。

しかし19分に下川甲嗣(25)が危険なプレーで、10分間の一時退場を命じられピンチに。自陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込まれトライを許し、10-11と逆転されてしまう。それでも25分、この日キックが好調の李がペナルティゴールを決め、13-11と逆転に成功する。

その直後、下川の判定がレッドカードに変更され退場処分、日本は一人少ない14人で戦うことになった。すると28分、ジョージアにディフェンスラインの穴を突かれトライを奪われ、ゴールも許し13‐18と再び逆転され前半を終えた。

後半開始前、円陣で主将のリーチ マイケル(35)が檄を飛ばすが、1人少ない日本はジョージアに押し込まれる場面が目立つ。それでも後半16分、李がこの日3本目となるペナルティゴールを成功させ、16-18と2点差に詰め寄る。

ここから日本が攻撃のリズムを掴み、素早い展開ラグビーを見せる。5mラインアウトからFW、BK一体となってボールを繋ぎ、相手ゴールに迫る。会場からは“ニッポンコール”も沸き起こり、ゴール前で両チームの必死の攻防が続く。日本はFWがボールをキープしてジョージアのディフェンスをひきつけると、最後は左に展開し、長田智希(24)が、ゴール左に飛び込む代表トライをあげた。李のゴールも決まり、23-18と日本が再び逆転に成功する。

しかし32分、途中出場のサナイラ・ワクァ(28)が反則を犯し、10分間の退場。13人になった所を攻め込まれ、ジョージアの屈強なFW陣にトライを奪われる。23‐23の同点とされ、ゴールも決められ23-25と再び逆転を許す。最後まで勝利を目指した日本だがジョージアの守備を崩せず、敗れた。

“第2次エディー・ジャパン”の初陣となった、6月22日のイングランド戦は17-52と完敗。7月6日に若手中心のJAPAN XVを率いて、ニュージーランドの先住民マオリ系で構成するマオリ・オールブラックスに26-14で勝ったものの、非テストマッチ(強化試合)だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権山梨大会1回戦 甲陵・塩山・上野原1―12韮崎工)

 

 3校でつくる連合チーム「甲陵・塩山・上野原」の左翼手・立川諒太郎選手(2年)は一回表、先頭打者が放った飛球の落下点に素早く入り、確実に捕球した。チームはこの回を三者凡退に抑え、その裏、先制点を挙げた。

 甲陵で唯一の選手だ。中学では弓道部だったが、大リーグが好きで高校から野球を始めた。

 入部した昨春、マネジャーを含めて部員は6人いたというが、ほかの部員は卒業したりやめたりして、この春までにいなくなった。いまは女子マネジャー(1年)と2人だけだ。

 平日の練習は甲陵の東條隆平監督とマンツーマン。厳しい言葉も受けるが、「やってきたことを大会で全部発揮する姿を見せて、新たな部員を集めたい」と食らいついてきた。

 「野球への熱量は図抜けている」と東條監督。地理的に離れた2校との練習は週1回程度だが、連合チームの土谷周平監督(塩山)も「どんよくに努力をする。会う度に成長を感じた」と評価する。

 この日、3打席で3三振だったが、守備では9安打を含む10本の打球を無失策でさばいた。春の大会後に一塁手から左翼手に転向したが、「落ちついて全力を尽くせた」と練習の成果を実感した。

 「どんどんうまくなって、もっといいプレーをして、来年こそは勝ちたい」。大差でのコールド負けを悔しがりながら、次への決意を語った。(

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権石川大会 ▽1回戦 飯田12-3金沢西=7回コールド=(13日・石川県立)

 1回戦8試合が行われ、飯田は12-3の7回コールドで金沢西に快勝し、初戦突破を決めた。5回には3番・山田恵大主将(3年)のランニングホームランも飛び出すなど、5安打、2四球などで一挙に6得点を挙げた。3月まで飯田の指揮を執っていた笛木勝前監督は、4月から金沢西に転任して野球部の顧問に着任。最後の夏の大舞台で、選手たちは“恩返し”の勝利を挙げた。山田主将は「(抽選のクジを引いた時)野球の神様はいるんだなと。自分たちの成長を見せたいと思いました」と笑顔で振り返った。

 元日の能登半島地震では笛木前監督の自宅が半壊。しかし、最後まで熱心に野球部の指導を続けたという。山田主将は「笛木先生自身が苦しい思いを抱えていたのに、自分たちのために時間を作ってくれた。嬉しかったです」と感謝する。笛木前監督からは、勝ち負け関係なく野球を楽しむことや、人間性の大切さを学んだ。3月末には仙台育英(宮城)と練習試合を行い、「結果的には負けましたが、最後に一層、絆は深まりました」と振り返った。

