スクールカウンセラー4年目、カウンセラーとしての年数は他ベテランには及びません。
ただ、元教員としての持ち味を発揮しています。
カウンセリングのベースは、アドラー心理学・解決志向アプローチ・ナラティブセラピーです。
アドラー心理学では親子関係をぐっつり学びますので、小学生の保護者との面談ではお役立ちです。
子ども本人に対する面談では、解決志向アプローチがいいです。リソースや例外を探してプラス面を拡大していくこのやり方は、後で子ども自身が「カウンセリングが楽しかった。」と担任に報告するときもあります。
ちょっと深刻な時はナラティブピーの技法を使ったりします。いろいろ語ってもらいます。
スクールカウンセラーの役割は面談だけではありません。
心の教育・保護者への啓発もあります。
インスーのビデオを見ての真似です。
授業参観してあとで、子ども達のいいところをフィードバックすることもしました。
時に、子ども達から拍手が沸きました。
それをあとでワードで送り、担任が学級通信に載せたり。
こころの授業で、アンガーマネージメントの授業を今年度は二つの中学校で行いました。
3年前、某小学校の5年生が大変で、担当から心の授業をやって貰えないかというのがきっかけです。
そのため、アンガーマネジメントキッズインストラクターを取得しました。
スクールカウンセラー通信を2か月に1回発行しています。
日本支援助言士協会の研修で、スクールカウンセラー通信の実践を聞いて真似しています。
ただ、新潟県では同じ学校に行くのは僕の場合、平均月1回程度です。8校に行っています。
どうしたものか?と考えて、8校に一斉送信で送り、活用は学校に任せることにしました。
8校中7校が活用していることが確認できています。
担当が不登校児童に「工作をやらないか?」と誘い、僕と母親と児童で工作をすることもあります。
面談の中で学習ゲームを取り入れたり、相手によっては後半勉強を教えることもあります。
ただ面談だけでなく、いろいろと活動しています。
あすなろ教育研究所
http://atuikarashi.ken-shin.net/