Amebaなうの代わりにブログを書くしかない件 | 好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

おはこんばんは(*´∀`)ノシ



フータです✨




そして現在も、絶賛アクセス数低迷中!!

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

【ポイント】

・九州北部は14日(日)に「線状降水帯」発生のおそれ。

・愛媛・松山市では14日(日)に再び、警報級の大雨のおそれ。土砂災害注意。

・来週半ばに続々と梅雨明け発表へ。

【全国の天気】

活発な梅雨前線の影響で、西日本や東日本の広い範囲で雨が降り、とくに、九州北部を中心に発達した雨雲がかかり続ける見込みです。九州北部では14日(日)に「線状降水帯」が発生するおそれがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

14日(日)の夕方までに予想される雨量は、九州北部で250ミリ。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。また、土砂災害が発生した松山でも警報級の大雨となるおそれがあり、注意が必要です。

一方、前線から離れた北日本と沖縄は晴れるでしょう。沖縄では記録的な暑さが続きそうです。

■予想最低気温(前日差)

札幌 17度(-2 7月上旬)

仙台 22度(+2 真夏並み)

新潟 22度(+3 平年並み)

東京 24度(+2 真夏並み)

長野 22度(+4 真夏並み)

名古屋 25度(+3 真夏並み)

大阪 25度(+1 平年並み)

広島 25度(±0 真夏並み)

高知 25度(±0 真夏並み)

福岡 26度(+2 真夏並み)

鹿児島 26度(+1 真夏並み)

那覇 29度(±0 真夏並み)

■予想最高気温(前日差)

札幌 27度(+3 真夏並み)

仙台 27度(-3 真夏並み)

新潟 28度(+1 平年並み)

東京 28度(-3 7月上旬)

長野 26度(-5 6月中旬)

名古屋 30度(-2 7月上旬)

大阪 30度(±0 7月上旬)

広島 28度(-2 6月下旬)

高知 29度(+1 7月上旬)

福岡 29度(-2 7月上旬)

鹿児島 31度(+4 7月上旬)

那覇 35度(±0 猛暑)

【週間予報】

梅雨前線が停滞するため、16日(火)にかけて、西日本や東日本では梅雨空が続くでしょう。梅雨末期の大雨のため、引き続き、土砂災害などに警戒が必要です。来週の半ば以降は、夏の高気圧の勢力が強まり、西日本や東日本では一斉に梅雨明けの発表となるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザ保健当局は13日、イスラエル軍のガザ南部に対する攻撃による死者が71人、負傷者は289人になったと発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本大の重量挙げ部の幹部が、部員から不正に入学金や授業料を徴収して流用していた問題で、大学が刑事告発などの法的手段を検討していることが13日、大学広報部への取材で分かった。別事件の調査を端緒に発覚に至ったことも判明。流用された総額などを調査している。付属病院を巡る背任事件やアメフト部の「悪質タックル」問題、違法薬物事件を受けて改革を進める中、新たな不祥事が表面化した。

 日本大によると、昨年までの10年間にわたり、部幹部の指示で入学金・授業料の一部または全部を免除されている奨学生の部員から全額を徴収。幹部が免除額相当分の多くを私的に使っていた。大学は法的な手続きを「視野に入れている」と回答した。

 部員の被害回復に向けた手続きを開始しており、調査は継続する。幹部が学内で保管していた現金は既に大学に返還された。

 問題の発覚は部員や保護者からの告発ではなく「別事件の調査や不正事案洗い出しのための特別調査委員会の調査報告など、複数の経路から得られた情報を積み重ねた結果」と明らかにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百貨店の高島屋が、カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する基本方針をホームページ上で公開したことが13日、分かった。高島屋によると、不特定多数の顧客に接する小売業で、カスハラに対する方針を社外に公表するのは珍しい。大手百貨店では初めてとみられる。カスハラと判断した際は「対応を打ち切り、来店を断る場合がある」と明記した。

 カスハラに該当するとした行為を社内外に周知し、被害から従業員を守る。カスハラ行為は「従業員への人格否定や差別的な発言」「個人情報のSNSへの投稿」「土下座の要求」などを挙げた。基本方針では、ごく一部の顧客の心ない言動により、職場環境が害される事案が発生していると指摘した。過去の詳しい事例などは示していない。

 百貨店関係者は「社内で対策を策定したが、お客さんがどう感じられるか分からない部分があり、公表はしていない」と話した。高島屋は「社外にもカスハラに毅然と対応する姿勢を示す狙いがある。お客さまとの信頼関係を築き上げることを目指す」としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 中日10―8阪神(13日・バンテリンドーム)

 中日はこの日、先発して2回に緊急降板した涌井秀章投手が、名古屋市内の病院で検査を受けた結果、「右広背筋肉離れ」と診断されたと発表した。14日にも出場選手登録を抹消される。

 初回は3者凡退と完璧な立ち上がりを見せたが、2回の投球練習中に違和感を訴えて、ベンチに下がると、そのまま途中交代した。

 試合後、立浪監督は「肩の張りがあった。(今後は2軍調整?)そうですね、ちょっとダメだと思う」と説明。今後は、医師、トレーナーと状態を確認しながら治療を行い、早期復帰を目指していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松山市の松山城がある山で12日未明に起きた土砂崩れの現場では、土砂に巻き込まれた住宅に住む夫婦の90代男性と80代女性、息子の40代男性の3人が見つかり、死亡が確認された。近くの住民は、救急隊員らが救急車に運び入れる様子を見守っていた。

 

 現場では、12日に続いて夜通しで捜索が続けられた。13日も雨が断続的に降るなか、ショベルカーなどを使って土砂をかき出し、トラックで運び出す作業が続けられた。現場付近の清水地区には13日も警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されており、雨が降ると、市の広報車が安全な場所に移動するよう住民に促す声が響いた。

 自宅マンションが被害を受け、公民館へ避難した男性(55)は「まさか土砂崩れがあるとは思わなかった」と驚きを語った。中層階にある男性の自宅は土砂による被害はなかったが、1階にあった車は泥をかぶり、駐輪場のバイクは泥に埋まって見えなくなっている。

 このマンションに住み始めて26年ほど。マンションがある場所はハザードマップで土砂災害の警戒区域に該当していなかったという。土砂崩れのあった南側の裏山の斜面は、市が木や雑草を手入れしており、擁壁もあったため、「なんでこんなことに」と動揺したという。