 試合をネット裏から観戦した笛木顧問は「対戦が決まった時はまさかと思ったが、心境は複雑ですよね。でも、飯田は元気ですごく楽しそうでした。自分たちで考えているプレーが垣間見えました」と祝福すれば、山田主将は「笛木先生の転任は受け入れがたいことだったけど、感謝の気持ちを伝えたいです」と言葉を重ねた。恩師から学んだことを胸に刻みながら、熱い夏を突き進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は西東京大会に出場した日大桜丘です。

 

 この夏チームを率いたのは、20歳の日大3年生です。1カ月半前、チーム事情で、学生コーチから新監督に抜擢(ばってき)されました。教員志望で、指導者として高校野球に携わることが夢でした。

(13日、第106回全国高校野球選手権西東京大会3回戦、東村山西5―3日大桜丘)

■出口太陽監督(20)

 みんなはいい意味で俺に近い距離で、友達のように接してくれた。だから俺はやりきれたと思っている。

 監督を任されたとき、誰も俺に不信感を持たずについてきてくれて、ありがとう。

 今日までやってきたことは、無駄にはならない。だから、ここにきて後輩たち見てくれてもいいし、陰ながらでも応援してくれたらいいなって思う。

 俺についてきてくれて、本当にありがとう。ごめん、勝てなくて。3年間お疲れ様。ありがとな。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権宮城大会2回戦、聖和学園1―0東北学院)

 

 「負けてしまったけど、もう一回、みんなと野球ができて楽しかった」。先発のマウンドに立った東北学院の佐藤築(きずく)投手(3年)は試合後、喜びをかみしめた。

 1年の秋ごろ、体調に異変があった。2年春、難病に指定されている成人スティル病と診断され、1カ月半の入院を余儀なくされた。でも野球をやめる選択はなかった。

 退院後、昼ご飯に弁当箱いっぱいのご飯を食べるなど食事量を増やし、減った体重を10キロ程度増やした。渡辺徹監督は「コツコツ努力を重ね、ピッチャーとしての実力をぐんと上げてきた」と評価し、この試合の先発マウンドを託した。

 三回に1失点するが、その裏の打席で「チームに勇気を与えたい」と4球目の直球を中前に運んだ。

 四回2死二、三塁のピンチも三ゴロに切り抜け、グラブを2回たたいて喜んだ。

 五回途中1失点の好投。チームは0―1で敗れたが、困難を乗り越えた背番号10は「試合に出ることは当たり前じゃないので感謝しなきゃいけない」と口にした。

 父の良昭さん(53)は試合後、「また野球をやっている姿を見られたので本当にうれしい。まずはお疲れさんと伝えたい」とほほえんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「読売ジャイアンツ女子チーム4-2阪神タイガースWomen」(13日、東京ドーム)

 阪神、巨人の女子チームによる交流戦、「伝統の一戦」が開催された。試合は二回、阪神が下位打線で繋ぎ2点を先制。だが、直後に巨人が1点を返すと四回には、2死満塁から長田朱也香内野手が「初球ストライクを狙いにいこうと思った」と、逆転の中越え2点適時二塁打。1点リード六回には、1死三塁から相見菜月外野手がスクイズを決めるなど、効果的に追加点を奪った。

 投げては先発の清水美佑投手が、7回6安打2失点で完投勝利。「最初に2点取られた時はヤバい、ヤバいと思ったんですけど、すぐに1点を返してくれたので。1点ならみんなが逆転してくれると思った。自信を持って、頑張って投げました」と笑顔で振り返った。

 この試合でジャイアンツ女子チームは、世界的ジュエリーブランド「ティファニー」とのコラボレーションユニホームを着用。9月7、8日に1軍がDeNA戦(東京D)で着用するが、一足早いお披露目に、2安打の田中亜里沙外野手も「力をいただきました。決まった時からみんなで楽しみにしていたユニホーム。高まる気持ちでいっぱいで、すごく力をもらいました」と感謝した。

 両チームは6月29日、甲子園球場でも交流戦を行い、0-7で巨人が勝利していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権奈良大会2回戦、王寺工0-13香芝)

 

 王寺工・本田知行監督

 ちょっと座ろうか。お疲れ様でした。この学年は、最近の中では一番元気なチームで、なかなかみんなには言えないような、何とか頑張りたいんだという一人ひとりの気持ちを、野球ノートで見せてもらっていました。

