与那国フィールドノート -538ページ目

ウスバキトンボ

今日も断続的に雨が降り続き、昼休みの散歩ができません。なので4/5に撮影したウスバキトンボのことを。
ウスバキトンボ
ウスバキトンボはこのごろ数が増して来ました。

強い飛翔力と非常に速い成長速度(卵から成虫まで一ヶ月)を備えたトンボで、これから世代を重ねながら北上の旅を続け、夏には北海道にまで達します。ところが、南方系の彼らは耐寒性がないために、冬が来る前にすべて死に絶えてしまいます。

毎年繰り返されるウスバキトンボの旅ですが、温暖化の影響で出発地点(越冬可能な地点)がしだいに北上しているようです。

ヨナグニヒラタハナムグリ

ヨナグニヒラタハナムグリ
今日も細かい雨が断続的に降り、肌寒い天気です。

活動している昆虫の姿はほとんど見られませんが、ヨナグニヒラタハナムグリは、小雨ぐらいならへっちゃらのようです。体長5mm程度の小さなコガネムシの仲間で、ショウベンノキの花で花粉を食べているのが何頭も見つかります。

ヨナグニと名前につきますが、残念ながら?与那国島の固有種ではなく、沖縄島と八重山諸島の島々に分布しています。

成虫の寿命

ヨナグニサンの成虫の寿命は、♂で4~5日、♀は7~9日です。その短い生涯を、口が退化しているので食物を摂ることもなく、交尾、産卵だけに費やします。

写真は、ずいぶんと飛び古した翅(はね)のオスの成虫です。

彼は無事に役目を果たすことができたでしょうか。
ヨナグニサン♂ 4/5