 マンション付近ではガス漏れが疑われ、漏電すると危険なため電気も止まっている。「ライフラインがないと困る。避難生活が長期化したら仕事に行くにも大変だ」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田文雄首相は13日午前(日本時間同日午後)、ドイツ訪問を終えて帰国の途に就いた。ベルリンではショルツ首相と会談し、経済安全保障に関する協議体の新設に合意。中国による経済的威圧をにらんだ連携強化に手応えを得た。これに先立ち米国でNATO首脳会議に出席し、インド太平洋地域への関与を訴えた。

 日独首脳会談では、閣僚を交えた「政府間協議」を来年ドイツで開き、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)も早期に開催すると合意。防衛分野の協力進展を確認した。

 NATO首脳会議には、韓国、オーストラリア、ニュージーランドと共にインド太平洋のパートナー国として招待され出席した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都府警は13日、警察学校(京都市伏見区)での柔道の訓練中に頭を強打し、意識不明の重体になっていた女性巡査(23)=同日付で巡査部長に昇任=が死亡したと発表した。

 警務課によると、巡査部長は1日午後5時40分ごろ、警察学校の柔道場で、同僚女性と技をかけ合う乱取りをした際に頭を強く打った。救急搬送されて手術を受けたが意識は戻らず、13日午前に搬送先の病院で死亡した。死因は急性硬膜下血腫だったという。

 巡査部長は柔道初心者でヘッドキャップを着用していた。3人の指導教官のもと53人が訓練中だったという。

 同課の担当者は「お悔やみを申し上げます。今回のようなことが二度と起こらないように再発防止策を徹底してまいりたい」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-0西武」(13日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が西武・今井を攻略し2連勝。右腕に対し21年から続いていた連敗を13で止めた。

 序盤から襲いかかった。初回、連打などで無死満塁とチャンスを作ると、浅村の内野ゴロで先制。さらに、続く鈴木大の犠飛でいきなり2点を奪った。三回にも鈴木大の適時打と村林の犠飛で加点。苦手右腕から4点を奪い、主導権を握った。

 久々の1軍登板となった先発の岸は、序盤から伸びのある直球を軸に西武打線を抑え込む。中盤に走者を背負っても落ち着いて切り抜けた。自身今季初完投となり、約1年ぶりの完封勝利で3勝目を挙げた。

 前夜は負けなしのルーキー・武内に勝利。この日も天敵右腕を攻略。今江監督が「3つ取りにいく」と意気込んだ今カードで選手が躍動している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ロッテ 6 - 0 オリックス ●
<12回戦・ZOZOマリンスタジアム>

 13日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-オリックス』で解説を務めた前田幸長氏が、ロッテのネフタリ・ソトについて言及した。

 今季DeNAからロッテに加入したソトは同日のオリックス戦に『4番・一塁』で先発出場し、0-0の3回二死一、二塁の第2打席、先発・カスティーヨが1ボール1ストライクから投じたスライダーを左中間スタンドに本塁打。この本塁打で二桁10本に乗せ、打点も53となりリーグトップに浮上した。

 前田氏はソトについて「ここまで打点王ですからね。ベイスターズ時代に2年連続本塁打王をとって、その後打てなかったり故障がちとかがあった。横浜スタジアムより球場が広いところでホームランも減るかなと実際思ったんですけど、今年はロッテに移籍したことによって新鮮味というのが新しいチームなのであると思う。その中でも4番も任されているし、充実しているんでしょうね」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権茨城大会2回戦 下館一5―2下館工)

 

 1点差の五回裏1死一、二塁。下館工の遊撃手・佐藤翔英(3年)は、二遊間を抜けそうな鋭い打球にグラブを差し出して捕球し、二塁へ送球。アウトを取ると、小さくガッツポーズした。

 六回も、先頭打者が放った内野安打になりそうな打球を捕球し、ジャンピングスローで出塁を阻んだ。好守でバッテリーをもり立てた。

 父の正弘(55)も、1歳上の兄・隆亮(18)も下館工野球部の出身。昨夏、兄の代は初戦で敗れた。2年生だった翔英はベンチ入りできず、スタンドから応援していた。

 「本当は兄と一緒にグラウンドに立ち、母校が勝つ姿を父に見せたかった」。その思いから、この1年は誰よりも熱心に練習に励んだつもりだ。基礎的な守備練習を大切にし、内野の要としてレギュラーの座をつかんだ。

 迎えた夏。初戦を前に父に言った。「今年はチームに貢献してくるから」。試合は、中盤まで1点差の接戦になった。

 二回、六回には、翔英自身が四球や敵失で出塁し、三塁まで迫った。だが、次の1点が遠かった。

 「勝つところを見せてあげたかった」。試合後、そう言いながらも胸を張った。「チームのために力は尽くせた。そこだけは、家族に自信を持って言える」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 小山西3―10栃木)

 小山西は6点を追う七回、栗原駿太郎(3年)が2点を返す適時打を放った。1死二、三塁で二塁強襲安打を打つと、一塁上で両手をたたいた。

 今年のチームは3年生が4人だけで栗原はその1人。「4人の底力で勝ちたいと思っていた。チャンスで打てたのはよかった」と涙を流しながら話した。敗れはしたが、この日は主将の植野海成大(かなた)が3安打を放つなど、ほかの3年生も奮闘。野口巧監督は「1年から4人だけで、誰も欠けることなく最後まで高校野球をやり抜いたのは立派。4人とも本当に成長した」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテが3連勝。種市は8回を10奪三振、無失点の好投で約1カ月ぶりの5勝目を挙げた。三回にソトの3点本塁打で先制した打線は四回に高部の2点三塁打と小川の適時打で突き放した。オリックスは一回の拙攻が響いて連日の零敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天5―0西武(13日・楽天モバイル)

 ベテラン右腕の技巧にほんろうされた。楽天・岸の投球に西武打線が沈黙した。速球の球速は140キロ台前半ながら、カーブなど変化球をうまく織り交ぜた緩急を生かしたコンビネーションにタイミングが合わない。散発3安打で三塁も踏めず完封負け。渡辺GM兼監督代行は「本当、悔しいよ。(今年で)40歳の投手にあれだけの投球をされてはらわたが煮えくりかえるくらい悔しい」と言葉を強めた。

 岸をよく知る監督代行だけに、そのすごさは誰よりもよくわかっている。「悔しいけど、それをやれるのが岸なんだよ。だてに2500イニング投げていない。100球投げても平気な顔をしてマウンドに上がってくる。そこらへんがやっぱり岸という投手だと思う」とたたえた。

 チームは今季4度目の7連敗で借金は31に増えた。連敗を止めて浮上していくためには打線はもちろん、若い先発陣にも奮起が求められる。「ああいう姿を見てウチの先発陣がどう思うか」と監督代行は奮起をうながしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権京都大会2回戦 京都国際3―0京都成章)

