夢なんて、誰でも、漠然な希望から始まる
その手にできるモノは少ないけれど
勇気ともう1歩、前に進む力があれば
未来にきっと、待っている


約束なんていつも不安定
どんな些細な出来事も
見逃すわけには行かない
どんな気持ちも明日には変わっているのだから
大切にする事と、大事に思う事が違うと気づくまで
人は過ちを繰り返す
それでも、貴方は、空を見上げ
前に進む


貴方は、誰にも似ていない
貴方が、できる事は、ほかの人より
たくさんあると信じる他ない
今できる事は、きっと貴方だから
勇気を持って。自身を信じて。
かけがえのない貴方を思っている人が
いるのだから。


人はうつむいて歩いても
未来を見据えない
貴方は誰かと違うのだから
貴方が信じる貴方で居てほしい


You should be try to do best
疲れた夜でもIt rise the sun for next day
貴方を信じているのは、貴方だけじゃないから


「荷物は、あとで」


ひとしきり、言い合いも済んだ



日常茶飯事

そして、さよならと、引越し


マンションの鍵を置いて、

部屋を出る。



当分ホテル暮らしなのか、

友人に居候。




でも、なぜだろう


エレベーターで毎回思う。


いつも、なんとなく、


不満や疲れや、彼女に言いたいことを


マンションのエレベーターにおいてきたように





旅行鞄分の荷物と後悔も、


マンションのエレベーターは

運んで、送り出してくれた。




「1階です」


優しくも、愛想のない、女性の声

機械の女性の声


「言われなくても分ってる。でも、それが、大事なのか?」



ガラガラ迷惑な音


一度あけたらもうあけられない

この扉の向こうに、僕はそう思いながら扉を開けて出た。





「言いたいことを、どこかに置いてきちゃ、駄目なんだ。」



空を見上げ、38にして、なんとなく、

次はちゃんと、言いたいことを言える様に

なろうと思った。







ヒトダカリ


漢字でどう書けばいいのか分らないけど
本当にすごい人。

誰しもがもう、酔っ払っているかのように
大騒ぎ。


私は少し、こういうの苦手だなぁ・・・

渡る信号、警察官の人も大変そう

浴衣なんて、一年で何回も着るものじゃないから
少し窮屈で、でもなんていうか、
初めて着た訳でも無いのに
ビミョーに恥ずかしい



「急がないでいいから。」


やさしく手をとって、雪駄を履いた彼は、
私に合わせてゆっくり歩いてくれる


すごい音、散りばめられる火薬の光
雑踏の匂いと、独特な喧騒感


あまり、というか、
無口な彼は、今日が誕生日で
私には何も贈り物をあげることができなかった。


ごめんね、休み取るので精一杯で・・・・
月末にどうして花火大会なのか、とても憎たらしい
プレゼントさえ、用意できてない事を
いつ謝ろうか、困ったまま、ずっと一緒にいると

彼は言った。



「もし誕生日プレゼントを今年もらえるなら、
来年、また花火大会に浴衣で一緒に来てほしい」



理由も根拠もないけれど、
優しく心配そうに、そして、
ちょっと照れくさそうにして、
私の手をずっと引いて歩く彼に
この先もついて行きたいと感じた。


私は、彼が、好きだった。