与那国フィールドノート -537ページ目

コウシュンモダマ

遊歩道沿いでは森の中からコウシュンモダマが蔓を伸ばしています。

長さ1mを超すサヤをつけるマメ科の植物です。サヤの中にある豆は直径3~4㎝で硬く光沢があり、西表島などではアクセサリーやキーホルダーに加工したものがおみやげとして人気です。
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与那国島ではまだサヤをつけたのを見たことがありません。過去に採集されたものや写真を見ているのですが。今年こそは花を咲かせ大きなサヤをぶら下げてほしいものです。

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与那国島に漂着したモダマ(種子)。色や形に様々なタイプがあり、何種か混ざっているようです。

アリサンバライチゴ

アリサンバライチゴは与那国島と台湾だけに自生し、植物地理学上興味深い植物です。


アリサンバライチゴ

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花期は2~4月。実は赤紫色に熟すとたいへん甘くておいしいのですが、今年は天候不順の影響か、熟す前に落ちてしまう実が多いようです。


arisannbaraitigo あと一息!ここから赤紫色に熟す前に落ちてしまうものが多い。

リュウキュウミスジ

今日は久しぶりに雨が降っていません。快適な昼の散歩ですが、空は厚い雲に覆われ気温も低いため、昆虫たちの活動は活発ではありません。
リュウキュウミスジ
クワズイモの葉上に止まっているのはリュウキュウミスジです。

後翅が左右対称にかけています。翅を閉じた状態で天敵の攻撃を受けたものと思われます。

ふだんは翅を開いて止まる蝶ですが、夜には樹木の葉裏などで翅を閉じて休息します。そこをヤモリに狙われたのでは?と想像しました。大きさも形もヤモリの歯形のような気がします。さて、真相は?



葉裏で休息するリュウキュウミスジ