与那国フィールドノート -471ページ目

アサギマダラの幼虫

渡りをするチョウ、アサギマダラ。

翅にマーキングする方法で、そのルートが調査されています。


与那国島にまで来島されマーキング調査を行っている方がいますが、11月にマークされた個体が今でもよく見られます。

与那国島は渡りの終着点なのか、中継点なのか、詳しいことは解っていません。



 そして今日はツルモウリンカにつくアサギマダラの幼虫を見つけました。

 葉裏には卵もいくつか見つかりました。


 やがて羽化する成虫はどこを目指して旅立つのでしょう。

 さらに南下するのか、春を待ち、北へ帰るのか。



ツマムラサキマダラ

 ツマムラサキマダラは1990年代から琉球列島各地に侵入し、定着に至ったチョウです。

 しかし、食樹のクワ科植物も豊富にあるのに、なぜか与那国島では定着していません。

 

 宇良部岳を散策中、ふいに上空から舞い降りてきて、センダングサで吸蜜を始めまたのがこのツマムラサキマ

 ダラの雌でした。


 チョウの数は多いものの、ほとんどアサギマダラ、アカタテハ、ヒメアカタテハの3種ばかりで飽き飽きしていた

 ところ。

 迷チョウとしては記録の多い種ですが、ハッとする瞬間でした。


 途中、すれ違った愛好家にツマムラサキマダラを撮影したことを告げると、彼もこの数日間の間に複数個体を

 見ているとのことでした。そして今の時期には珍しいタイワンアサギマダラも。


 あまり感じませんでしたが、迷チョウを運び込むのに良い条件の南風が吹いた日があったのでしょう。

アオムネスジタマムシ

 サンニヌ台より望む本日のご来光。

 いい天気になりそうですが、午後からは時々雨の予報です。




 タマムシといえば、夏のイメージの強い昆虫。

 金属光沢のある体は、夏の強烈な日差しも照り返し、活発に活動します。


 そんなイメージとはほど遠い、どんよりと雲が空を覆う小雨の降る日に、アオムネスジタマムシを見つけまし

 た。

 体の表面にある粉がまだ剥がれ落ちてないところを見ると、夏からの生き残りではなく、新しく羽化した個体で

 ある可能性が高そうです。


 しかし、夏ならすぐにポロリと地上に落下したり、飛び立ったりする行動は見られず、カメラを近づけても飛び立

 ちません。やはり、寒さにはあまり強くないのでしょう。