与那国フィールドノート -84ページ目

今日から9月

昼休み、遊歩道の散策。

今日から9月。

フカノキは花序を伸ばし始めている

開花する10月頃からは、北からの使者、アサギマダラも吸蜜に訪れる。
与那国フィールドノート


台風11号の風がおさまった。

ようやく虫撮りを楽しめるようになった。

与那国フィールドノート

タテハモドキ。


与那国フィールドノート

翅の痛みのほとんどない夏型。

秋型を見るのは、もう少し先だ。


キールンカンコノキの葉裏にて。
与那国フィールドノート

たった今、2齢幼虫の皮を脱いだところ。




8月29日のヨナグニサン

台風11号はまったくの肩すかし。

与那国直撃の予想を大きく外れ、恵みの雨をもたらし去っていった。



与那国フィールドノート


アカギの果実も落ちることはなかった。

浴びた潮風も、雨がきれいさっぱり洗い流してくれたことだろう。

葉は枯れることなく、幼虫たちを育んでくれるはずだ。


与那国フィールドノート
フカノキに産み付けられた卵。

何事もなかったかのように、孵化の時を待つ。


与那国フィールドノート
追いかけっこをするかのように、活発に葉上を歩いていた1齢幼虫。


与那国フィールドノート
やがて葉裏に落ち着くと、卵殻を食べ始めた。

孵化後、すぐに食べるものだと思っていたけれど。


与那国フィールドノート
別のフカノキでも見つかった。


おや、おや。

与那国フィールドノート

このハエトリグモはよく1齢幼虫を食べているね。

でも、それ以上に成長した幼虫を食べているのは見たことがない。


与那国フィールドノート
キールンカンコノキには2齢幼虫が数多くついていた。

この日は終齢幼虫を見ることはなかった。


オオヒキガエル発見現場

風がだいぶ強まってきた。

ときおり雨雲が流れてきて、ひととき雨粒を落としては去ってゆく。

これなら陸上大会できたかもなあ。


オオヒキガエルの発見以来、夜は発見地周辺の探索を行っている。

島はいくらか湿り気を帯び、闇に包まれた水田地帯は、サキシマヌマガエルの合唱にあふれている。

今のところ、ボボボボボ・・・と、まるで機械音のようなオオヒキガエルの声は聞こえてこない。

姿も目撃していない。


今朝は、出勤途中にオオヒキガエル発見現場周辺の写真を撮ってきた。

与那国フィールドノート

現在、現場を通る県道は、改良工事中である。

工事は島外の業者が請け負っており、持ち込まれた重機やトラック、コンテナが並ぶ。

発見個体はこれらに紛れて侵入した、一過性の個体である可能性が高い。

しかし、ほかに侵入個体がないとは言い切れず、安心はできない。

周辺は水田が広がり、繁殖環境に恵まれている。

たとえ単独であっても、その個体がメスで産卵でもしたら、ひとたまりもない。

やがて何千という子ガエルが上陸して分散すれば、あっという間に手がつけられなくなってしまうことだろう。

先日も伝えたが、発見者は昨年8月に開催した外来生物説明会に参加しており、オオヒキガエルに対する認識を深めくれていた。

外来生物の蔓延を防ぐには、地元の人々が認識を深め、監視・通報体制を築くしか有効な手立てはない。


もしも、オオヒキガエル、シロアゴガエルなどの外来生物を発見したら、速やかにアヤミハビル館(0980-87-2440)もしくは石垣自然保護官事務所(82-4768)に連絡していただけるよう、お願いいたします。


与那国島でオオヒキガエル1匹発見 貨物に紛れて侵入の可能性(八重山毎日新聞)

http://www.y-mainichi.co.jp/news/19066/