スーパー戦隊・仮面ライダー・ウルトラマン…おおよそヒーローの枠に収まる特撮もの全般が大好きな童心を忘れない中年、みのり整骨院の院長コマちゃんこと駒場敦ですペコリ┏○゛
先日、某高校の部活動の指導をされている先生が治療に来院された時に、先生が仰った言葉が、治療する立場の僕には、ものすごく心に刺さったので、自戒の意味を込めて残しておこうと思います
治療する側は出来ることと出来ないことの線引きをしっかりするべき
先生とお話ししていて、気になったことの1つめ
某高校の学生アスリート
この生徒さんは選抜チームに選出されるレベルの選手だったそうですが、腰が痛いと某治療機関へ行って施術を受けて、歩けなくなり救急車で搬送されたそうです。
結果、残念ながらその選手は選抜チームからは外されることに…
僕ら治療する側は、一歩間違うと治すどころか壊す可能性を孕んでいるということを改めて自覚しなければいけないなと感じたお話しでした。
心の声に従えば、選抜チームに選出されるような選手を治療したとなれば、宣伝になるし紹介も見込めると色気を出したくなる気持ちはすごくわかります。多分僕もそんなハイレベルな選手が来たら同じような気持ちになると思います。
ただ、僕はテーピングと治療スキルを学ばせていただいている、お師匠さんから固く言われていることがあります。
それは…
出来ることだけしなさい。出来ないことは背伸びをしてするな。出来ないことは出来ないと恥ずかしがらずに言って、出来る人、場所に任せなさい。
先日、このお話を聞いた時は改めて、お師匠さんの言葉を改めて思い出しました。
治療は復帰するまでが治療
先生とお話ししていて、激しく共感したこと
これは先生が指導されている部活の生徒さんのお話しです。
生徒さんが、練習中に肩を怪我してしまって医療機関もしくは治療機関にいった際に、固定をされ患部は安静にしてくださいとだけ指導があって帰されたそうです。
その後、当然のごとく生徒さんは監督コーチに報告して、生徒さんは指導を受けた通り練習を見学することになる訳ですが…
その先生が感じたのは
肩を怪我しているのだから肩を安静にするのは解る。でも他の怪我をしていない足腰や痛めていない方の腕や背中など、トレーニングをしようと思えば、いくらでもやりようはあるよね。ということです。
生徒は安静にしろって言われたら、練習をしなくていいよ、という太鼓判を貰ったと錯覚するから、安静にしてくださいで終わるとさ、こっちが困るんだよね、治療はさ、選手が復帰するまでを診てあげないといけないと思わない?とおっしゃってました。
僕は普段から怪我をしたところ以外は動かせるから監督コーチに指示を仰いで、動かせるところのトレーニングはしてねと学生アスリートには指導しているので、先生の言葉には激しく共感するところがありました。
遠足は出発して家に帰るまでが遠足という言葉と同じで治療も選手が復帰するまでが治療だと、お客様から再確認したエピソードでした。
治療する側と怪我をした側とで見解が結構違ったりする
もう復帰してバリバリプレーして先日、手首を骨折した野球少年の後療にあたっていた時にも感じたことですが…
治す側と怪我をした側とでは、来院したから状況に応じて対応しますでは、両者の思うところ考えるところは大きな隔たりがあると思います。
治す側と怪我をした側で、きちんと話をして復帰までのロードマップを描かないと、治す側は極論で言えば【治りさえすれば良い】という結論へ着地してしまいます。
怪我をしたアスリート側とすると【1日でも早く治して競技復帰してプレーしたい】
このプレーをするということが決定的に抜け落ちて治すを優先する場合が結構あります。
だから僕は、初めて来た時点で直近で大小問わず大会があるのか?を必ず聞くようにしています。その上でゴールをどこにするのか?
状態によっては、諦めなければならない大会もあります。無理して中途半端に回復した状態で出場しても、最悪再び怪我をすることもあるし、限られた学生アスリート生活を長期間棒に振るケースだってある。
なので、きちんと両者で話をして治療を進めるのが大事だと思います。
今回はここまで、また次回!
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