 

 「120点。いい試合をしてくれた。勝たせてあげられず、申し訳ない」

 敗れた京都成章の松井常夫監督(60)は、そう言って、汗をぬぐった。監督として最後の大会と決めていた。

 桃山で内野手として活躍。京都成章のコーチや部長を経て、2005年から監督に就いた。11年の選抜大会に出場し、17年の夏にも、北山亘基投手(現・日本ハム)を擁して、甲子園の土を踏んだ。

 初戦の相手は、部長時代の教え子の小牧憲継監督(40)が率いる京都国際だ。1点を争う好ゲームとなった。

 投手陣が懸命の投球をして、野手も遊撃手の藤原快地さん(3年)を中心に好守でもり立てた。

 だが、本塁が遠かった。京都国際のエース中崎琉生(るい)さん(3年)に5安打に封じられた。永易湊大主将(3年)は「中崎君を崩しきれなかった。松井先生を甲子園に連れて行きたかった」と涙を流した。

 自分と同じく「最後の夏」となった3年生の選手たちへの思いを問われると、松井監督はしばらく言葉が途切れた。思いがあふれた。

 「よく頑張ってくれた。僕自身も楽しかった。楽しんで、声を出して……。子どもたちは、よくやってくれました」

 今後は、ノッカー役などとして、京都成章の新チームを支えるという。(八百板一平)

■京都国際・小牧憲継監督の話

 「(対戦して7―1で勝利した)春の府大会から短期間でしっかり仕上げてこられた。敬意を表したい。野球を通じていろいろなことを学ばせていただいた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なでしこジャパンは7月13日、『MS&ADカップ2024 ~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~』でガーナ女子代表と対戦し、4-0で完勝。この一戦では珍しいシーンもあった。

38分、敵陣でボールを収めた藤野あおばが相手に倒され、FKを獲得。倒した相手にイエローカードが提示されると、ガーナのスタンドからは大ブーイングが起きた。

その直後、ガーナサポのひとりがスタンドからピッチに飛び出し、主審に駆け寄って手を広げて猛抗議。主審は、詰め寄ってきたこの人物にレッドカードを提示した。結局、サポーターは運営スタッフに両脇を抱えられ、スタジアムの外へと出された。


このシーンを間近で見ていたのが長野風花。主審の横で落ち着いた表情で状況を見ていたMFにその時の心境を訊くと、「あの人、審判は観客だと思っていたと思いますけど、私はガーナのコーチか監督かなと思ったら、まさかの観客でびっくりしました」と明かした。

ただ、そんなハプニングに遭遇しても、「でも別に乱れることはなかったです」と長野は冷静だった。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権茨城大会2回戦 下館一5―2下館工)

 

 1点差の五回裏1死一、二塁。下館工の遊撃手・佐藤翔英(3年)は、二遊間を抜けそうな鋭い打球にグラブを差し出して捕球し、二塁へ送球。アウトを取ると、小さくガッツポーズした。

 六回も、先頭打者が放った内野安打になりそうな打球を捕球し、ジャンピングスローで出塁を阻んだ。好守でバッテリーをもり立てた。

 父の正弘(55)も、1歳上の兄・隆亮(18)も下館工野球部の出身。昨夏、兄の代は初戦で敗れた。2年生だった翔英はベンチ入りできず、スタンドから応援していた。

 「本当は兄と一緒にグラウンドに立ち、母校が勝つ姿を父に見せたかった」。その思いから、この1年は誰よりも熱心に練習に励んだつもりだ。基礎的な守備練習を大切にし、内野の要としてレギュラーの座をつかんだ。

 迎えた夏。初戦を前に父に言った。「今年はチームに貢献してくるから」。試合は、中盤まで1点差の接戦になった。

 二回、六回には、翔英自身が四球や敵失で出塁し、三塁まで迫った。だが、次の1点が遠かった。

 「勝つところを見せてあげたかった」。試合後、そう言いながらも胸を張った。「チームのために力は尽くせた。そこだけは、家族に自信を持って言える」

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム3-2ソフトバンク」(13日、エスコンフィールド)

 日本ハムが逆転でソフトバンク戦の連敗を7で止めた。引き分け以下なら自力優勝の可能性が消滅する危機だったが、これを回避。借金1に戻した。

 新庄監督は八回、4番のマルティネスに代打・郡司を送るなど、代打2人、代走3人を送る采配。石井の同点二塁打、上川畑の決勝打で勝利を飾った。試合後はマルティネスに変えて好調のレイエスを4番で起用することを示唆した。

 この日マルティネスは3打席連続三振。「よくないでしょう。ボール球に手を出して、ストライクを見逃す。僕もよくタイガース時代に野村監督に『お前のストライクゾーンは畳一畳分あるわ』言われていました」と状態を説明した。

 「そうなってくると一回ちょっとリフレッシュさせることが必要なので。全部打ちたい、打ちたいで打っていくから、気が付いたらボール球に手を出しているっていう。ベンチからみていたら自分を見つめ直せると思うので」とベンチに置いて復調を促す思い。

 代役4番について「何試合かは絶好調のモーレ君(レイエス)でいきたいなと」と明言。レイエスはこの日、先制6号ソロを含む3安打猛打賞。八回は逆転につながる四球も選び全打席出塁した。「まあしかし、打球速いですね。三遊間、危ない」と脅威の打球スピードに主砲の座を任せる思いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 小山西3―10栃木)

 小山西は6点を追う七回、栗原駿太郎(3年)が2点を返す適時打を放った。1死二、三塁で二塁強襲安打を打つと、一塁上で両手をたたいた。

 今年のチームは3年生が4人だけで栗原はその1人。「4人の底力で勝ちたいと思っていた。チャンスで打てたのはよかった」と涙を流しながら話した。敗れはしたが、この日は主将の植野海成大(かなた)が3安打を放つなど、ほかの3年生も奮闘。野口巧監督は「1年から4人だけで、誰も欠けることなく最後まで高校野球をやり抜いたのは立派。4人とも本当に成長した」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(第106回全国高校野球選手権大阪大会1回戦、東淀川8―3大阪園芸) 

 

