与那国フィールドノート -65ページ目

イソフジ

いやあ、すっかり忘れていた。

11月22日、今月最も青空が広がったこの日、ふと思い出して見に行ってきた。

与那国フィールドノート

初めて見るイソフジの花。

花序の下から順に咲きあがっていくのだが、すでに頂点に達していた。

マメ科植物で、鞘が大きく膨らむ。

今後が楽しみだ。


与那国フィールドノート

おそらく漂着種子からの発芽。

春に見つけて台風が来ないかヤキモキしながら観察を続けていた。

それなのに忘れていてごめんね。

いやあ、大きくなったもんだ。


与那国では他に自生を見ていない。

台風さえ来なければさらに成長するはずだが・・・。


謎の・・・フクロツチガキ?

薄暗く湿度の高い森の中。

迂闊にも迷ってしまった。

ま、そこは小さな島。

真北に林道が通っているのは分かっているので、コンパスを頼りにトウズルモドキのブッシュを強行突破することにした。
与那国フィールドノート

足元に奇妙なモノを見つけた。


与那国フィールドノート

初めはカキ科植物の果実が落ちているのかと思ったが、そうではない。

キノコ?


まったく見当がつかなかったので植物屋の知人にメールで尋ねてみた。

するとフクロツチガキではないかとの御回答。


担子菌類のうち、子実体の内側に担子胞子を作り、キノコが成熟すると外に放出する「腹菌類」という特殊なタイプのキノコ・・・まったくチンプンカンプンだが、面白いサイトを教えてくれた。ココ→ http://www.youtube.com/watch?v=mNcvEJ4bCHc&feature=related

おお~っ!まさしくコレだっ!


コマユバチに寄生されたヨナグニサン幼虫

コマユバチに寄生されたヨナグニサンの幼虫を見つけた。
与那国フィールドノート
手前の幼虫は大丈夫であろうか。

奥に幼虫の皮膚を破って出てきたコマユバチの繭が見える。



与那国フィールドノート

コマユバチの幼虫は、ヨナグニサンの幼虫が脱皮した直後、まだ柔らかい皮膚を食い破って出てくるようだ。


与那国フィールドノート

脱出したら奇主の体は用無し。

そのうち落下してしまう。


与那国フィールドノート
11月17日にこのカタマリを採集して保管しておいたところ・・・・


与那国フィールドノート

42頭のコマユバチが羽化した。

ヨナグニサンに関する概説 東清二・金城政勝(1989)にある

ヨナグサンサムライコマユバチApanteles sp か?