脳を鍛える | 研究者のヨーロッパ起業日記

研究者のヨーロッパ起業日記

ベルギー人夫との結婚でベルギーに来た、理系大学研究員の起業日記

お久しぶりです。


一回ストップするとすぐ筆不精になります💦


現在、脳のパフォーマンスを上げる目的で大学で脳神経科学のコースを受講。その名も


Female Brain Power


日本語だと「女性の脳パワー」(?!)という女性理系研究員のためのコース。

心理学とか怪しげなセミナー類は苦手だけど、こういった科学的なのは納得出来るので、受けてみたら、結構面白くて驚き‼️


ここでまず習ったのが


パフォーマンス=前頭前皮質の活動量➖扁桃体の活動量





つまり、扁桃体の活動を減らせば、パフォーマンスが上がる⤴️

前頭前皮質は全感覚情報を入力して、人格、モラル、社会性、記憶などを司る領域なんだけど、ストレスに弱く、だから、ストレスを司る扁桃体が活発になると、前頭前皮質の活動が低下する。


わかりやすい例だと、緊張するといつも覚えてる事をど忘れしちゃったりするのなど。


パフォーマンスを上げるには扁桃体を鍛えて、活動を抑えること。それにはSelf-regulation (自己制御)方法を覚えることが大事。


自己制御方法には2種類あって、


Cognitive (認知タイプ)

Non-cognitive (非認知タイプ)


認知タイプとは


自分を鼓舞したり、イメージトレーニングだったり、大事な発表の前に深呼吸したり、明確なターゲットを決めたりと、目的の為に具体的にする方法で、


人って文字を手のひらに書いて飲み込むのとか、これで人生決まる訳じゃないしーーって楽天的に考えたりとか、私は精一杯したから大丈夫👌って自分に言い聞かせたりするのがこの方法。


一方、非認知タイプは


マインドフルネスや、エクササイズ、良い睡眠など、直接目的とは関係ないけど、脳機能を高める方法。


瞑想が扁桃体の活動を制御することは脳神経科学分野で多くの研究がなされ、論文も多数あります、


運動が脳機能を高めるのも同じく多くの研究で証明されています。

アンデシュ・ハンセンの本、「運動脳」はこの方法を分かりやすく説明してくれているので、オススメです。



認知タイプは普段しているし、効果が出るまである程度時間がかかり日頃から大事なのは非認知タイプなので、2週間毎朝5分の瞑想と週5で約30分の運動をしたら、頭がスッキリして、いいアイデアが浮かぶように。何より、気分がいい!


私は元々運動習慣があって、ずっと週2で30分ほどの軽い水泳と週1くらい1時間くらいの散歩がルーティンだったんだけど、それを今は朝、週3水泳、週2ランニング、時間があったら自転車かお散歩と運動量的には倍以上に。

なのに、仕事効率は確実にアップ⤴️


夜もよく眠れるので、自動的にもう一つの非認知タイプの方法が追加されるんですね。


脳機能を高めるだけなら、心拍数が少し上がる程度の運動を週2、3回でも十分効果があるようだけど、これから増えるであろう外的ストレスへのストレス耐性を上げるために、私は少し強度と頻度が高めに設定しています。


それに、脳機能のためだけじゃなく、来年の夏にトライアスロンにチャレンジしようと思っているので、そのトレーニングを前倒しに始めてみました😉


学問として習った物を、自分で実践で試して、検証すり。


私、このプロセスが好きなんです。


今日は夫のせいで私の予定が少し狂ってしまい、イラっとしちゃったので、私の扁桃体、まだまだ鍛えがいありそうです😉