 去年の秋の大会で大敗してから、練習試合も含めて何点取られたかな。多分、3桁はいってると思う。その中でも君ら自身が、キャプテンが中心となって諦めない気持ちを持ってやってきたところは、自分自身もとても心を打たれるものがあってな。

 お互いをたたえ合うっていうテーマを立てて、良いプレーと悪いプレーが両方含まれている時に、ナイスプレー、ナイスストップとかね、お互いを支えていけてチームがまとまって、みんなが一生懸命できたんじゃないのかなと。

 グラウンドの外ではみんなで楽しくやってるけども、グラウンドに入ったら、1年生は「(主将の)青木さんは怖い」ということも言ってる。人が変わるんだなあ、野球に対する熱意があるんだろうなあ、って感じるところがあった。

 だからこそ3年生一人ひとりの思いを、みんなが大切にしてきてくれたおかげで、自分自身もそれにより一層気づくことができた。こっちから教えてるつもりやねんけども、多くをこっちが学ばせてもらってる。俺からもな、本当に感謝を伝えたい。

 試合だけじゃなくて、いろんな活動を特にこの学年は一生懸命してくれてた。1年生の時からあいさつ運動や清掃活動、あと(子どもたちと一緒に練習をする)小学校や幼稚園との交流会も、本当に楽しそうにしてくれた。

 高校野球をやってて、野球のうまい下手だけじゃなくて、精神的に成長していく姿を見るのは本当に、教師としてというよりも人として、日々、すごく感動させられました。

 野球のうまい下手は、最近急上昇して、今まだまだ急上昇中やと思うけども、人としてはたくさん成長した。それがこの点差になったとしても、最後の(最終打者の代打)大幸の一振りまでみんなが応援している様子が、それが三年生の一番の良さかなと思ってます。

 もちろん悔しい思いをしてる人もおると思うねんけども、みんなの積み重ねてきた野球人生と人柄が、みんなにとってもやし、野球部にとっても大きな財産になっているので、今の1、2年生にとっては素晴らしい背中を見せることができたと思うので、本当に胸を張って下さい。

 勝ちたかったよ。勝てると思ってたけどね。でもな、自分たちがうまくなると同時に、相手もうまくなるっていうのは、これは人生のいい勉強やと思うから。

 君らは10倍ぐらいうまくなったから、そこは自信持ってええ。でもそれ以上に、県でトップクラスぐらいの、素晴らしい活動をしてるから、そこは本当に自信を持ってやっていってもらったら。

 本当に素晴らしい学年でした。めっちゃやらしたけど。本当に最高の学年やと思うから、そこは俺自身も最高やなと思います。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦 熊谷商0―1武蔵越生)

 

 0―0で延長タイブレークに突入した十回裏。先頭の1番打者にヒットを打たれて無死満塁のピンチでも、熊谷商のエース中村謙吾(3年)は強気だった。165球を投げていたが、疲れは感じていなかった。伸びのある直球を主体に10三振を奪い、「ここまでは完璧に近い投球だった」。

 次の2番を2球で追い込むと、3球目は浅いセンターフライに打ち取った。タッチアップした三塁走者も本塁で刺し、いったんは流れを断ったかに見えた。

 しかし、3番に四球を与えてしまう。次の代打の打者に粘られ、フルカウントからの8球目。渾身(こんしん)の一球は「絶対に打たれない自信があった」。外角低めの直球を、右中間へ運ばれた。球を追う外野手を見ながら「自分のせいで終わるのか」と目の前が暗くなった。

 春の県大会で8強に入り、シード校で臨んだ大会の初戦だった。新井茂監督は「よく投げた」とねぎらったが、中村は試合後、「主将として、エースとして、本当に自分がふがいないです」と泣き崩れた。「こんなに簡単に、チームが解散になるなんて……」と涙が止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ6―0オリックス(パ・リーグ=13日)――ロッテが勝ち越しを今季最多の11に伸ばした。三回にソトの3ランで先制し、四回にも加点。種市は8回無失点と好投した。オリックスは2試合連続の零封負け。

 楽天5―0西武(パ・リーグ=13日)――楽天は一回、鈴木大の犠飛などで2点を先行。三回にも鈴木大の適時打などで加点した。岸は今季チーム初完封勝利。西武は今井の対楽天戦の連勝が13で止まった。

 日本ハム3―2ソフトバンク(パ・リーグ=13日)――日本ハムがこのカードの連敗を7で止めた。八回に石井の二塁打で同点とし、上川畑の適時打で勝ち越し。ソフトバンクは毎回好機を作ったが、生かし切れなかった。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