4つのレベルの二つ目は、プランレベルです。
こういった生徒は、そもそも本番までのプランに問題があります。
入試本番というゴールと現状をつなぐための計画が出来ていません。
例えば、塾において志望校を受験するクラスよりはるかに下にいるにも関わらず、打ち手が見つからないまま塾に通っている場合や、個別塾に通ったり、家庭教師をつけているが、教師が先の展開を全く考えないままに淡々とテキストを進めるだけの状態に陥っている場合などがあります。
こういった場合、単に担当科目の分からないところを解説するだけではなく、受験全体の計画の見直しが必要です。
プランレベルでは授業だけではなく、必要に応じてアドバイジング、コンサルティングを行わねばなりません。
とくに中学受験生の場合、保護者の方とも情報交換、意思決定が必要となります。
当然ながら、授業レベルの生徒よりも目標達成が困難なケースが多くなります。