 東淀川のエース川上汐那(せな)投手(2年)は捕手としてスタメン出場し、六回途中からはマウンドに上がった。

 持ち前の笑顔から、勝負師の顔になった。

 スライダーがさえ、3者連続空振り三振に抑えた。

 七回の攻撃では、前の4番打者が申告敬遠されて満塁に。「なめられてる」と感じた。

 また勝負師の顔になった。監督が「リラックス!」と叫んだほどだ。外寄りの球を中前にはじき返した。失策も絡んで一挙3点を挙げた。

 捕手を始めたのは2年生になってから。全ての野手に目配りをするのは大変だ。

 だが、「二刀流」の効用もあると感じている。

 この日も、体が早く開いてしまう相手の打者を見て、投手として外角を突いて抑えることができた。4イニングで9奪三振。打っても2安打の大活躍だった。

 「低めに球を集められたし、変化球が結構良かった。次もこんな感じでいけたら」。いつもの笑顔に戻っていた。

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 生光学園2―3川島)

 

 昨夏、最速153キロの豪速球で大会を沸かせた生光学園のエース右腕、川勝空人投手(3年)が、今大会初戦で球場を去った。

 同点に追いついた六回から登板したが、制球が定まらない。八回まで毎回四球を出しながら粘り強く投げたが、九回に内野安打と連続四球で2死満塁のピンチを招いた。

 最後の打者に渾身(こんしん)の力を込めて投げた球はボールとなり、押し出し四球でサヨナラ負け。青のユニホームの背番号「1」はうなだれ、涙ぐみながらグラウンドに整列した。

 幸島博之監督によると、春ごろに右ひじを痛め、故障と闘いながら今大会に臨んだ。片山諄一捕手(3年)は「抑えなきゃというプレッシャーの中、スタンドの応援を気持ちに込めて必死に腕を振ってくれた」とエースをたたえた。

 幸島監督は「けがで思うように練習できず、不安と闘いながらも主将としてチームを引っ張ってくれた。悔しいだろうが、自分と冷静に向きあい、もう一つ上の高みをめざしてほしい」とエールを送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ ロッテ6―0オリックス(13日・ZOZOマリン)

 オリックスが5連勝からの2連敗で、5位に後退した。この日は先発・カスティーヨが誤算で「失点を重ねてしまったということが、すごく悔しいです」と反省。昨年ロッテに在籍した右腕は今季初登板となったZOZOマリンで、6回を自己ワーストタイの6失点(自責3)と崩れた。

 打線は初回の攻撃が痛恨だった。1番・大里が二塁打を放ち、太田の右前打で本塁を狙って走塁死。さらに西川も中前打でつないだが、1死一、三塁で森が併殺打に倒れた。2回も2死一、二塁で杉沢が見逃し三振。相手先発の種市を立ち直らせた。

 ロッテには2勝9敗1分けと大きく負け越し。14日は高卒2年目右腕の斎藤が先発し、若い力で流れを変えたいところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ6-0オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは投打がかみ合い3連勝。貯金は今季最多「11」とし、ソフトバンクとのゲーム差を「7」に縮めた。

 0-0の三回1死一、二塁。ソトが128キロのスライダーを捉え、左中間ラッキーゾーンへの今季10号先制3ランに。今季53打点目とし、ソフトバンク・山川を抜いてパ・リーグトップとなった。

 3-0の四回には、2死一、三塁から高部が右中間へ2点適時三塁打。2死三塁からは小川が左前適時打を放ち、この回3得点を挙げた。

 先発・種市は8回119球を7安打無失点。初回は3連打を浴びたが無失点。二回にも2死一、二塁のピンチを背負ったが粘りで先制点を与えなかった。10奪三振を挙げ、今季102奪三振。パ・リーグ2位となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天5―0西武(13日・楽天モバイル)

 楽天の岸孝之投手が119球で無四球完封勝利をあげた。また6回終了時点でプロ野球通算2500投球回を達成した。

 9回2死、目の前に転がってきたボールを冷静に一塁に転送。最後のアウトを自ら取ると駆け寄ってきた捕手・石原をマウンド付近で抱き合い、笑顔を見せた。

 「最高です。この結果が欲しかった。6イニング投げきりたいという思いで入ったんですけど、ゼロが続いていたんで完封を目指してという風に切り替えてがんばりました」と振り返った。

 完封勝利は昨年8月11日のオリックス戦(楽天モバイル)以来。このときは高速道路の事故渋滞などの影響で楽天の野球用具を積んだ車の到着が大幅に遅れるハプニングもあった。現在39歳7か月の岸は、自身が持つ38歳8か月の球団最年長完封記録を更新した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権福岡大会5回戦 自由ケ丘2―9西日本短大付)

 「いつもの球じゃない」。二回の守り、自由ケ丘の長谷川莉土(りと)捕手(3年)は、高見竜聖投手(3年)の異変に気付いた。腕の振りが小さく、コースが甘い。適時二塁打で1点先制され、なお二、三塁のピンチ。マウンドに駆け寄り、耳打ちした。「ここをゼロで抑えたら、『何でも』おごっちゃる」。高見投手の表情が少し緩んだ。

 力のある速球と、緩急をつけてコースをつく変化球。昨夏も登板した高見投手はチームを背負うエースだが、緊張で「体が縮こまる癖」がある。そんな時、長谷川捕手がマウンドで話題にするのが、高見投手が好きなスイーツ。良い投球をしたら一緒に食べに行こう、と持ちかけると、リラックスして、調子を取り戻す。

 この日もスイーツ話の後、球威が戻った。「回らなくなっていた腕が動き出した」と高見投手。2点適時打を許す結果とはなったが、「相手の力が上だった。竜聖の良いピッチングが見られてよかった」と長谷川捕手。ご褒美は、エースの大好物プリンにするつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽2回戦 常磐大高10-1磯原郷英=8回コールド=(13日・ノーブルホーム水戸)

 常磐大高は、元西武投手の佐藤勇コーチ(29)の教えを受けた2年生エース・沢畑壱心投手が6回1失点に抑え、チームを3回戦進出に導いた。右腕は、初回からいきなり3者連続三振に抑え、スタンドから拍手が送られた。ピンチの場面でも冷静さを保ち、10三振を奪った。打線も2回以降つながり、9安打14死四球で10得点で沢畑を援護した。

 「1年で体重が10キロ以上増え、下半身を使った投球ができるようになった」と、自己最速の140キロに迫る139キロを含む、130キロ台後半の力強い投球を見せた。自宅から通う沢畑は体作りのために毎日、海老沢芳雅監督(63)に食事の写真やメニューを送り、助言をもらったという。増量に成功し、最後まで球威が落ちることなく投げ抜いた。

 投球を「ストレートの調子はよかったけど、変化球は…」と反省。佐藤氏は「見てる限りもっと上に行ける」と太鼓判を押した上で「絶対的なボールがない。空振りをとれる変化球が必要」とスライダーの習得を課題を分析していた。

