白鳥庭園では12日・13日に恒例の新春茶会がありました。
清羽亭茶室「澄蘆(ちょうろ)」には高さ・幅が60cmほどの小さな出入口があります。
これは躙口(にじりぐち)と呼ばれるもので、「にじる」というのは両拳をついて膝で
進むような動き方のことです。
躙口を通る時には文字通りかがんでそういう格好になり、外のけがれを躙口を
通ることで落とし、地位・身分の高い人でも頭を下げさせる、という目的で作られたもので、
昔の武士は刀を差したままでは入りにくくなっています。
表千家の亭主による、もてなしの茶の振る舞いがあり。
雪吊りで飾られた庭園に流れる和楽器の演奏とともに、年初めの一服を楽しみました。
そして再び躙口からお庭に下がり。