りこです(・∀・)
今日は久しぶりに身体のことを書きます〜^ ^
↑一応これが本職(笑)
「シビレが強くなったり弱くなったりするけど、どこに行ってもシビレが取れない」というケースを通して感じたこと、その①
基本的に脊髄神経は、脊椎から出て指先や足先まで伸びてます。
で、神経の断面図はこんな感じ↓
実際、坐骨神経を解剖実習中に切ったことあるけど、
綺麗に神経が並んでて、心底、感動したの╰(*´︶`*)╯
で、シビレの話。
「腰部脊柱管狭窄症」とか「椎間板ヘルニア」の病名で
シビレが足に出てると、シビレの原因はそれだと言われることが多いのだけど、
それは本当にそうなの???
わたしは経験的に
脊髄以外の場所が
シビレの原因のこともある
↓
その場合はシビレは改善する
ということを知っていますが…
解剖や生理学的視点からそのことを考えてみよ〜と
思いながら、この記事書いてます。
まずは一般的によく知られる感覚分布図から。
↑医療関係者は必ずみたことがある「神経分布図;デルマトーム」
これは Netter先生(Netter解剖学)からお借りしてきましたw
痺れや感覚障害の原因と思われる神経を推察するのに使うやつです。国試の時、試験に絶対でるから覚えた人、多いと思う(笑)脊髄損傷の時は必ず検査して、これで損傷部位の判断してたよね。
でも実は、書いた人によって微妙に違ったりしているので
わたしは あくまで参考程度に使っている。信用してないわけじゃないけど、これがすべてだとは思ってないです。
で、この皮膚に書いてある番号は
各脊髄神経に対応しているわけですが…
↑脊髄神経の走行図
本当にデルマトームだけで痺れや感覚障害の説明ができるのか?
ここからここまでって
シビレを感じてる本人ですら厳密に区切れない。
「この辺」ってザックリした感じの場合がほとんど。
しかもどんな感じって聞かれても表現しづらいし。
ちなみにですが
「シビレ」を感じるシビレ特有の感覚のセンサーってない。
ついでに
「かゆみ」を感じるかゆみ特有の感覚のセンサーもない。
「シビレ」も「かゆみ」は
「痛み」と「圧」を感じるセンサーとかのバランスで「シビレてる」とか「かゆい」と感じる(らしい)
しかも痛みは
「固有感覚受容器」と呼ばれるセンサーで感知し
それを「痛み」「かゆみ」「シビレ」と感じているのは
「脳」なので、そのシビレ部位で痛みを感じているわけでは
ないんだよね。
で、そのセンサーも身体中全てにあるわけじゃない。
骨だと骨膜だけにあると言われている。
だから人工骨頭とか人工股関節のステム(軸)部分は
骨髄にぴったり入る大きさに作られている。
骨髄は痛みを感じないから。
あ、話が逸れた(笑)
まぁそんなわけで
痛みの感じ方と痛みを発信してる部位は
皮膚表面と筋肉内と骨膜とではそれぞれ違うと思うん。
で、さがして見たら、骨膜の神経分布図を発見♪
* 骨格への脊髄神経分布
(ペインクリニックに必要な局所解剖学 文光堂より)
筋肉については
筋肉の神経支配領域と同じ…のはず。
(説明すると長いので知りたい方は、「徒手筋力検査法」をみてね)
(説明すると長いので知りたい方は、「徒手筋力検査法」をみてね)
あ、そうそう。
わたしは、筋肉をひとつずつ触り分けて、
筋肉の線維の状態を確認するのが得意…というか好きなんですw
そして
筋肉を線維単位・細胞レベルで、どういう状態かを
イメージしながら施術しています。楽しいからww
↑プチ自慢╰(*´︶`*)╯www
なので、
筋肉からその神経をたどっていくのもアリだなと
今、氣がついた(笑)
↑筋肉の線維をチェックして緩めることしかしてなかったww
治療のための引き出しは
たくさんあったほうがいいから^^
そんなわけで
「シビレ」を考える時、
その腰の脊柱管の問題かあるもしれないけど、
大部分は
脊髄から出る部分〜シビレを感じる部分
の途中の何処かで
神経を圧迫する もしくは シビレの出る状態を作っているのではないか??
だとしたら、そこはどこ???
と、こんなことを考えながら
「シビレ」を観察しつつ、施術してます^^
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