 次戦に向け、沢畑は「春は初戦で負けて、挑戦者の気持ち。1戦1戦全力で戦いたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島は、途中出場の石原が一振りで緊迫した投手戦に決着をつけた。再三の好機を物にできず、0―0で迎えた延長十一回に先頭で打席へ。田口の甘く入ってきた変化球をフルスイングすると自身初のサヨナラアーチとなり、「入ってくれてよかった。不思議な気持ちで(ダイヤモンドを)回っていた」と歓喜に浸った。
正捕手を争う5年目の26歳。今季は不振に苦しむ坂倉に代わって先発マスクをかぶるなど、出場機会を増やしている。新井監督は「ちょうど、(コーチと)田口のスライダーをホームランにしてくれないかなと話していた。そこで、パカーンと。本当に見事だった」と褒めちぎった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・リーグ 広島 1x-0 ヤクルト(13日、マツダスタジアム)

広島は延長11回に石原貴規選手が自身初となるサヨナラホームランで勝利を決めました。ヒーローインタビューでは「最高で~す」と満面の笑みで喜びを表現しました。

両チーム無得点で突入した延長11回、先頭打者の石原選手。打席に向かう時の気持ちについて聞かれると「なんとか塁に出て、後ろにつなぐという気持ちで打席に入りました」とコメント。

延長11回から代わった田口麗斗投手の2球目スライダーをレフトスタンドに放ちサヨナラ弾としました。自身初となるサヨナラ弾に「最高で~す」「最後に決めたのは僕なんですけど、皆さんがあっての打席だったと思うので良かったです」とサヨナラ弾について振り返りました。

またダイヤモンドを1周している際の気持ちについて聞かれると「こういうバッティングをする方じゃないので、不思議な気持ちで回っていました」またチームメートが待ち受けてくれていたことについては「すごく笑顔で待ち受けてくれていたので、僕もうれしすぎてはしゃぎすぎました」と笑顔で明かしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 楽天5―0西武(13日・楽天モバイル)

 淡々と事実を受け止めた。21年10月15日から続いていた楽天戦の連勝が13でストップ。試合後の西武・今井達也は「勝つか負けるかは運」と静かに振り返った。5回までに8三振を奪ったが6安打、3四球で4失点。楽天戦で3点以上を失ったのは、先発して4回途中7失点で降板した21年9月4日以来約2年10か月ぶりのことだった。

 相手にも意地があった。初回、先頭の小郷、中島に連打を許し、続く辰己に四球を与えて無死満塁のピンチを招くと、浅村の二ゴロの間に先制点を献上し、続く鈴木大に左犠飛を打たれて2点を失った。3回にも鈴木大の適時打、村林の左犠飛で2失点。今井を苦手にしてきた浅村は初回の二ゴロ、3回の中前安打と大振りせずに軽打してきた。「そんな感じもありました」と今井は振り返ったが、渡辺GM兼監督代行は「(今井は)そういう状況を作っている。浅村もやっぱり考えてくる」と指摘。さらに「いつかは負けるが今日は序盤。今までは打たれた後に四球を出しても何とか抑え切れていたけど、四球がからんで得点につながった。今井ぐらいの投手だと連打、連打というのは考えづらい」と要所で出した四球を悔やんだ。

 楽天戦の連勝は止まってもシーズンは続く。4勝6敗と負け数が上回っているだけに、勝ちを増やしたいところ。「自分の仕事ができたかという方が大事。毎試合そのつもりで投げているので、シーズンも引き続き」と落ち込むことなく先をにらんだ。

 

 

 

 

 

 

 

■智弁和歌山前監督 高嶋仁の目

 

 (13日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会1回戦 日高5―1粉河)

 日高の良いところがでた試合でした。三回に3点を取った攻撃は振り回さずにミートに徹し、低めをうまく拾って外野の間を抜けて長打になりました。

 一方、粉河はうまく打ち返している打者もいましたが、ここぞというときにボール球に手を出して三振するなど、少し工夫が足りないように感じました。しっかり見極めていれば、四球を選ぶこともでき、もっと得点できたように思います。またチャンスに走塁ミスがあったのも残念でした。失点はしましたが先発したサイドスローの福井智基投手(3年)は制球が良く、粘り強く投げていました。

 13三振を奪った日高の松山晃大投手(3年)は順調に育ってきたという印象です。昨年までは投球にあらさがありましたが、この試合はストライクゾーンからボールになる変化球が決まっていました。どのチームも攻略するのにてこずるでしょう。日高は創部100年ということもあって、気合が入っているようです。今後の試合も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会1回戦 初芝橋本10―3慶風) 

 マスクをかぶったのは、背番号「8」だった。慶風の西川拓海選手(3年)。急ごしらえの捕手は、投手4人の球を受け、守備の要の役割を果たした。

 本来は中堅手。正捕手の清水珠吏選手(2年)が6月29日に自転車に乗っていてけがを負い、欠場に。そこで築出義博監督に指名された。多少経験はあるものの、準備期間は10日ほど。不安だったが、「チームのためにやるしかない」と腹をくくった。

 バッテリーは、立ち上がりを攻められた。先発の井上烈投手(3年)は一回に長短打を許したり死球を与えたりし、4失点。西川選手はタイムのときマウンド上で「いつも通り楽しんでやろう」と声をかけたが、「配球が落ち着かなかった」と悔やんだ。

 チームは粘りを見せた。七回、死球を足がかりに2安打や敵失で2点を奪った。あと1点取ればコールド負けを免れる。「絶対打ってやろう」。次打者席で待ったが、回ってこなかった。

 築出監督は「短い準備期間だったが、いいリードをしてくれた」とたたえた。

 「負けたけど、楽しむことはできたかな」。西川選手は振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜DeNAは15日の広島戦(横浜)から、新グルメの中華まん「DB.スターまん」を販売する。球団マスコットのDB.スターマンの星型フェースをモチーフにした子供も楽しめるバニラクリーム味という。

 価格は770円(税込み)で、横浜スタジアムのレフトウィング3階にある「濱星樓(はますたろう)」で購入できる。

 スターマンのほか、DB.キララやBART&CHAPY(バートアンドチャピー)が集合したオリジナル容器で提供する。「“かわいい”がたくさん詰まった『DB.スターまん』をぜひお買い求めください」としている。

 詳細は球団ホームページへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、全国高校野球選手権長野大会3回戦、東京都市大塩尻5―1丸子修学館)

