家庭教師を始めて10年程経過しましたが、振り返ってみると、大別して3つの時期があったことに気づかされます。
根底に流れる思いは変わりませんでしたが、授業のやり方は大きく変化してきました。
今日は一つ目にいてお話します。
一つ目の時期は、「生徒に厳しい」時期です。
家庭教師を始めてから4年目あたりまでは、結果を出すためには、生徒を行動レベルでしっかりと見極め、修正していくことが結果を出してもらうために大切であると考えておりました。
そのため、生徒の行動に注目し、厳しくダメ出しをしておりました。
「なんでできないの?」や「しっかりやれ」という言葉ではなく、具体的行動レベルで支持を出すことで結果を出そうとしていた時期でした。
結果は出ていました。
センターからの仕事の依頼も増えました。
ただ、今思えば非常にエネルギーを消耗し、生徒もかなりのプレッシャーにさらされていたように思います。
「今はしんどくても10年経ったらその意味が分かる部分もあるだろう…」
と、生徒に対して思っておりました。