第7章 あきらめない | 徒然なる

徒然なる

以前は(現在、私は幸せを引き寄せている最中です。そしてそれは、かなりいいところまで来ています。)

現在は、私は引き続き幸せを引き寄せ続けている最中です。
それは今まで気がつかなかっただけで、幸せはいつも身近にあるのでした。

徒然なる 49 チャンスはいつでも目の前にある。
それに気づくかどうかが人生の分かれ目だ。


 ある日、洪水が発生しました。男は大急ぎで自分の家の屋根に登り、「神様、どうか私をお助けください」と祈りました。


 そのとき、小舟が目の前を横切りましたが、男はそれを無視し、「もうすぐ神様が助けに来てくださる」と信じて祈りつづけました。


 水位はますます上昇し、男はひざまで水にっかりました。そのとき、別の小舟が目の前を横切りましたが、男はふたたぴそれを無視し、「もうすぐ神様が助けに来てくださる」と信じて祈りつづけました。


 やがて水位はさらに上昇し、ついに男は首まで水につかりました。そのとき、さらに別の小舟が目の前を横切りましたが、男はまたしてもそれを無視し、「もうすぐ神様が助けに来てくださる」と信じて祈りつづけました。


数分後、男はついに溺れ死にました。そしてあの世に行って神様に文句を言いました。
「あんなにお願いしたのに、どうして助けてくださらなかったのですか、」


それに対し、神様は平然と答えました。

「何回も助け舟を出してやったのに、お前はすべて無視したではないか、」


男は驚いて言いました。
「えっ!それならそうと、なぜおっしゃってくださらなかったのですか、」


神様は答えました。
「そんなことをしたら、いつも私の戸が地上に響いてうるさくなる。だから、いつも黙って人びとに救いの手を差し伸べることにしているのだ」


挿絵:「洪水と小舟」(アルフレッド・シスレー)