 丸子修学館の4番・塚田颯太(3年)は五回裏、低めの直球をすくい上げた。打球は左中間へ。その行方には目もくれず、100キロに迫る体で必死に二塁へ到達すると、ベンチに向かって拳を振り上げた。得意なコースと球種に、体が勝手に反応した。

 がっしりとした体格から、入学後は長打を期待された。その重圧からか、焦りが募った。打球に角度が付かなくなり、球はフェンスを越えなかった。これまで本塁打は0本。度重なるけがも経験し、腰の痛みや肉離れとも闘ってきた。

 それでも高橋広大監督は、絶大な信頼を寄せた。「彼が器用で研究熱心なことはみんな知っている」。練習試合で打てなかった球や得意なコースをスマホに記録してきた。選球眼や変化球への対応が磨かれた。五回の長打は、研究のたまものだ。

 塚田は「本塁打が打てなかったのは悔しい」と話す一方、「自分がやってきたことが最後に出せました」と大粒の汗をぬぐった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権三重大会1回戦 鈴鹿3―1桑名工)

 

 2点を追う八回裏2死三塁、桑名工の好機に一色勇伸(ゆうしん)主将(3年)が打席に立った。相手は鈴鹿のエース今村颯(はやと)投手(3年)。3打数2安打と当たっていたが、鈴鹿バッテリーの選択は申告敬遠。次の打者が倒れてスリーアウトとなり、これが一色主将の最後の打席になった。

 互いに無失策の引き締まった試合。1点も与えられない中、鈴鹿バッテリーは次打者との対決を選んだ。一色主将は「仕方ない。後続にあと1本が出なかったのは、うちの実力負け」と振り返った。

 本職は捕手だが、この日は投手としてもチームを支えた。藤吉光監督は、対戦相手が昨秋の県大会準優勝の鈴鹿と決まった時から先発と決めていたという。「うちの攻守の要。一色が投げて負けたのなら、みんな納得できる」

 一回に2点を失った後は立ち直り、二、三、四回と七、八回は打者3人で抑えた。鈴鹿の中江孝志監督は「一色君が投げるのを想定し、直球をたたけと指示していた。二回からは変化球主体に修正され、打てなくなった」とうなった。

 両チームとも7安打ずつの互角の展開だったが、初回の2失点が重かった。3年ぶりの初戦突破には届かなかったが、一色主将は「バックに助けられ、うちらしい試合ができた。悔しさは後輩が晴らしてくれるはず」と、笑顔で球場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、全国高校野球選手権秋田大会3回戦、大館桂桜0―4金足農)

 

 マウンドに上がると、まず帽子を取って深く礼。そして大館桂桜のエース小舘由和投手(3年)は投げ始めた。中学のころからのルーティンだ。

 「マウンドに立たせてくれる人たちに感謝の気持ちを込めて。それと、つい気が高ぶってしまうので、リセットして静める目的もあります」。難敵の金足農に平常心で立ち向かっていった。

 前日、延長十回タイブレークで完投した。125球を投げていたが、「疲れは感じなかった」といい、試合の入りは上々。4イニングを投げて三塁手に回った。「今日のベストは出せました」。四回に二塁打を浴びるなどして失点したものの大崩れはしなかった。

 九回、2死走者なしで打席がめぐってきた。大詰めにきて、金足農の吉田大輝投手(2年)とのエース対決だ。意地を見せたかったところ。カウント1―2から外角低めの直球にバットが出ず、三振に終わった。

 「金足農と対戦できて楽しかった。けれど、最後は……」。快さと悔しさ。二つがない交ぜとなったような気持ちが胸に残った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大会の奈良大会は13日、2回戦が行われ、高田商の仲井颯太投手(3年)が2年前に決勝まで勝ち上がった生駒を相手に無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した。三、四回に死球などで走者を背負ったが、安打は許さなかった。八回、自らの失策もあって一死一、三塁のピンチを迎えたが、「1点とられても大丈夫」という赤坂誠治監督の指示に落ち着きを取り戻して後続を打ち取り、4―0の勝利に導いた。

 

 「変化球の出来がいま一つだった」というが、得意の直球でコースを丁寧に突き9奪三振、114球を投げ切った。試合終盤、快記録達成の可能性に球場全体がざわつくなかでも「記録にこだわるのではなく、打たせて取ることだけを考えていた」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-0西武」(13日、楽天モバイルパーク)

 楽天・今江敏晃監督は試合後、途中交代となった浅村について言及。「体のコンディション不良が出たってことだったので、しっかりまた明日様子を見てになると思う」と語った。

 浅村は五回に二塁打を放った際、足を気にするような仕草を見せ、七回の打席時に代打を送られ途中交代となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天・岸孝之投手(39)が13日の西武戦(楽天モバイル)に先発し散発3安打完封で5―0の勝利に貢献。今季3勝目を挙げチームはカード勝ち越しを決めた。

5月26日の日本ハム戦以来の勝利に岸は「本当に、勝てて良かったです。ご存じ、今井君全然勝ててなかったですが、僕も勝てていなくて。なんとかチームに貢献するためには勝ちしかなかった。結果だけが欲しかった。相手どうこうじゃなく、1イニング、1イニングしっかり抑えていればなんとかなるかなと思って投げていた」と約1カ月半ぶりの勝利を噛み締めた。

自身20回目の完封勝利、また自身が持っていた球団の最年長完封記録を39歳7カ月に更新したことに「最高です。この結果が欲しかったので。6イニングを何とか投げ切りたいという思いで入ったけど、ゼロが続いてたので、完封を目指してと切り替えて頑張りました」とこの日の119球を振り返った。

また、プロ18年目でプロ通算48人目の2500投球回に到達したことについては「みんなに感謝しかない。使ってくれなきゃここまで投げることはできない。監督、コーチ、ライオンズの監督、コーチ…イーグルスのファンの皆さんのために投げてきたつもりですけれども、最初はライオンズのファンのためにも投げてきた数字がこういう結果になったと思うので、ありがとうございます」と古巣・西武関係者、そしてファンにも感謝の言葉を語っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム3-2ソフトバンク」(13日、エスコンフィールド)

 ソフトバンクの公式マスコット・ハリーホークと公式チアチーム「ハニーズ」のメンバーがエスコンフィールドに来場した。

 ハニーズの公式Xでは、エスコンフィールドの前で来場した3人が私服姿で記念撮影。MAO、SOUがミニスカート姿、ぴんはんがワンピース姿でポーズを決め、「ファイターズガールとたくさんコラボさせていただきます 是非コラボパフォーマンスにもご注目ください」とファンへメッセージを送った。

