2つ目の時期は、「保護者に厳しい時期」です。
5年目から8年目あたりでしょうか。
この時期は、家庭教師として視野が広がり、生徒の行動レベルではなく、思考の流れに注目するようになりました。
また、生徒に対する保護者の在り方、関わり方が生徒の成長を妨げる可能性を秘めていることを実感しました。
私は、「全ては生徒のため」と保護者、そしてセンターに対しても直言を繰り返しました。
「どうして生徒を潰すような行動をとるのですか…?」
「どうして生徒の変化に気づくことができないのですか…?」
「理解できないなら解約していただいて結構です」
精神的につらかったのも事実でしたが、直言することがクライアントに対する誠意、そう信じておりました。
一方で、他に道はないのか、模索していた時期でもありました。