 この日は二回表終了後に行われた「きつねダンス」ではファイターズガールと共演。“青いきつね”と“黄色いきつね”によるダンスでスタンドを盛り上げた。

 SNSでも「ただただ…可愛い」、「今日のビジターコーデかわえぇ」、「ハニーズのきつねダンス可愛すぎるやろ」などと沸いた。

 ハリーホークとハニーズは14日も来場する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク・周東佑京内野手(28)が13日の日本ハム戦(エスコン)に「1番・中堅」で先発出場し、内野安打3本に3盗塁と自慢の快足を見せ、シーズン30盗塁に到達した。

〝これぞ周東〟という活躍だった。試合開始直後の初球、三塁側にセーフティバントを敢行し自慢の快足で悠々セーフに。先頭の役割を果たし、続く今宮の初球でスタートし、1つ目の盗塁を決めた。

2つ目の機会は5回、またしても先頭で打席に立つと今度はセーフティバントを華麗に一塁側へ決めた。一塁手のマルティネスも警戒し、早めにチャージを仕掛けてきたが韋駄天には関係なし。そしてまたしても今宮の初球で盗塁成功。相手捕手・伏見は焦ってボールが手につかなかった。

相手先発のバーヘイゲンはクイックが不得意な投手。その特性を理解していた周東は「日本でやっている時もありましたし、どういう投手か分かっていたので、チャンスがあるかなと思った」と試合前から狙っていたことを明かした。

7回にも内野安打、盗塁を決めた背番号23。最終回こそ盗塁死をしてしまったが、80試合目にして30盗塁を決めた。「個数はそんなに意識していない」というが今年も快足ぶりは健在。昨年36盗塁で盗塁王に輝いたタイトルホルダーはキャリアハイとなる50盗塁も射程に捉えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 葛西工科1―9青稜)

 

 不登校だった中学時代を経て、マネジャーへ。葛西工科の鈴木えみ(3年)は13日、記録員としてこの日の試合に臨んだ。最後の夏、初戦で敗れたが、チームとともに成長した3年間だった。

 中学2年生の3学期。朝、学校に行こうとすると、おなかが痛くなるようになった。次第に行けなくなり、3年生の1年間はほとんど登校できなかった。

 葛西工科への進学を転機にしようとした。今までの自分を変えるため、憧れていた運動部のマネジャーに挑戦することにした。野球部の同級生が誘ってくれた。

 マネジャーになってはみたものの、ルールが分からずスコアは書けない。練習時間は長く、休みも少ない。つらいと思うことも少なくなかった。

 それでも、選手と話すのは楽しかった。練習の手伝いもやりがいがあった。気がつけば、部活が居場所になっていった。中学の頃とは違い、学校に行くのも苦ではなくなった。

 昨夏、先輩が引退すると、新チームは自分も含めて5人に。このままだと、最後の夏は連合チームでの出場になる。「みんなの努力が報われなくなっちゃうみたいで、絶対にいやだ」。先輩が参加する最後のミーティングで「次の代も単独で出て、絶対に勝ちます」と宣言した。

 新入生を勧誘するため、部のインスタグラムに写真を投稿。チラシも作り、校内に貼った。昨秋と今春の大会は連合チームで出場したが、今春、1年生が9人入部。宣言通り、今夏の単独出場をつかんだ。

 たどり着いた13日の試合。2回に2点先制されると3回にも2点を取られた。その後も主導権を奪えず、力負けした。

 ただ、最後のスコアシートには、選手とずっと一緒にいた自分にとって大事な記録があった。もう一人の3年生の城野啓進主将は、最後まで投げきった。普段は打てない下級生が安打や犠飛で、1点を返した。

 チームメートが懸命に戦う姿をスコアシートに記録し、目に焼き付けた。「みんな、成長したな。最後まで笑顔でやれて、よかった」=駒沢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2024の日本代表対ジョージア代表が13日、ユアテックスタジアム仙台)で開かれた(観衆1万5903人)。世界ランキング12位の日本が、同14位のジョージアに23―25で競り負けた。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)復帰後、テストマッチ初勝利は逃した。前半にFL下川が退場処分となった日本は13―18で折り返した。後半にWTB長田のトライで逆転したが、終盤に再逆転を許した。通算対戦成績は日本の5勝2敗。日本は21日、イタリアと札幌ドームでテストマッチを戦う。

 

前半、ゴールキックを決める李承信(13日)=永井秀典撮影

スクラムに手ごたえ

 低く一枚岩になった日本のスクラムが、ジョージアの屈強なFW陣を苦しめた。最前列で先発したPR茂原、竹内、HO原田の3人は、試合前の時点で代表戦出場数が計6。国際経験は浅いメンバーで臨みながら、前半に複数回、相手の反則を誘発した。

 日本が掲げるスタイルは、相手より速く判断し、速く動く「超速ラグビー」。パスやランといったプレーに目がいきがちだが、ジョーンズHCが「タフなスクラムを組めれば、それが基盤となって超速ラグビーにつなげていける」といい、強化に力を入れてきた。

 

後半、トライを決める長田智希(13日)=永井秀典撮影

 ジョージアはレスリングや柔道で五輪メダリストを輩出している「格闘技大国」。ラグビーでは世界屈指のスクラムの強さを誇る。日本にとって格好の腕試しとなる試合で臆せずぶつかり合えたのは、先月のイングランド戦で手応えをつかんでいたからだろう。試合は完敗だったが、竹内は「1本も『やられた』というスクラムはなかった」と語っていた。

 前半に退場者を出し、終盤にもシンビン(一時的退出)でさらに1人少ない状況となり、苦しい戦いを強いられた。課題の多い敗戦の中にも、スクラムは日本の強みになると手応えを得られた一戦となった。(岡花拓也)

パスワークの要は齋藤直人

 日本のパスワークの中心にSH斎藤がいた。開始早々にはテンポ良くボールをさばいて、WTBナイカブラの先制トライへつなげた。フランスの強豪トゥールーズへの移籍が決まったばかり。移籍の動機として「ワールドクラスの選手になっていたい」と話していた。「SHからのキックが重要になる」と語っていた通り、敵陣へ効果的なキックを蹴り込む場面もあった。

  日本・ジョーンズHC  「退場者が出て難しい状況になった。結果にはがっかりしている。後半のスコアでは日本が上回り、今後の糧になると思う」

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権香川大会2回戦、尽誠学園1―2丸亀)

 

 「絶対に先制する」

 両チーム無得点で迎えた六回表1死、三塁の好機。三塁走者の尽誠学園・岩橋修太主将(3年)に迷いはなかった。塩野圭汰選手(3年)の三ゴロの間に本塁へヘッドスライディングし、雄たけびを上げた。

 直前のプレーで中前打と盗塁で好機を作り、貴重な先制点を挙げる旗振り役となった。

 徳島県阿南市出身。中学時代は、今春に甲子園をわかせた最速146キロ右腕、阿南光の吉岡暖投手らと共にヤング阿南シティホープでプレーした。その仲間をライバルにすることで成長したいと、尽誠学園を選んだ。

 今春の四国大会では、シティホープの仲間の多くが進学した阿南光を準決勝で破り、香川大会の優勝候補といわれるまでに躍進した。

 ただ、不安がなかったわけではない。周囲の期待の大きさは時に重圧にもなり、今大会直前の練習試合では連敗が続いていた。

 この日は「おばあちゃんとの約束」の文字を記した帽子をかぶって臨んだ。昨年病気で亡くなった祖母は、尽誠に進学する際に背中を押してくれた一番の理解者だった。生前に「甲子園に行くから絶対に見に来てね」と約束していた。

 主将として最善を尽くし、2安打1盗塁とチームをリードした。だが、同点で迎えた九回にサヨナラ負けした。試合が終わっても悔しさで1人で立ち上がれず、西村太監督らに肩を抱えられながらグラウンドを後にした。

 西村監督は「岩橋はチームの心臓。彼がいたからここまで来られた」とねぎらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島1-0ヤクルト」(13日、マツダスタジアム)

 広島・石原が劇的なサヨナラ弾。本拠地はお祭り騒ぎとなった。

 新井監督は慌ただしい一日となった。この日、新井監督の次男である颯真投手(3年)が所属する甲南が、高校野球兵庫大会の初戦で灘と対戦。最後の夏に臨む息子の勇姿を見ようと、新井監督も広島を離れて高砂球場まで駆けつけた。

 颯真投手は背番号「10」でベンチ入り。イニング間は守りにつく仲間のサポートのために大きな水筒を手に持ってグラウンドを全力疾走。伝令としても活躍してチームの勝利に貢献した。新井監督は「高校野球って素晴らしいと思う。試合に出ようが出まいが、一生懸命頑張っている姿っていうのが、すごい高校野球っていいなって思いました」と息子の成長を実感した様子だった。

 前夜は21時前に試合終了。一夜明け、6時起きで午前9時プレーボールの試合会場へ。息子の試合を試合終了直前まで観戦すると、“本業”のために広島へ戻った。14時開始のデーゲームでは普段通り指揮を執り、サヨナラ勝利に新井監督も狂喜乱舞の喜びようだった。

 スタンドでは他の父兄に混じってメガホンを叩いて応援した新井監督。その間は勝負師の顔つきではなく、まさに父の顔だった。

 SNSでも感動を呼び、「いい監督はいい父でもあるんだなー」、「素晴らしいパパすぎるわ」、「一人だけガタイ違う」、「すごい!普通に父母に混じってる」、「父親と監督を両立するの、素敵です」、「わざわざ応援に行くとかすごいな!」などと、驚きの声があがっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権香川大会2回戦、高松西2―7高松商)

 一回裏、1死満塁。「四国王者」の強豪・高松商を相手に早くも訪れたピンチに、高松西の捕手、佐藤昊(こう)主将(3年)は冷静だった。マウンドに集まったメンバーに「最少失点で、落ち着いていこう」と声をかけた。直後に1点を失ったが、追加点は許さなかった。

 中学時代、全国大会に出場した。高松商の橋本琉稀斗(るきと)選手と市ノ瀬夢蔵(むさし)選手(ともに3年)は中学時代のチームメイトだ。高松西に進んだ理由の一つは、「練習内容も自分たちで考える」という松家卓弘監督の指導方法に興味を持ったからだ。

 松家監督の指導のもと、チームに足りないことはなにか、徹底的に考えた。試合には負けたが、悔いはない。

 「自分たちで考えることを学んだ3年間。西高を選んでよかった」と胸を張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権高知大会1回戦、丸の内1―2須崎総合)

 140キロ超えの速球を投げ込む須崎総合の谷本瑞樹投手(3年)に、少人数チームの丸の内が食らいついた。

 丸の内は3年2人、2年7人、1年3人。3回に安打を足がかりに1点先取。4回に逆転されたが、粘投する部府利玖投手(2年)をノーエラーでもり立てた。

 中堅手の中田遼斗主将(3年)が1年時には連合チームを組んでおり、いまの2年生が入学した昨春に単独チームになった。夏の高知大会では少なくとも過去10年、勝利がない。

 今春には弟の中田琉維(るい)選手(1年)も入部して捕手になった。

 「僕の3年間で一番いい試合だった。後輩には打力を上げるために体作りをして頑張ってほしい」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、第106回全国高校野球選手権宮城大会2回戦、東陵10―0東北生文大)

 東陵の真壁悠斗投手(3年)が6回参考記録ながらノーヒットノーランの快投を見せた。

 最速140キロの直球に変化球を織り交ぜ、打たせて取るピッチングで東北生文大打線を抑えた。

 「ストレートがコースに決まってストライク先行で投げることができた」と振り返った。

 「ノーヒットノーランはまったく意識してなかった」としつつ、「次の試合も油断せず、チームを勝たせるピッチングをしたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(13日、高校野球山形大会1回戦、致道館11―1左沢、五回コールド)

 

 四回、致道館の嘉門結太選手(3年)が代打で打席に入った。公式戦は2打席目、夏は初めてだ。

 「自分の名前がスコアボードに載っているのを見て、感動しちゃって」。2球目をフルスイング。ライナー性の一塁ゴロに全力疾走を見せた。

 生まれつき両足首の可動域が狭い。それでも、同じ練習メニューをこなす姿が仲間を鼓舞する。

 小さいころ、野球ができるとは思っていなかった。「野球やろう」。中学で同級生に誘われ、軟式野球を始めた。致道館の渡部孝哉選手だ。

 嘉門選手は高校で一塁コーチになった。「自分の判断が勝敗に直結する。プレーの状況をしっかり見て声を出します」

 「いおり、たたけ。上げるな」。五回、一塁コーチスボックスから打席の五十嵐惟織(いおり)選手(3年)に大きな声をかけた。

 「野球は向いてないかな」。高校入学後に迷っていたとき、「一緒に野球やろうぜ」と何度も誘ってくれた仲間だ。五十嵐選手の適時打でコールド勝ちが決まった。

 野球との出会いをくれた仲間とともに、次戦は昨年の覇者・日大山形に挑む。一塁コーチとして役割を果たす決意だ。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